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ふるさと納税型クラウドファンディング挑戦中 DAY20(あと18DAYS)
おはようございます。
皆様のあたたかい愛の応援で、2,015,000円/61人まで到達することができました!
本当に心から感謝申し上げます。ありがとうございます。
さらに、ネクストゴール333も目指していきますので、引き続き、応援・拡散をどうぞよろしくお願いいたします。
キッチンスペース・休憩スペースの確保で、さらなるファームの充実を目指します!
今日の小話は、「リハビリファームでは、ストーリーが大事」
病院の患者さんや、デイケアの利用者さんには、昔から畑仕事をしていた方が多いのですが、腰やひざが痛かったり、体に障がいがあって畑仕事が出来なかったり、病気や障がいがなくても転倒など心配して家の人に止められているという話をよく聞いていました。
また、除菌社会になったことで、土や植物に触れる大切さがより強まっていると感じていました。土いじりをすると、大人も子ども楽しくなり、元気になります。
当法人では、生活の中に緑を取り入れて、植物の世話などを通して、利用者さんも安全に関われる環境作りをしたいと考えて、リハビリテーションに園芸療法を取り入れ始めました。
昔は農業をされていた方も多く、久しぶりに土に触ったと喜ぶ方、毎日の日課として役割ができた方、毎日、植物の成長を見に行く楽しみができて生きがいになった方、離床のきっかけになった方など、様々な素晴らしい効果が見られました。
そのことから、「農」を通じて、患者さんだけでなく、子どもから高齢者まで、地域の方ともみんながつながれるような、病院発みんなの畑を作りたい、と思うようになりました。
自然は最高の共生モデルです。農はその自然と人との関係を作り、食事は体と心の関係を作ります。そんな当たり前のことを現代人は忘れかけている気がしています。そんなことを思い出させてくれる場所が病院の中にある意義は、大変大きいものだと感じています。
みんなの畑になるためには、車いすの人も歩行器や杖を突いている人も作業ができる畑が必要です。そのためにレイズドベッドを使用しました。レイズドベッドとは、床面を高くした花壇のことです。
車いすが横向きになって、作業を行える2段と、歩行器の人や杖をついている人が、寄りかかって作業が行える3段をつくりました。車いすや歩行器で作業しやすいように通路を広くし、また介添えの人の立ち位置も考えながら間隔をあけました。
リハビリファームでは、患者さんや利用者さんが使い勝手を考えて、既製品は使わず、状況に合わせて変化に対応できるように、資材を用意してDIYで作りました。レイズドベッドの周りに敷かれた穴あきマットは車いすでも畑を行き来するため。車輪が滑らず、強度的にも安心なマットを車いすが並んで通るように敷いてあります。
リハビリファームは、コミュニケーションをとることを目的にしています。珍しい野菜や香りを楽しめるハーブ、また料理ができるもの、アンチエイジング効果のある野菜なども定植してあります。農を通して話題が増えたり、感動したり、明らかにみんなに変化が生まれ、生きがいになっています。
こんな、リハビリファームを通じて、これからもたくさんの素敵なストーリーが生まれますように。
今後とも応援をよろしくお願いします。