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美味しい「ウニ」を養殖し、その味を堪能しませんか?これで地球環境に貢献できます!

 アカモクなどの有用海藻の養殖技術について研究し、栄養源の開発や種苗用チップ開発等を行っています。その過程で、海藻を食す害敵生物として処分されているウニ類の問題に直面しました。野菜などによるウニ類の陸上養殖は行われていまが、ウニ本来の味はまだ再現できていません。我々は美味しいウニを再現します。

現在の支援総額

10,500

0%

目標金額は1,700,000円

支援者数

3

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/10/07に募集を開始し、 3人の支援により 10,500円の資金を集め、 2022/11/30に募集を終了しました

美味しい「ウニ」を養殖し、その味を堪能しませんか?これで地球環境に貢献できます!

現在の支援総額

10,500

0%達成

終了

目標金額1,700,000

支援者数3

このプロジェクトは、2022/10/07に募集を開始し、 3人の支援により 10,500円の資金を集め、 2022/11/30に募集を終了しました

 アカモクなどの有用海藻の養殖技術について研究し、栄養源の開発や種苗用チップ開発等を行っています。その過程で、海藻を食す害敵生物として処分されているウニ類の問題に直面しました。野菜などによるウニ類の陸上養殖は行われていまが、ウニ本来の味はまだ再現できていません。我々は美味しいウニを再現します。

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はじめに・ご挨拶

 皆様、お世話になります。私は、三方が日本海、響灘、周防灘に囲まれた水産県の山口県にある宇部フロンティア大学という地方大学の名誉教授(農学博士、69才)です。専門は環境化学で、水環境の保全や森林土壌の有機物質と金属との化合物に関する研究を日本およびカナダで行ってきました。現在は、「海の杜研究所」を運営しています。

 皆さんは、「カーボンニュートラル」という最近よく聞かれるようになってきた言葉をご存じですね。人類が一丸となって、2050年を目処にカーボン(二酸化炭素、CO2)量をコントロールすることで地球温暖化対策を開始していますね。

 日本政府は、2021年6月に、「2050カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」に基づき、予算、税、金融、規制改革・標準化、国際連携といったあらゆる政策を総動員し、民間企業が保有する 240 兆円の現預金を積極的な投資に向かわせることが必要で、この戦略により、2030 年で約 140 兆円、2050 年に約 290 兆円の経済効果が見込まれる。また、2030 年で約 870 万人、2050 年で約 1,800 万人の雇用効果が見込まれるとしていますね。

 それでは、グリーン成長戦略の中で謳われている「ブルーカーボン」はどうでしょう。 そうです!流石ですね。 海に吸収されるカーボン(二酸化炭素、CO2)のことです。地球温暖化問題では森林に吸収されるCO2が重要といわれていますが、海にも多量のCO2が吸収されているのです。海水そのものに吸収される量も多いのですが、光合成する海藻に吸収されるCO2は森林に吸収される量に匹敵し、地球環境保全には非常に重要なのです。

 ところが、地球温暖化により、海水温が上昇すると海藻が弱り、海の森とも呼ばれる海藻の集落(海中林)が極端に減少します。この現象を「磯焼け現象」と言いますが、最近よく話題になる社会問題ですね。海藻の集落(海中林)はCO2を吸収するばかりではなく、魚介類の産卵場所や幼魚等の生育場所ともなり、「海のゆりかご」とも言われていますので、海藻の集落(海中林)の保持は非常に大事ですね。

 さらに、海藻の集落(海中林)はウニ類やアイゴなどの食害生物によっても減少します。とくに、ウニ類は異常増殖し、大切な海藻を食べ尽しています。ウニ類は海藻を食べ尽くしても増殖する数が非常に多いために、黄色い中身(生殖巣)が育たないために、漁師さん達は、海中林を守るために仕方なく潜水などの労力を掛けてウニ類を捕獲したり,潰したりして、泣く泣く廃棄しているのです。

写真1. 「磯焼け現象」が起こっている海底の様子
(海藻を食べ尽くし、異常増殖した中身(黄色い生殖巣)のないウニが、無毛化した岩場に大量に生存している状況、日本海)

 この現状を見るに見かね、我々は、「ブルーカーボン」保持活動を他の組織とも協力して行いつつ、今回の企画では、廃棄されるウニの復活だけで無く、美味しいウニを皆様と一緒に作くろうと計画しています。


