2024年4月21日に行われました「光ヶ丘病院さくらまつり2024」には、おかげさまで、400人以上の皆様にお越しいただき、盛大に行うことができました。心から感謝申し上げます。ご参加いただきました皆様、ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。昨年、国宝瑞龍寺で行った「ヒカリズム」の再演、高岡銅器のドラムサークルでは、参加者の皆様と一緒に音とリズムで繋がることができ、会場が一体感に包まれ感動的でした。また、14の体験ブース、リハビリファーム、ステージ、出店、ビンゴ大会などもたくさんの方で盛り上がりました。チャリティバザーの収益金とチャリティ募金は、皆様の温かいご支援により、146,718円に達しました。令和6年能登半島地震災害義援金(富山県被災者支援分)に寄付させていただきました。ご協力誠にありがとうございました。これからも、紫蘭会 光ヶ丘病院は、子供から高齢者まで、障がいあるなしに関わらず、居心地よく繋がることができる場所、地域に開いた病院を目指して、取り組んで参ります。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。2024年4月吉日 光ヶ丘病院さくらまつり実行委員会一同オープニング「ひふみ祝詞」:久乗おりん(久乗編鐘 )と納村真紀子さんの歌と松井千代子先生のピアノにて光ヶ丘病院 理事長 笠島學 挨拶瀬川ゆうき県議会議員様 挨拶松井千代子作詞・作曲「天女〜瑞龍のこだま」歌(納村真紀子さん)・久乗編鐘 (新藤悠子)・ピアノ(松井千代子先生)の演奏とリハビリ新人10名の手話ダンスのコラボレーション株式会社 山口久乗 山口敏雄会長による久乗編鐘 <きゅうじょうへんしょう>の解説デイケア光ヶ丘利用者による「能作の鐘」の演奏 「春の小川」株式会社能作 能作千春社長 挨拶ステージでの高岡銅器の音比べ※高岡銅器(左から):「能作の鐘」(株式会社 能作の「風鈴」の楽器)・「久乗編鐘」(株式会社 山口久乗) ・銅鑼(株式会社 宮津商店)・おりん(有限会社 シマタニ昇龍工房)※人物(左から):能作克治会長・能作千春社長・山口敏雄会長・新藤悠子・宮津幹枝・折井宏司社長(有限会社 モメンタムファクトリー・Orii)(敬称略)会場みんなで高岡銅器入りのドラムサークルさくらまつり実行委員長(リハビリテーション科部長)新藤悠子 挨拶モメンタムファクトリー・Oriiさんの折井ブルーのお着物を着用させていただきました!ハッピースマイルコンテスト表彰式全国から133作品集まり、15協賛社の皆様にたくさんの賞品をご提供いただきましたありがとうございました!!!富山大医療系サークル「虹の鳥」のぬいぐるみ病院体験ブース手のリハビリ(作業療法)体験ブース福祉用具体験ブース臨床美術体験ブース高岡銅器制作体験ブース似顔絵体験ブース (by富山大学芸文学部学生)アロマセラピー体験ブースメイクセラピー体験ブース高岡銅器音比べリハビリファームでの金魚すくい丸五商店のビー玉コロコロ吉がけ牧場のヤギ あすかちゃん も来てくれましたリハビリファームでの定植体験も出店も大賑わいでほぼ売り切れたそう(じゅんこごはん・Makana pizza・sweet smile・ココリスcoffee・仁光園・小麦の奴隷・もやいこ・らい・丸五商店)独楽ちゃんとひかり獅子の仲間たちフィリピン出身の病棟スタッフによる歌唱とダンス大正琴謡と仕舞ジュニアコーラスCOLORSみんなで合唱「花は咲く」「上を向いて歩こう」会場は大盛り上がりビンゴ大会光ヶ丘病院副院長 新藤恵一郎 挨拶ハッピースマイルコンテスト作品展全国から133作品集まり、15協賛社の皆様に賞品をご提供いただきましたありがとうございました!!!素敵な作品は、追ってご紹介します。
ヒカリズム の付いた活動報告
国宝瑞龍寺で「ヒカリズム2023~医と禅と芸術の融合」を2023年9月9日、重陽の節句に開催いたしました。開催に先駆け、仏殿で奉納舞踊。31世瑞龍寺住職 四津谷道宏様のお立ち会いのもと、「天女」を披露させていただきました。久乗おりんと美しい歌声、ピアノの音色が仏殿いっぱいに響き渡り、天女の創作舞踊は、まるで空を飛んでいるような、とても美しい舞。素晴らしい奉納舞踊になりました。