金沢には加賀野菜という伝統野菜があります。
いろいろあるのですが、ご存知の方は加賀野菜といえばまず何を思い浮かべますか?
私は小坂蓮根をまず思い浮かべます。
波自加弥神社に向かう道中にもありました花園八幡町のレンコン畑!
とても青々していて清々しいです。
そして1本だけ花が咲いていました!
蓮の花ってキレイですよね!
そして蓮の花に見とれていたら、なんだか、、、あっ、怪しい物体が、、、
なんじゃこりゃあああ!!! 異物感がすごいい!!
カマキリの卵にしては大きすぎる。握り拳ほどの大きさのこの物体は、よくよく調べてみるとモリアオガエルの卵だそうです。生態が面白いカエルですので興味があるかたは検索してみてください。
この泡はオスが後ろ足でかき回してつくるそうで、いわばカエルのメレンゲです。
なぜ他のカエルと同じように水の中に生まないんだろうと思いますが、どうやら捕食者から身を守るためだそうで、孵化したオタマジャクシはある程度の大きさになるまでこの泡の中にいて、時期がきたら水にダイブするそうです。
珍しいものをみたなぁと思っていたら、また珍しいものを発見!
黒くて蝶みたいに飛ぶこのトンボはカミサマトンボ!
金沢ではこういう言い方をしますが、みなさまの地域では何て呼んでいますか?
なんか極楽トンボって言い方もあったような気がします。
そんなこんなでたどり着いたのが、
波自加弥神社(はじかみじんじゃ)!
息絶え絶えに、ながーい階段を上がっていくと、、、(まずい痩せそう、、)
本殿がありました!苔蒸してて歴史を感じる神社です。
ここに参ると料理の腕前も上がるそうですよ!しっかりお祈りしました!
はじかみとは生姜や山椒、ワサビの古名のようです。
はじかみ大祭という生姜のお祭りもやってます。 八百万とはいいますが香辛料の神様ってのも面白いですね!珍しいですね!
神武天皇のはじかみにまつわる歌がありました。
見た時はなんのことかサッパリだったのですが、調べてみると古事記にでてくる歌で東征中に詠まれたもののようです。
意味は、
いさましい久米の者どもの(神武天皇に従った軍隊)、陣営の垣の下に植えた山椒。その山椒じゃないが、口がひりひりするような恨みを俺は忘れないぞ。やっつけずにおるものか。
というI shall return的な感じの歌のようです。
調べ切れていないのですが、長髄彦との戦いで兄を亡くすほどの被害が出たときに詠まれたものかもしれませんね。神武天皇の東征を諦めない意気込みを感じます。
おまけ はじかみ神社にはこんな伝説もありました!
なんとこの獅子はいまだに金網にかけられているそうです!面白いですねー!不思議ですねー!
あと山にある本殿と、お札などが貰える社務所は結構離れたところにあるのでご注意くださいね。