このプロジェクトで実現したいこと

 我々は、漁協、水産加工会社、建設会社、環境系NPO法人およびと大学の食物栄養学科の教員と共に、海藻の養殖技術の改善について研究し、海藻の栄養源の開発や海藻種苗用チップ開発等で海中林の中心となるホンダワラ類の新しい養殖技術の開発や海域での実証実験を行っています。

 その開発過程で、海藻を食す害敵生物として扱われて、処分されているウニ類の問題に直面しました。

 当然ながら、この無駄に廃棄されるウニを本来の美味しい状態までに生殖巣を復活させることは、水産事業者にとって祈願でもあります。この様な状況を打開するために、大学や水産試験場あるいは水産事業者は、なるべく海藻を餌として使用しないウニの養殖について知恵を絞っています。海藻を餌として使用しないのは海藻を守るのに海藻を使ってしまっては、本末転倒となるからです。陸上植物を使用してウニ類の成長を促し、黄色い生殖巣を美味しく太らせる方法を開発すべきですね。

 今、我々が寿司屋さんなどで食べているウニの多くがチリ、カナダやロシア産などの輸入物となっており、日本産のあの一寸苦みがあってとても美味しいウニを早く食べたいですね。

こんな美味しい「板ウニ」や「ウニ軍艦」が食べたいですね 我々は特に、二酸化炭素(ブルーカーボン)吸収に重要な、海藻を使わない「ウニの人工食餌」に着目し、ムラサキウニ、バフンウニ、アカウニ等の成長速度の増進、季節によらない旬を創造し、これまでにない最高に美味しい中身(生殖巣)をつくり、水産業界に旋風を起こしたいと考えています。

 ウニ類の生殖巣の育たない理由は、東北大学の吾妻先生達によれば、以下の様に調べられています。珊瑚藻から放出される化学物質(ジブロモメタン)の刺激でウニ類は異常増殖し、近隣の海藻を食べ尽くし、食べる海藻が足りなくなって飢餓状態となり、ウニの美味しい中身(生殖巣)が育たなくなるそうです。しかし、ウニには高い生命力があるため、沿岸域の海には海藻が無くなって無毛化した岩場に大量のウニが生存することになります。

 皆さんは、「キャベツ・ウニ」はご存じだと思います。ここ数年、テレビ等で話題になっていますね。神奈川県水産試験センターで開発されたウニの養殖方法で、キャベツを餌にすると甘い味のウニができるというものです。この他、クローバーやトマトなど様々な餌での試みがなされていますが、本来のウニの味や色にはなかなか到達しないようです。山口県でも数年前にトマトやアスパラガスで特産品のウニの大規模な養殖プロジェクトが進行していましたが、海藻を餌に使用しない良い餌の開発ができなくて、現在は頓挫しています。 

 我々は、ウニ類の味や色がコントロール可能な新しい人工食餌開発、地熱による海水温度の管理、滅菌処理などが出来れば、流通の利便性などを考え、陸域での美味しいウニの養殖が理想的と考え、まずは陸域屋内養殖を目指しています。


プロジェクトをやろうと思った理由

 ウニの養殖プロジェクトを行おうと思った理由は上記に既に記載しましたが、海水の管理ができれば、屋内養殖が最終形であるとも思っています。

【ウニ類の屋内養殖について】

1. 養殖海水の温度管理および水質管理

 ウニ類の屋内養殖で問題なのは、海岸域で海水を直接使用する方が合理的ですが、我々は内陸部での養殖も可能とするために人工海水を利用しています。そのためには、養殖する人工海水の温度管理および水質管理が重要になります。

 ウニ類の養殖に至適な海水温は我々の経験上、15〜25℃が良いので、この温度を維持する必要があります。現在は循環式水温コントローラーによって24〜25℃に海水温を維持していますが、今後大量に養殖する場合は地下の安定的な温度を利用してウニ等の養殖を行う計画が進行中です。地下水を用いて屋内温度コントロールを行っている企業と一緒に内陸部での養殖が可能かどうか検討を始めています。       

循環式水温コントローラー   

 水質管理については、細菌類の繁殖が最も影響しますので、循環式紫外線滅菌装置と活性炭処理装置を併設しています。現在はこの紫外線滅菌-活性炭装置による海水の滅菌でウニ類は数ヶ月間順調に養殖できています。水槽の海水中のウニの排泄物は2ヶ月に1回ほどの頻度で底の吸引排水を行うことで水質は維持できています。大量に養殖する場合には紫外線以外の滅菌方法(例えば我々が開発中の火山灰利用の滅菌方法や磁気滅菌等)も今後検討する予定ですが、循環式紫外線滅菌装置でも電気代はあまりかかりません。 