→動画はこちらから第1部 トークセッション「医と禅と芸術の分野から、音楽・アートの新しい可能性を探る」◆座長・新藤恵一郎 光ヶ丘病院リハビリテーション科部長◆パネリスト・新藤悠子 光ヶ丘病院リハビリテーション科部長「病院での音楽とアートの実践〜ひかりプロジェクト」 ・藤井進也 慶應義塾大学環境情報学部 准教授 「音楽と心身の健康」・岩波久威 西方病院神経内科部長 「音と色と脳」 ・四津谷道宏 31世瑞龍寺住職 「禅と音・リズム」 山本県議会議長様、角田ゆうき高岡市長様にもご挨拶いただき、ありがとうございました。大茶堂には、入りきらないほどの方がいらして下さり、熱気に包まれていました。トークは大変興味深かった!という声が多数でした。ご参加いただいた皆様、暑い中、本当にありがとうございました。第2部 芸術鑑賞 おりんと創作舞踊 「瑞龍のこだま~いにしえと未来を繋ぐ音」作詞・作曲 松井千代子(キャスト)ピアノ 松井千代子、 歌 納村真紀子、 舞踊 岩波佳江子 おりん 新藤悠子山口さんには久乗おりんについてお話しいただきました。久乗おりんは音階になっていますが、どの音を奏でても調和していくので、不協和音にはなりません。ひかりプロジェクトの目指す、「子どもから高齢者まで垣根を超えてみんなが居心地よくつながる世界」に繋がりました。第3部 リズムワークショップリズム(ドラム)サークルとは?参加者が輪になって即興の打楽器のアンサンブルを奏でます。ヒカリズム2023では、それにさまざまな高岡銅器を組み合わせました。→動画はこちらから参加者は、小さな子から高齢者まで、150名以上の大きな輪ができました。ファシリテーターと呼ばれるガイド役は松井千代子先生。手の動き、目の動き、指の動きでみんなをリードしていきます。自己への気づきや創造性・自主性、またコミュニケーション能力の向上、ストレスケアなどの効果の他、心身のバランスをとりやすくなると言われているドラムサークルの高岡銅器バージョンとなりました。ひかりプロジェクトのコンセプトである、垣根を超えてみんながつながる、一体感を最後に感じていただくクライマックスです。瑞龍寺という高岡の誇る素晴らしい場所で、さまざまな高岡銅器を用いて高岡を発信しながら、参加者の皆様に体験していただきました。高岡銅器は、宮津商店さんの銅鑼、能作さんの風鈴やハンドベル、シマタニ昇龍工房さんからはおりん、山口九乗さんからは、九乗編鐘をご提供いただきました。又、新藤悠子と司会の工藤優子さんが着ていたお着物はモメンタムファクトリー・オリイさんの高岡銅器の着色のものでした。松井先生のリードのもと、どんどん夢中になっていき、皆様で一体になり大いに盛り上がりました。国宝瑞龍寺という素晴らしい場所で、2023年9月9日に集まっていただいたメンバーでのリズムサークル、大変心に響く素晴らしい時間となりました。ご参加いただきました皆様、素晴らしい時間を共有していただき、本当にありがとうございました。ご後援していただきました、北日本新聞や富山新聞、Yahoo newsにも大きく取り上げていただきました。ありがとうございました。また瑞龍寺の長い回廊には、当法人で作成された患者さんやお子さんの臨床美術の作品がずらりと並びました。このヒカリズムは高岡市民共創チャレンジ事業の補助金を使って実施しました。高岡銅器を医療や予防、介護において活用していけたらと思います。この「ヒカリズム 2023」はたくさんの皆様のサポートのおかげ様で大変素晴らしい会となりました。この場をお借りしまして、心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
芸術の秋、国宝瑞龍寺にて「音・リズム・響き」をテーマにしたイベント「ヒカリズム2023」を開催します皆様のご参加をお待ちしていますヒカリズム 2023〜医と禅と芸術の融合〜日時 9月9日土13:00〜16:00場所 国宝高岡山瑞龍寺(大茶堂) 富山県高岡市関本町35入場料 拝観料のみ(大人500円/中高生200円/小学生100円)第一部トークセッションでは、ドクター・脳と神経科学の研究者・瑞龍寺住職と、「音楽とアートの新しい可能性を探る」というタイトルで、専門分野の音楽や音(リズム)を用いた研究や医療での効果、また禅と音楽との関係性など、音楽が体や心、脳に及ばす効果などのお話をしていただきます。第二部では、瑞龍寺仏殿の天蓋の中に描かれている天女をモチーフに、音楽と踊りで表現します。おりんの響きが、瑞龍のこだまとなり、いにしえと未来を繋ぎます。美しいおりんの響きと優雅な歌声と素敵な舞のハーモニーをぜひお楽しみ下さい。第三部では、伝統工芸都市、歴史ある高岡ならではの、高岡銅器のおりんや鐘、銅羅を使った参加型のリズムセッション。音の響きが体や心へどのような影響をもたらすのか?実際に楽器を使ったワークショップにおいて、体感していただきます。