ジュラルミン削り出しのキーケース「DURA-KEY」　東京の町工場発プロダクト

DURA-KEYのデザインを担当させていただきました、Caro inc.の山口です。
多くの皆様にご支援いただき、とても嬉しく感じております。
ありがとうございます。

中興社製作所の中村社長から、量産版DURA-KEYの「ボルト」の写真が送られてきました。

ジュラルミンを旋盤で精密に削り出すことで造り出されるこのボルトは、大切な鍵を保持する重要な役割を担っています。
また、ユーザーはボルトを指で押すことで鍵を取り出します。
加えて、ボルト表面の美しい削り跡（＝スピン仕上げ）は、DURA-KEYの外観上の大きな魅力の一つにもなっています。

このように、ひとつのボルトが複数の役割を担っているのも、DURA-KEYのデザインの面白いところだと思います。

ボルトには、この後アルマイト処理が施されますので、スピン仕上げはもう少し落ち着いた表情に変わります。

量産に向けて着々と準備が進むのを見ていると私自身もワクワクしてきます。

引き続き、残りの期間もどうぞよろしくお願い申し上げます。