                                    

紫外線滅菌装置

これまでの活動

2. ウニの人工食餌の開発(重要)

 ブルーカーボンを保持する観点から、ワカメ、コンブ、アカモク、ヒジキなどの光合成を行う海藻をなるべくウニの餌に使用せず、陸域の野菜でアミノ酸含量の多い種類をベースにして、成長速度、味、色、形態、物理的特徴などをコントロールし、化学、食物学や栄養学の知見を利用して最適な餌を製造すべきだと考えました。

 そのためには、ウニの味を決める遊離アミノ酸、生長を促進するタンパク質、色を決める色素、海水中で安定的な形態を保ち、沈降させるためには特殊な酵素反応等を用いることが必要です。しかも、ウニ類が継続的に食すものを造る必要があります。したがって、我々はウニの人工食餌を作製する際して、次の6つの条件を満たすように独自に設定しました。

 ① ウニの味を決める遊離アミノ酸には甘み成分のグリシン、アラニン、グルタミンなど、苦み成分にはアルギニン、バリン、ロイシン、メチオニンなど、うま味成分にはグルタミン酸、アスパラギン酸などがあり、それらを組み合わせて、目的とするウニの味に近づける必要があります。現在まで、ブロッコリー、キャベツの他にアミノ酸の添加で味がコントロール出来ることまで確認しています。

   ②  至適タンパク質は、ウニの成長に寄与します。このタンパク質には植物性、動物性を含めより効果のあるタンパク質を選定する必要があります。現在まである植物性タンパク質に絞って効果があることを確認しています。

 ③  ウニの生殖巣(可食部)の色は味覚に影響を及ぼします。茶色系が入ると、なんとなく不味いと思いますよね。ウニはやはり、黄色から橙色の方が良いですね。色素は黄色野菜やビタミンでコントロールできますので、現在これらを添加して検討中です。

 ④ ウニの養殖には水温と水質コントロールが重要です。ウニの養殖に30℃以上の海水を用いると一気に弱って死んでしまいます。至適温度域は15-25℃としています。この温度を保つために現在、循環式冷却装置を用いています。これから先は温度が一定な地中養殖も視野に入れています。水質については、海と分断された陸域での養殖を考えていますので、人工海水を用いています。また、細菌類の除去に循環式紫外線滅菌装置を、溶存酸素補充は市販のバブリング装置を用いており、1年間以上ウニは順調に育っています。

 ⑤ ウニの食餌を開発する際に必要な食餌形態は、海水中で分離せずに安定的な形態を保ち、一定に沈降させるためには特殊な酵素反応等を用いてタンパク質等を結着することが必要です。しかも、ウニ類が継続的に食す形状のものを造る必要があります。これまで、試行錯誤を繰り返して、最適な酵素利用技術を開発し、保存しやすい乾燥固体の餌と海藻の様に柔らかいジェル様の餌を2種類作製しました。ウニの食圧(食欲)の強弱に応じて使い分けることがコツですね。それぞれの食餌の写真とムラサキウニの捕食の様子を示しました。



人工海水の水槽中で養殖中のウニとジェル状の人工食餌を食べている様子

 ⑥ ウニの養殖に至った本来の目的は、ブルーカーボンを保持する光合成を行う海藻の保護です。つまりウニ類が海藻を大量に食すために「磯焼け現象」を引き起こす食害生物であるが故に現在は廃棄されています。これではもったいないので、廃棄されたウニを価値のあるものに復活し、水産業と地球温暖化対策に寄与することです。そのためには、ウニの養殖に海藻を餌として使用することは本末転倒です。なるべく海藻を使用しないために容易に再生可能な陸上植物と栄養学の知識の導入で対応しようとしているのです。

 このプロジェクトでは、現在ウニの養殖で用いられている食餌(海藻のそのもの、海藻の端材、流れ藻、ブロッコリー、キャベツ、トマト等の野菜、クローバーなどの草木)と完全に異なり、粉砕した陸上野菜を基材に、酵素反応、遊離アミノ酸の種類や量のコントロール、タンパク質等の成長促進剤や天然色素などの食物栄養学で得られた知識の利用によって、食餌を作成しています。さらに、養殖用海水を汚濁せず、適度な比重を持ち海水中に均等に浮遊し、ウニの管足に容易に絡むことができる形状にすることが出来ています。 

