皆さん、こんばんは。
みなとシティバレエ団の千葉美南海です。
今回のクラウドファンディングにご支援頂いた皆様、また拡散してくださっている皆様、本当に沢山のご協力ありがとうございます。
今度の日曜日に児童養護施設の方へ、訪問バレエ公演に伺うのですが
【聖園こどもの家】様には今年の7月にも、一度伺わせて頂きました。
その時は《シンデレラ》を上演し、今回はクリスマスの時期には定番の《くるみ割り人形》から抜粋したものをお観せする予定です。
今回のプロジェクト監修の後藤奈津子さん(みなとシティバレエ団 副理事長)が、繋いでくださったご縁でコロナ禍真っ只中だった2020年の12月にオンラインで初めて《くるみ割り人形》を鑑賞して頂きました。
その時の私たちももちろん‼︎ベストを尽くしましたが、通信の問題でうまくいかない箇所もあったり、やはり画面上で観るバレエと生で観るバレエはどうしても異なる部分があったり…
なので今回、抜粋ではありますが《くるみ割り人形》を2年越しにみんなの前で踊れることを本当に心から嬉しく思います。
思えば、私は今までにも多くの機会に携わらせて頂いてきたなぁと思います。
みなとシティバレエ団では、ベトナムツアーに参加し延べ1万5千人の子ども達にバレエを観てもらいました。
過去には、老人ホームや小児がんを患う病棟への無償訪問にも参加させて頂いた経験があります。
観てもらう人たちの状況や、環境はそれぞれ大きく異なる場合が多かったですが、共通しているのはバレエという芸術が何を観せてくれるのか知らなかったり、観てみたくても観られない状況にあるという事でした。
それこそ、バレエの起源は貴族達が舞踏会で踊るものでした。
豪華絢爛な部屋で、煌びやかに着飾っていたし、今も美しい劇場にオシャレしてバレエを観に行く文化は変わっていないと思います。
でも、時代は常に変化していますから、必ずしもそれだけが【バレエの形】ではないと私は思います。
バレエに触れる機会がない方々、公演に行くことが難しい方々にはこちらから届けに行く機会がもちろんあって良いと思うのです。
それでバレエを好きになるか、また観たいと思うかは皆さんの自由です。
もしかしたら、綺麗な音楽が好きになるかもしれないし、バレエの衣装が気に入るかもしれないし、バレエのストーリーを面白いと思うかもしれないし…
そういった機会を提供できるバレエ団でありたいと私は強く思います。
今回は、7月と同様に聖園こどもの家様に訪問させて頂きますが、今後も日本全国!
そしてベトナムのように海を超えて、海外にもこの活動を広げていきたいと心から思います。
私は日々、バレエのトレーニング(レッスン)に励み、リハーサルを頑張って良い作品を作りあげていく事しか出来ることがないのですが、今後も発信してバレエ団みんなでこの活動の幅を広げていくためにも応援していただけたら嬉しいです。
長々と読んでいただき、ありがとうございました‼︎
また次回の活動報告記事をお楽しみに( *ˊᵕˋ)
千葉 美南海