昨日12月20日、「露の団姫 チャリティー落語会」を開催いたしました!トークは、団姫さんの高校時代の体験から女性の権利の話まで多岐に渡りました!昼の部・夜の部ともに盛況のうちに終わり、実りのある会となりました。
クラファン の付いた活動報告
神戸学生青年センターの大和と申します。六甲ウィメンズハウスプロジェクトに多くの賛同と御支援を頂き、ありがとうございます。学生青年センターでは1995年の震災以来、被災した留学生のための六甲奨学基金が創設され、兵庫県内の主にアジアの留学生に対する奨学金の支給を毎年行っています。同時に、多くのボランティアの力を借りながら、基金の一環として「古本市」や「日本語サロン」を開催しています。このような留学生支援事業を通して、私も毎日のように留学生・在日外国人の皆さんと接しています。最近ではコロナ禍で減少した兵庫県下の留学生の数も戻り始めて嬉しい反面、彼らが見せる笑顔の裏では、生活・学びにおける数々の困難に直面している現実があると推察します。安心できる住まいを確保することだけでも並大抵ではないと感じることが多い毎日です。神戸学生青年センターは1972年以来、六甲の地において「平和」「人権」「環境」「アジア」を主なテーマに、多くの留学生や市民団体と共に「開かれた出会いの場」として今年で50周年を迎えました。そして、六甲ウィメンズハウスという多様な文化、世代、民族、宗教の女性たちと子どもたちが共に生活する、新たな「出会いの場」がこの六甲の地でもう1つ誕生しようとしています。ウィメンズネット・こうべ様との共同事業として、学生青年センターがこのプロジェクトに関わらせて頂くということは大変光栄に思いますし、私自身も完成を心待ちにしています。しかし、施設の改修工事等、現実として様々な課題がまだまだ残されており、プロジェクトの実現には、もう少し皆さまの御支援と御協力が必要です。残り少ない日数となりましたが、どうか最後までよろしくお願い致します。
年に一回、世の中に役立つことができないかと、チャリティーマーケットを開催している「ちくちくチャリティーマーケット」の皆様。今年のチャリティーマーケットは、12月18日(日)~12月19日(月)に開催されます。ちくちくチャリティーマーケットの皆様には私たちの事業をとても応援していただいていて、今回の収益は「六甲ウィメンズハウス」開設のため寄付されることになっています!~イベント情報~日程:12/18(月)-12/29(火)各回 12:00-17:00場所:MORISS 神戸市灘区八幡町2丁目10-11 メゾン六甲 403連絡:TEL 078-855-4616 お近くにお住いの皆様、よろしければぜひお越しください!ちくちくチャリティーマーケット様、インスタグラム:https://www.instagram.com/cicucicu_market/
先月末、神戸市企画調整局より3名の職員の方々が六甲ウィメンズハウスの現地訪問に来られました。職員の方は、土木の専門家・建築の専門家といった専門的知識がある方々でしたので、建物の構造をしっかりとチェックなさった上で、「コンクリート壁で支えられた、とてもしっかりした構造の建物」「コンクリートの要塞」「当時としては大変贅沢なつくり」と、頑丈さについては太鼓判を押していただきました。職員のうちのおひとりはシングルマザー支援団体に関わった経験のある方とのことで、「保証人がない」などのシングルマザーの悩みをよくご存知の方でした。また、来られた3名とも、事前に各地のシングルマザー向け居住支援施設について調べてきておられ、「全国的にみても先駆的で、意義のある素晴らしい取り組み」「神戸市としてもできるだけの協力をしたい」と、有難いお言葉をいただきました。
皆様、ご支援いただき本当にありがとうございます!六甲ウィメンズハウスのInstagramでもご報告いたしましたが、先日、六甲ウィメンズハウスプロジェクトに企画協力してくださっている「人・まち・住まい研究所」さんにて「フロアプラン会議」を行いました。六甲ウィメンズハウスは、プライバシーの守られた居室となりますので、お風呂やトイレなどはもちろん各部屋に設置します。3・4階は各居室となり基本的にはプライベート空間が並びますが、2階部分には共用スペースを設けます。六甲ウィメンズハウスにとって、重要であり特長であるのが2階の共用部分です。現在の予定では、子どもたちが伸び伸びと遊べるキッズスペース、キッチン付きのほっと一息つきながら多世代・多世帯が交流できるリビング、キャリアアップや資格取得に向けて勉強ができるワーク&スタディルームといった、六甲ウィメンズハウスに住まわれる方々が快適に過ごせられるようなコモンスペースを予定しています。今回の会議では、特にこのコモンスペースについて重点的に話し合いました。2階部分は支援者と居住者の交流の場にもなり、相談の場にもなり、見守りの場でもあります。そのため、どのような支援を六甲ウィメンズハウスで提供できるか?といった、単なる間取りや共有スペースの利用方法の話にとどまらず、六甲ウィメンズハウスの運営にまで話は広がりました。共有スペースは、六甲ウィメンズハウスの“顔”であり、居住者の快適さ・次へのステップアップに密接につながります。引き続き話し合いを重ねていきたいと思います。