 これまで開発した人工の食餌がウニの生殖巣(黄色い食べる部分)にどの程度効果的に働くのか、どの時期にどの程度与えられるのか、出来たウニの商品価値などを調べ、改良し、ウニ類の養殖に役立つものに必ずします。当面は、ムラサキウニを使用しますが、アカウニ、バフンウニの養殖にも挑戦を開始しています。


資金の使い道

 既に実験用水槽、冷却器材、殺菌用紫外線装置、ポンプ類、活性炭濾過装置、食餌製造用攪拌機、粉砕機、天秤、ガラス器具類は、過去に採択された公的助成や寄付および自腹で取り揃えています。今回、集まった資金は、海の杜研究所が研究開発のために現在賃借している山口県産業技術センターの実験室賃借料(7万円/月)の一部(3万円/月)、光熱水費(2.5万円/月)、研究・開発および実験材料費(2.5万円/月)、研究職員の人件費(5万円/月・人)、研究のために必要な漁協や水産試験場までの交通費(1万円/月・2人)、CAMPFIRE手数料および支援金支出者へのリターン(海産物等)に使用します。


リターンについて

 リターンは、漁協および水産加工会社と連携していますので、海産物製品の詰め合わせ(¥1,500相当)を1口として考えています。勿論ウニの養殖がうまく行けば、支援された方に優先的に美味しい生ウニをお送りすることも可能です。リターン開始は、ウニの生産が可能になれば、2023年度後半(10月頃)以降に養殖したウニをお送りします。出来なければ、提携している漁協で水揚げされた海産物あるいは協力関係にある水産加工会社がこの研究のために加工してくれる水産加工品の詰め合わせを市場価格に照らしてお送り致します。

 

開発スケジュール

 開発スケジュールは、下表に示しています。

ウニの養殖など自然環境においては1年のスパンで進行します。ウニの産卵期は、その種類、生息する緯度や経度によって異なりますが、概ね5月から8月ですので、我々の目指すウニの身(生殖巣)は3月から6月ごろに生育します。この時期の食餌の投与方法が鍵になります。我々のスケジュールでは、2023年の3月から6月に有用な食餌を完成させ、一気に成長させます。また、ウニの冷蔵や水温変化などにより、産卵時期をコントロールする研究も行っていますので、これが成功すれば一年中ウニが食せるようになります。また、地中熱の利用の先駆を走っている事業者との連携も検討していますので、養殖コストも抑えることも出来そうです。


最後に

 ウニ類の養殖は、簡単に出来そうですが、非常に難しく、奥深いものです。ウニの生命力は非常に高く、なかなか死にませんが、赤潮発生などによる酸素不足、採取用の鍵フックでひっかけたり、雑に扱って刺激を与えるとすぐに死んでしまします。また、水槽で飼育する場合には海水の水質条件が悪いと長持ちしません。ウニ類には、俗に言う、心臓や脳はありませんが、管足が発達しており、餌は取捨選択します。それ故、ウニの食餌開発には養殖事業者が苦労している訳です。ウニ類が好んで食す食餌の開発において、カーボンを吸収する海藻を食餌原料としないなど、ブルーカーボンを意識(海藻を守る)し、陸上野菜をベースにタンパク質、アミノ酸、色素等をコントロールし、天然物より美味しくてきれいなウニを養殖することが理想です。これまで、ウニとフグで有名な山口県下関市の漁師さん、水産加工会社、建設会社の皆さんや大学の食物栄養学科の研究者達も応援してくれています。皆さんも是非とも応援下さるようお願い申し上げます。

 今回のクラウドファンディングは、ウニの食餌開発のプロジェクトですが、我々は別に海藻そのものの養殖活動も行っていますので、水産関係者の経済発展(SDGs8,14)と連携します。駆除されるウニを養殖することは、日本の水産業の発展ばかりでなく、二酸化炭素を吸収・保持する海藻を増やす取組(SDGs13,14)になりますので、グローバル規模の地球環境保全に寄与できるというものです。皆さん、美味しいウニを食べて地球温暖化対策に貢献しましょう。そして、ウニと海藻が共存できる海をつくりましょう。貢献するSDGs

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

支援に関するよくある質問

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