2023年春の植樹会の開催に向けて、桜を新たに植える場所の確保状況についてお知らせします。
本日までで、新規植樹場所8箇所、そして本数としては60本の確保ができました。
当団体の植樹会では、桜を1本植樹するにあたり3名で作業をしていただくことを想定しておりますので、180名を超える方にご参加をいただけるようになりました。
昨年の秋の植樹会では、315名の方にご参加いただいております。1人でも多くの方に植樹会へご参加いただけるように、引き続き新規植樹地の確保を進めてまいります。
植樹会の参加者募集は、1月16日(月)正午からスタートします!
桜ライン311公式HPやSNSで発信いたしますので、ぜひご覧ください。
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ここで、新規植樹地の確保に回っている際の様子をご紹介します。
桜を植える土地は、個人の方が持っていることが多く、その方に当団体の活動に共感をしていただき、桜を植樹する許可をいただいたうえで、桜を植えています。
今回も土地の所有者さまに立ち会っていただき、震災当時の話を踏まえつつ、どこまで津波が来たのか?植樹ができるところなのか?何本植えられるのか?草や樹木を切っても良いのか?など綿密にコミュニケーションを取りながら確認をしました。
なかでも、「家のテラスの足元まで津波が襲い、あと少し高いところまで来ていたら家も流されていたし、この辺りの家もすべて流されていただろう」というお話をされていました。
お家のある場所は、海から900mと近いですが、海抜は約20mあります。(7階建てビルと同程度)その20mの高さまで津波が襲い、生と死を分ける瀬戸際に立つ恐ろしさを改めて実感しました。
約1時間、土地の所有者さまと対話を重ね、ご家族の皆さまからも植樹の了承をいただくと、ここからはどんな品種の桜を植えるかを決める時間です。奥様やお孫様も一緒になってどのような桜を植えたいかを考え、枝が枝垂れるシダレザクラを選んでいただきました。