こんにちは!えにし動物病院、獣医師梶谷です。
クラウドファンディングが明日で終了します。
今回のクラウドファンディングで得ることができたのは手術室の設立費用だけではありませんでした。
感謝の言葉をお伝えする前に、少しクラウドファンディングを始めるに至った私の話をさせてください。(長いです、、)
私は勤務医であり、わんにゃん縁の医療の相談はもともと受けていたのですが、薬の処方やワクチン証明書などを自分自身がえにしの子にだすことができませんでした。
それを解決するためだけに、4月にえにし動物病院として開業届をだしました。
しかし、実際に開業してみると薬を処方するために必要な検査だったりで、最初に顕微鏡と耳鏡を買いました。 それだけでも10万円近くはしました。
本来、動物病院を開業するには何千万の借金をします。
借金となるとちゃんと動物病院として利益を得る必要があります。
ただ、私はそれを望んではいなかったので、自分が年月をかけて貯金がたまり次第、少しずつ機械を買おうとのんびり構えていました。
そんな時にわんにゃん縁のボランティアのはぎちゃんが、手術室を建てるためにクラウドファンディングをやってみるのはどうだろうと提案をしてくれました。
人様からお金を頂いて、手術室をつくるなんて、、、恐れ多い、、、
それにクラファンのやり方もよくわからない。えにしにはそんな高度なことができる人間がいない。
そこで救世主、私の友人である轟さんがクラウドファンディングの手続きや文の構成、写真の編集など全てかってでてくれました。
応援メッセージもみなさん快く引き受けてくれました。
このように最初から色んな人にサポートしてもらい始めることができたのです。
始めてから2ヶ月半毎日が感謝でした。
クラウドファンディングのやり方がわからない中、頑張ってご支援くださったり、
私がアピール下手なので、私に代わってクラウドファンディングのことを話してくださったり、
SNSを通じてたくさんの方が応援拡散してくれました。
ご支援も一回だけでなく、何回もしてくれた方もいます。
そして寄付が必要な保護犬猫団体さんからもご支援いただきました。
小さなお子さんからも頂きました。
胸が熱くなりました。
私たちが頂いたのはお金だけじゃなく、想いでした。
本当に本当に、ありがとうございます。
皆様から頂いた想いを、今度は私が保護犬保護猫たちにつなぐ番です。
そして、その想いを受け取った保護犬保護猫たちが、適切な医療をうけ素敵な家族のもとで暮らせることがこの手術室完成後の目標です。
クラウドファンディングは明日で終わりですが、わんにゃん縁の活動は続きます。
これかも末永くお付き合いください。
獣医師
梶谷祥子