お世話になっております。桜ライン311の岡本です。現在挑戦中のクラウドファンディングも、いよいよ残すところ1週間をきりました。既にご寄附いただいている90名の方に心より御礼申し上げます。本当にありがとうございます。ここで皆さまにお願いがあります。皆さまの大切な方や身近な方にも、当団体の活動をご紹介していただけませんか。後世に語り継ぐためにもより多くの皆さまに知っていただきたいのです。そして活動に共感してくださった方にもご協力いただき、ぜひ今回のライトアップのプロジェクトにご寄附をいただけないでしょうか?私たちは東日本大震災直後から桜の苗木を植え育て続けてきました。その目的は、次の津波被害の人的被害を軽減すること。そのためにはこの地域の方にこの桜がなぜ植えられたのか、何の教訓を残そうとしているのか、知り覚えていただく必要があります。そして愛され好意的に思われている桜であると、より効果的です。今回のライトアッププロジェクトはまさにその面を担うものになります。3月11日当日とその前後、月命日、そして満開のタイミングでライトアップを実施します。防災減災だけではなく、地域の人々に愛される一つの景色としても意識をしてプランニングを行いました。桜のライトアップは地域の人々にとっても、愛されるものになると思います。そしてご寄附いただいた皆さまにも、是非満開の桜を見にきていただけたら嬉しく思います。最後のお願いとなりますが、達成までまだまだ大きな金額が必要です。皆さまのご寄附を賜りますようお願いいたします。2023年2月3日認定特定非営利法人 桜ライン311代表理事 岡本翔馬
植樹 の付いた活動報告
2023年春の植樹会の開催に向けて、桜を新たに植える場所の確保状況についてお知らせします。本日までで、新規植樹場所8箇所、そして本数としては60本の確保ができました。当団体の植樹会では、桜を1本植樹するにあたり3名で作業をしていただくことを想定しておりますので、180名を超える方にご参加をいただけるようになりました。昨年の秋の植樹会では、315名の方にご参加いただいております。1人でも多くの方に植樹会へご参加いただけるように、引き続き新規植樹地の確保を進めてまいります。植樹会の参加者募集は、1月16日(月)正午からスタートします!桜ライン311公式HPやSNSで発信いたしますので、ぜひご覧ください。桜ライン311公式HP:https://www.sakura-line311.org/volunteerFacebook:https://www.facebook.com/sakuraline311Twitter:https://twitter.com/sakuraline311Instagram:https://www.instagram.com/sakuraline311/ここで、新規植樹地の確保に回っている際の様子をご紹介します。桜を植える土地は、個人の方が持っていることが多く、その方に当団体の活動に共感をしていただき、桜を植樹する許可をいただいたうえで、桜を植えています。今回も土地の所有者さまに立ち会っていただき、震災当時の話を踏まえつつ、どこまで津波が来たのか?植樹ができるところなのか?何本植えられるのか?草や樹木を切っても良いのか?など綿密にコミュニケーションを取りながら確認をしました。なかでも、「家のテラスの足元まで津波が襲い、あと少し高いところまで来ていたら家も流されていたし、この辺りの家もすべて流されていただろう」というお話をされていました。お家のある場所は、海から900mと近いですが、海抜は約20mあります。(7階建てビルと同程度)その20mの高さまで津波が襲い、生と死を分ける瀬戸際に立つ恐ろしさを改めて実感しました。約1時間、土地の所有者さまと対話を重ね、ご家族の皆さまからも植樹の了承をいただくと、ここからはどんな品種の桜を植えるかを決める時間です。奥様やお孫様も一緒になってどのような桜を植えたいかを考え、枝が枝垂れるシダレザクラを選んでいただきました。
この春、桜の植樹会「2023年春の植樹会」を開催いたします。参加申込み期間は、2023年1月16日(月)から1月23日(月)の1週間です!植樹会の詳細については、公平を期すため申込み初日の1月16日(月)正午、桜ライン311公式HPを含むSNSで発信いたします。また、団体のメールマガジンにご登録いただいた方には、団体から通知が届きます。ぜひSNS等チェックしてください。桜ライン311公式HP:https://www.sakura-line311.org/volunteerFacebook:https://www.facebook.com/sakuraline311Twitter:https://twitter.com/sakuraline311Instagram:https://www.instagram.com/sakuraline311/メールマガジンお申込み:https://www.sakura-line311.org/sakuraline311letterこの植樹会では、桜を植樹することで東日本大震災で発生した津波の到達地点に実際に立つことができます。そこで感じる地形や標高、震災当時に思いを馳せながら見る景色など、とても言葉では伝えきれないものがあります。だからこそ、全国の皆さまにご参加いただき地に足を付け体感することで、津波を経験していない世代や未災地の方にも災害を「自分ごと」として感じてもらえるようにと実施しています。植樹する場所は決して桜の植樹に適した場所とは限りません。そこは津波が到達した場所です。過去に津波が到達したという事実を桜で伝え、避難の目安にしてもらえるよう活動を続けています。暗闇でも目安の桜がわかるよう、このクラウドファンディングを成功させたいと思います!このような斜面に植樹することもあります桜ライン311事務局
2022年秋の桜の植樹会を開催し、無事に秋シーズンの植樹が終了いたしました!11月11日から12月10日の1ヶ月間、植樹会を開催し全国から194名の皆さまにご参加をいただきました。植樹期間中は天候にも恵まれ、新たに 65本の桜の苗木を植樹することができました。また学校植樹会は、陸前高田市内の小学校3校と県内の中学校1校の計4校で実施し、生徒数、計121名の皆さまと9本の桜を植樹することができました。植樹会に参加した子どもたちは、東日本大震災発災の前後に生まれてきました。直接被災をした経験はなく、保護者の方や学校の授業で震災を学ぶ子どもたちばかりです。 そういった子どもたちに震災の教訓を伝えることは、非常に難しいものではありますが、これからも教訓を未来に残せるように、次の世代にしっかり語り継いでまいります。学校植樹会終了後の集合写真累計植樹本数は 2011年から数え2,052本となりました。市内の津波最大到達地点約170kmに、目標とする17,000本の桜並木の完成には、まだまだ時間のかかる事業となります。引き続き東日本大震災の教訓を後世に伝え、災害で人命が失われない未来を創るために、活動をこれからも続けてまいりますので、ご声援のほどよろしくお願いいたします。桜ライン311事務局