【学校教育は本当に必要だったのか】
本日、名古屋市内の高校を無事に卒業したしました!
実は、私は2年生時をニュージーランドで過ごしており、日本の高校には2年しか在籍しておりません。そのため、3年生時は授業についていくのに必死でした(笑)
さて、私はこの2年間、「学校教育は本当に必要なのか」という疑問を抱いていました。結論から言ってしまえば、必要ではなかったというのが私の見解です。また、いつか「学校」という存在はなくなり、専門性の高い教育を提供する民間塾が増えてくるのではないかと予想しています。もしくは、学校は総合的な基礎知識を得るプラットホームであったり、多様な人々が集まるコミュニティーとしての役割を担っていくのではないかと考えています。
上記の見解の根拠となっているのは、インターネットの存在です。学校で得られる(与えられる)情報のすべてはインターネット上にすでに存在します。また、授業という形態と留めながら学校教育で与えられる情報を取得することもできます。その最たる事例が映像授業であり、スタディーサプリなどのインターネット教育サービスです。したがって、学びの場は教室でない方が良いと考えています。
さらに、時代の変化と共に働き方も多様になり、これからは誰もがフリーランス的に働くようになるとも言われ始めています(古市憲寿著書:僕たちの前途)。だからこそ、これからの学びとは好きなことの探求の末に専門性を得ることではないのかと思っています。
しかし、現在の学校が持っている重要な性質は残し続ける必要があります。それは「多様性」です。中学校および高校のクラスには関係性の低い学生が40名程度集まっていますが、この様なコミュニティーはよく考えると非常に稀です。大学でも、部活でも、企業でも、交流会でも、特定の目的性の下に成り立つコミュニティーばかりです。良い意味でも半強制的に集められた人々が存在する場には多様性が生まれていることを高校生として体感してました。
つまり、確かに学校教育は必要なかったかもしれないけれど、学校自体は多様化した重要なコミュニティーであったと考えています。この多様性は、10年、20年後に私たちが社会の先導者として活躍した時「同じ高校であった」という理由で繋がり、新たな価値を生むための架け橋になると思います。
なので、学校教育はいりませんでしたが、学校は必要でした!