2023/01/31 09:00

プロジェクトオーナーの山本芳衣です。
ついに最終日を迎えました。クラウドファンディングへのご支援いただいた皆様には改めてお礼を申し上げます。

振り返ると、子ども達のために「農×アウトドアキャンプ」を開催したいという思いで8月から少しずつ準備を進め何回もの打ち合わせを繰り返し、納得のいくプロジェクトページが出来上がったのは、クラファン公開予定の前日でした。

やりたいことを人に伝えることは難しいのですが、約2か月という間に多くの方に存在を知ってもらえたと思います。

たった一人の思いが40人以上の方に届きご支援頂いた事は、本当に有難く心から感謝申し上げます。

初めてのことばかりでしたが、活動報告や新聞ラジオでもお伝えしたことは私の夢でもあり、誰かがやらなくてはならないことだと思っています。

かつて寺子屋に通えない子ども達のために小学校ができたように、Aパターンの学校に行くのは難しいから、まずはBパターンの学校に行ってみよう、そのあとAパターンに戻るもよし、Cパターンに行くのも良しという形で、子ども達の状態に合わせて成長を支援する環境が整っていけば、大地に根を張り枝を伸ばす大豆のように、心と身体が強い自立する子どもが増えていくのではないでしょうか。

デジタル機器が悪いのではないですが、安易に使うことができるようにしたのは大人たちです。

自分が楽になりたい・自分の時間を作りたい・他の子が使っているから・便利だからと与えた玩具が、子どもの将来を危ぶむものになっている現実をみてほしいと思います。
例えばデジタル機器を上手に使うには、使う目的が明確であることも一つの方法だと思います。
暇だから、やりたいことがないからゲームやネット情報を見るのではなく、かつての百科事典や図書館のように使ってくれたら、十分な機能を持っているのです。

また、体験をした上での情報は役に立ちますが情報だけの世界は、自分のものにはなりません。

参加した子どもの言葉ですが、「キャンプって楽しいって知っているよ、ネットで見たから。でもね、実際にやってみたらすごく面白かった。」この違いを伝えたいのです。

いよいよここからが本格的な準備になります、2023年の春に開催を予定していますので、地元のサポートスタッフの方々と日程や参加費の最終調整をして、プログラムのスケジューリング、外部講師への依頼、そして集客活動へと続きます。

ご支援頂いた資金を大切に使わせて頂きながら、一人でも参加したいという子どもを迎えます。また、いずれは参加費を無料にできるように多方面からの組み合わせを考えていきますので、ぜひとも今後も応援をよろしくお願い致します。


今年の予定

2023.4 第1回 農×キャンプ開催

2023.5 第2回 農×キャンプ開催

2023.6 隔週の常設開催へ

2023.8 集合型 デジタルデトックスキャンプ開催

2023.9 9月から11月は、毎週の常設開催へ

2023.10 通信高校の準備

2024.4 通信高校 開校/農×キャンプ 第2期スタート


最後に、このプロジェクト開始にあたり多くの方々にお力添えいただきました事、改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

クラファン成果を見るならば、達成率10%ですが、ここから実行し進めていくのですから、すごい事だと思っています。

概念を形にしていくという過程ではありますが、まずは第一歩を踏み出せました。ありがとうございます。

何故やるのかと問われることが多いですが、誰かがやらなくては迷ってしまう子どもたちが増えていくように思えてならないのです。だとしたら、私から始めればいいと考えました。

クラファン活動はひとまず終了いたしますが、これからがやるべき課題です。今後ともご支援ご協力をお願い致します。

山本芳衣