●はじめに・ご挨拶
はじめまして!新潟大学創生学部3年、「ツナゲアイプロジェクト実行委員会」の白石道成と申します。「新潟」といえば米・海・日本酒…。では私たちが活動している「新潟市西区」の良さといえば何でしょう?
私たちは新潟県新潟市西区の大学生や企業、地域に暮らす方々のつながりをさらに強くするため,2022年4月から大学生有志3名と新潟ろうきん新潟西支店、株式会社フジ・クリエイティブセンターの協働でツナゲアイプロジェクトを開始しました。本年度のツナゲアイプロジェクトの前段の活動として2021年10月,11月に2回開催したワークショップでは,普段無意識に感じていた地域特有の良さとして,「坂道の景色や夕焼け」「地域の温かいお店」「子どもの笑い声」が挙がりました。ツナゲアイプロジェクトでは,社会人も学生も一緒になって,自分達が暮らす新潟市西区を中心に地域をつなげる取り組みを考えています。
これまでに,お互いが地域のことを知るための多世代参加型ワークショップ(企業・自治体・学生参加),地域に暮らす方々の生活を知るための地元スーパーとの座談会や,地域福祉の現場で活躍されている専門家や民生委員さんから学ぶ勉強会,を企画・実施してきました。
本プロジェクトでは、私たち大学生が中心に新潟で絶大な人気を誇るシェフに協力いただき,地元農家の野菜を使ったお弁当を開発し、地域にお弁当を届けることで,対話が生まれる場を創ります!
●地域住民のつながりのきっかけになる「弁当開発」
新潟の生産者,シェフ,学生の想いがつながった「美味しいお弁当」を地域に届けたい!このお弁当を通じて,いろいろな世代の方々が,何気ないおしゃべりや交流する機会を創るお手伝いをしたい!
私たちがお弁当を届けたい人々は,一人世帯の高齢者(高齢シニア世代コミュニティ),居場所を必要としている子どもや若者(例えば,子ども食堂)です。【新潟市西区の現在と私たち大学生にできること】で詳細を述べますが,私たちができることはほんのわずかです。一部の方々にでもいいので,私たちが直接,地域の皆さんにお弁当を届け,対話することで,交流のきっかけになればと考えています。
弁当開発にご協力いただく方々は,新潟の食のスペシャリストの皆さんで,これまでも学生の学外実習や食に関わる大学生のイベントでお力添えいただいています。
メニュー開発は新潟の食に精通した食文化プロデューサー、
SUZUGROUPオーナーシェフ鈴木将さん
食材はツナゲアイプロジェクトの活動拠点でもある新潟市西区の地元農家、
農業生産法人melON株式会社(https://akatsukashuraku.stores.jp/)
株式会社すずまさ農園
(https://www.suzumasa-farm.jp/)
にご提供いただきます。学生の想いだけではなく,作り手の想いや住民の皆さんへの願いも込めたスペシャルなお弁当をお届けします!
●新潟市西区の現在と私たち大学生にできること
2022年4月から始まったツナゲアイプロジェクトですが,その背景には,新潟特有の天候も関係しています。日本海側に位置する新潟県では,雪が頻繫に降るため家周りの雪かきをしなくてはいけません。雪かきは一人でやるよりも誰かと協力した方が簡単ですが,ご近所に声をかけるのはハードルがあります。こうした時こそ,普段からの「つながり」があればお互いを支え合うことができると考えています。地元の方だけではなく,普段地域活動と関わりの薄い大学生も,いざという時にお互いが気を遣いあえる関係性が必要です。
そんな「つながり」の重要性を知り,まずは「自分達が暮らす地域を知ろう!」という想いで活動をスタートし、これまでに私たちは,地元スーパー,社会福祉,自治体,企業,それぞれの現場で活躍される皆さんからお話を伺いました。
普段生活しているだけではなかなか気づくことができませんが,新潟市西区は「くろさき茶豆」「べにはるか」といったご当地野菜など,食の豊かさに溢れています。地元スーパーとの座談会では,朝どれ新鮮野菜の提供や,安くて美味しい自慢のお惣菜を来店者層に合わせて提供されているとお聞きしました。普段なかなか気づけなかった,工夫や思いやりに,私達は支えられているのだと感じました。
一方で,社会福祉協議会,民生委員の方との勉強会では,自治体を含め,新潟市西区に深刻な地域課題がある事を知りました。それは、一人世帯高齢者の孤独と,若者の孤独問題です。新潟市(約77万9千人,2022年9月1日現在)は政令指定市ですが,年々人口が減少しています。そのなかでも新潟市西区の高齢化率(65歳以上人口の割合)は,なんと30%です(2022年3月31日現在)。