※回廊には臨床美術のアート作品を100以上展示します。(展示期間は9月5日〜18日予定)※「じゅんこご飯」「Namiスイーツ」など美味しい飲食ブースもあります(11時からオープン)紫蘭会光ヶ丘病院では、体の機能回復訓練だけでなく、「みんな、アーティスト」をモットーに、心のケアとして、音楽・アートなどの芸術療法や「リハビリファーム」という病院発・みんなの畑があり、農活動など取り入れています。地域産業とのコラボレーションとして、能作さんの風鈴を音階にしたものをリハビリや音楽療法にも取り入れています。また、音楽と神経科学の研究を慶應大学の藤井進也先生の研究室と一緒に行っており、昨年は院内で「音楽フォーラム」を行い、大変好評であったため、今回のイベントはその一般向けバーションとして行います。第一部:トークセッション「医と禅と芸術の分野から、音楽・アートの新しい可能性を探る」座長:新藤恵一郎(光ヶ丘病院リハビリテーション科部長)スピーカー:・新藤 悠子(光ヶ丘病院リハビリテーション科部長)「病院での音楽とアートの実践〜ひかりプロジェクト〜」・藤井進也(慶應義塾大学環境情報学部准授)「音楽と心身の健康」・岩波久威(西方病院神經內科部長)「音と色と脳」・四津谷宏(瑞龍寺住職)「禅と音・リズム」第二部:芸術鑑賞おりんと創作舞踊「瑞龍のこだま〜いにしえと未来を繋ぐ音」 作曲 松井千代子<キャスト>岩波佳江子(舞踊)/松井千代子(音楽)/納村真紀子(声楽)新藤悠子(おりん)/工藤優子(ナレーション)第三部:リズムワークショップ「音の響きを五感で感じよう!!高岡の伝統工芸品をつかって、リズムを響かせてみよう。」※※事前予約優先お申込はQRコードまたはこちらからhttps://docs.google.com/forms/d/16SQQARmX63f5Y3q8SukcE3vPkItP1ckv4bjtZQ60UAQ/viewform?edit_requested=true主催/医療法人社团紫蘭会医療法人光ヶ丘病院 協賛/高岡ライオンズクラブ後援/高岡市・北日本放送・北日本新聞社・富山新聞社協力/国宝瑞龍寺・株式会社能作・株式会社宮津商店·株式会社山口久乗(五十音順)運営/ヒカリズム実行委員会お問合せ/一般社団法人ヒカリプロジェクトTEL 070-7581-030mail hikariproject333@gmail.comまた、この取り組みは、高岡市の共創チャレンジ事業(光ヶ丘病院と高岡銅器の会社である株式会社能作・株式会社山口久乗・株式会社宮津商店との共創事業)として採択されました。 このイベントを通じて、音楽療法や音を使ったリハビリの取り組みやその可能性、また実際に音や響きが心身にどんな影響があるのかを知っていただき、体感していただきたいと思っています。また高岡や高岡の伝統工芸の魅力・可能性を県内外に知ってもらいたいと考えています。これらが、リハビリテーションや音楽療法など、医療・介護・予防医療の現場で活用できる可能性を発信したいと思っています。高岡銅器は国の伝統工芸品に選定されており、銅合金生産額の90%以上を占め、国内外から高い評価を受けています。高岡銅器を使ったリハビリの可能性として、いくつかあり、例えば、音を使った脳卒中のリハビリテーションとしてmusic supported therapy(MST)というのがありますが、癒しの音の高岡銅器バージョンMSTを作りたいと考えています。また楽器演奏は認知機能の維持向上に役立つと言われており、癒しの音でリハビリする効果もあると考えています。また実際に高岡銅器には、おりんや風鈴などf分の1のゆらぎや倍音が含まれた心地の良い音が多く、もともと「仏具」などとして場を清めることに使われてきた歴史があり、現代のストレス社会の心のケアにも役立つと考えています。また、当法人のように音を使ったリハビリや音楽療法を取り入れている医療機関はまだ多くはないですが、これからは、ニーズが高く注目されてくる分野だと思っています。それに地元の伝統産業である高岡銅器を取り入れることは、ユニークな試みであり、それを発信することで高岡の街づくりにも貢献できたらと思っています。ご参加方法は、瑞龍寺の拝観料(大人500円、中高生200円、小学生100円)のみでどなたでも参加できます。第3部のリズムワークショップは申し込み優先ですが、当日参加も可能です。先日の院内のプレイベントの様子はこちらからご覧ください。高岡の誇る、国宝高岡山瑞龍寺での音と高岡銅器の新たな可能性を感じていただく誰でも参加できる楽しいイベントです。ぜひご参加をお待ちしています。