そこで,私たちは「つながり」を生み出すための場づくりとして,住民の方々が慣れ親しんでいる地元農家の野菜を使って何かできないかと考え,お弁当開発・配付に至りました。本プロジェクトの始まりは,「私たち自身が地元のことをもっと知らなければならない」ということでした。今は,これまで自分たちが聞いて,学んで知ったこと,そしてこれから出会う農家さんやシェフの想いを「お弁当」に込めて,より多くの地域の方に伝えたいという気持ちがあります。こうした想いが詰まったお弁当を,ご高齢世帯の方に直接配って,私たちの想いを伝えることで新たなつながりが生まれると考えています。お弁当を受け取った方々をはじめ、地域住民の皆さんが農家に対して、私たち大学生に対して繋がりを意識してもらえるようになりたいと思っています。そして毎年冬に雪が降る頃に、その繋がりを思い出してほしいのです。
●私たちが目指すお弁当
私たちが目指す「お弁当」は、新潟野菜の素材を活かして、若い方からご高齢の方まで、どなたにも美味しく食べて頂けるものです。食材の持つ可能性を最大限に活かした調理法で,食べる人に新しい体験を提供することで,多くの人の会話や交流が生まれる願いが込められています。
今回協力いただく『株式会社すずまさ農園』、『農業生産法人melON株式会社』は,それぞれものすごい探究心で野菜作りをされています。近年,『農業生産法人melON 株式会社』は大きく変化する気候にも柔軟に対応しながら新しい栽培方法にチャレンジしたり,『株式会社すずまさ農園』はこだわりの野菜へのブランディングを進め,独自の販路を開拓したりと,私たち消費者が普段は目にすることができないお話をうかがいました。
私たちの想いと農家の想いを織り込んだお弁当は、鈴木将さんにプロデュースしていただきます。鈴木将さんとのお弁当の打ち合わせでは、これまでの活動についてお話しながら、お弁当のコンセプトを相談し、農家の野菜を驚くような調理法で提供する案なども生まれました。
出来上がるお弁当に今からワクワクがとまりません!
今後、詳しいメニューの内容を活動報告にて随時お知らせいたします!
●これまでの活動
私たちは「ツナゲアイプロジェクト」として、地域の企業や住民の皆さんが新潟市西区について学べるワークショップや座談会の開催、「地域の茶の間」「体操の集まり」等への訪問の企画を行っています。
ワークショップでは、新潟市西区が住民の方々のより快適な生活のためにどのような取り組みを行っているのかを勉強する会や、より快適な生活を送るための意見交換会を実施しました。座談会では、地元の企業が新潟市西区の住民の方々と繋がりを強めるための意見交換などを実施しました。
6月開催「地元スーパー様との座談会」
7月開催「にいがたユニバーサルまち歩き様との交流会」
8月開催「支え合いについての勉強会」
また、今回のプロジェクトをきっかけとして、現在は地域にある高齢シニア世代の交流の場である「地域の茶の間」「体操の集まり」等に訪問する企画も立ち上げています。
「地域の茶の間」とは、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるまちの実現を目指し,支え合いのしくみづくりを進めるためのご近所同士のふれあいをつくる地域交流の場のことです。
活動報告にて今後の活動も随時更新します。ぜひご覧ください!
●資金の使い道
皆さまからいただいた大切なお金は、お弁当開発とお届けするための費用として大切に使用いたします。内訳は以下の様になっています。
【お弁当開発・製造費 40万円】
・お弁当開発・製造委託
・食材、弁当箱・割りばし等購入
【弁当配付移動費 1万円】
【PR関連費 5万円 】
・チラシ制作等
【諸経費 12万円】
・リターン品、送料、その他費用
【キャンプファイヤー手数料 約12万円】
・17%の場合
●リターンについて
リターンの「お弁当引換券」によるお弁当のお渡し、「お弁当お届け」につきましては12月中旬頃を予定しております。お弁当のお渡し場所については、新潟市西区を予定しております。詳細決定後、あらためてご支援いただいた方に活動報告等にてご案内させていただきます。
<プラン>
●2,000円 お礼のメール送付
●3,000円(限定100個) お弁当引き換え券1枚(新潟市西区でのお渡しを予定)
●6,000円(限定20セット)農業生産法人melON株式会社 情熱野菜セット①
●10,000円(限定15セット)農業生産法人melON株式会社 情熱野菜セット②
●6,000円(限定20セット)株式会社すずまさ農園「こだわり野菜セット」①
●10,000円(限定15セット)株式会社すずまさ農園「こだわり野菜セット」②
●20,000円(限定30セット)お弁当のお届け(法人・団体様向け限定)
お弁当10個で1セット。新潟市内であればどこでもお届けします。
詳しくはリターン詳細をご覧ください!
●実施スケジュール
11月下旬 お弁当内容に関する打ち合わせ
11月中旬 農家訪問
11月中旬~ お弁当開発期間
12月上旬 お弁当完成
12月中旬~ お弁当お届け、引換券によるお渡し
●最後に
私たちは新潟市西区の大学生と繋がりを必要としている住民の皆さん、そして地元農家との間に新たな繋がりを作るためにお弁当を地域の皆さんに届けたいと考えて今回のプロジェクトを立ち上げました。人と人との間に強い繋がりを生み出すためには思いを伝えることが大事だと思っています。特に今回のプロジェクトでは私たちや地元農家の思いを住民の皆さんに伝えることが大事であって、そのためにお弁当があります。皆さんの助けがあれば、ここ新潟市西区で新しいつながりが生まれると私たちは信じています。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
株式会社フジ・クリエイティブセンターはツナゲアイプロジェクトのメンバーであり、プロジェクトオーナーとしてサポートしております。
最新の活動報告
もっと見るお弁当配付当日!お弁当に詰まった私たちの想いを地域の皆さんに届けました!
2022/12/16 11:11こんにちは!ツナゲアイプロジェクトオーナーの白石道成です。12月13日、ついにお弁当の配付を実施しました!お弁当をお渡ししたのは新潟市西区の地域コミュニティである、ろう²きん²体操、広通江の茶の間、西新町火曜サークルで活動されている皆さまです。配付の際には地域の皆さまと交流しながら、お弁当にこめられた想いを伝えることが出来ました。お弁当の名前は「つい誰かに話したくなる!まるごと冬野菜弁当」です。メニューは下の画像の通りです!お弁当プロジェクトのオーナーとして、ここまでたどり着くことが出来たことに安心するとともに、ご協力と応援いただいた方々全員に感謝の気持ちで一杯です!また同日には、このプロジェクトに支援いただいた皆さまへのリターンのお弁当の引き換えと、配達をさせていただきました。ご支援いただいた皆さま、ありがとうございました!とても美味しく出来上がったお弁当ですので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。12月17日もリターンのお弁当引き換え日ですので、そちらの日程でいらっしゃる方もお待ちしております! もっと見る
リターンのお知らせについて② ~お弁当リターン関連~
2022/12/06 09:04こんにちは!ツナゲアイプロジェクトオーナーの白石道成です。一カ月のクラウドファンディング募集期間を終え、ついにお弁当のお届けというところまで差し掛かってきました。皆さんの応援とご支援のおかげでここまで進むことが出来ました。本当にありがとうございます!【お弁当引き換え券1枚】と【お弁当のお届け】をご支援いただいた皆様にお知らせです!先日の活動報告「リターンのお知らせについて」でお伝えさせていただきましたが、12月3日(土)のクラウドファンディング終了後にリターンのお弁当のお渡しに向けた日程確認のアンケート(Googleフォーム)をCAMPFIRE内メッセージにて送信致しました。お手数ではございますが、メッセージ内URLよりアンケート回答のご協力をよろしくお願いいたします。アンケートの期間12月7日(水) 23:59まで※期間内にご回答頂けていない場合、催促のメールを送らせていただく場合がございます。リターンのお弁当には、プロジェクトに関わった様々な人たちの思いが詰まっています。お渡しの際にはその想いが分かるリーフレットも同梱させていただきますのでお楽しみに!クラウドファンディングは終了しましたが活動報告はまだまだ続きます。今後とも応援よろしくお願い致します! もっと見る
クラウドファンディング募集終了と、今後のお知らせです!
2022/12/05 09:14こんにちは!ツナゲアイプロジェクトオーナーの白石道成です。12月3日、私たちツナゲアイプロジェクトのクラウドファンディング募集期間が終了しました!皆さんの応援とご支援のおかげで、募集最終日に目標達成することが出来ました!新潟市西区で暮らす人たちと、そこで活躍する大学生や農家さん、シェフの間に「つながり」を作りたい!という想いのもとで、プロジェクトは実行に向かって進んでいきます!これまでご支援、応援いただいた皆様、皆様のおかげで私たちのプロジェクトを実行の段階に移すことが出来ます。感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました!ここからはご支援と応援いただいた皆様に向けて、今後についてのお知らせです!【活動報告】プロジェクトの実行まで定期的に投稿いたします。今後ともぜひご覧ください!【各種リターン情報】12月上旬からメールや活動報告を利用してお知らせしていきます。 もっと見る
コメント
もっと見る