新聞社に勤める尊敬する友人が支援に至るまでの気持ちを書いてくれました。
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友人がクラウドファンディングに挑戦しているので、応援することにしました。
金髪で、エキセントリックなファッションの友人ですが信頼できる人です。不器用で、情熱的で、誠実です。
応援の言葉を以下に記しました。
かなりの長文です。
もし、興味を持ってもらえたら、
読んでシェアするか、経済的に友人を支援してもらえると喜びます。
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クラウドファンディングは資金援助の仕組みです。
援助を求める理由は「公共のため」「夢の実現のため」などさまざまで、もっともらしい理由を挙げた方が共感と援助を得られやすいことでしょう。
ところが、友人は英語教室(兼自宅)のトイレを改修する費用を募るというのです!
改修によって利益を得られるのは、教室に通う生徒とその指導者(友人)、家族くらいでしょうか。
遠く離れているわれわれが、そのトイレを使うことは今のところないでしょう。われわれにとって、資金援助で得られる利益はいかほどか。
しばし、考えさせられます。
上手に援助を誘導しようとするなら、
トイレ改修とうたわなくても、
「指導環境充実のため」と名目をあいまいにしたり、
「生徒向け教材の追加購入」などと別の名目にすり替えたりして、
何となく大義名分があるかのように装えばいいのです。そうすれば、人は何となく納得して資金を投じるものです。
でも、友人はそれをしない。
トイレ改修のため、と一貫しています。
このことからも、友人は嘘がつけない人間なのだと推察できます。
ここまで考えたとき、
わたしは「友人を応援したいけど、トイレ改修に資金援助するのはちょっと……」というジレンマに陥りました。
やはり、大義名分がほしい。
本来、それは友人が自ら考え、こちらに提示するはずのものです。
代わりに(勝手に)考えました。
友人は、秋田県というド田舎にはいない個性的かつ稀有な存在です。もし、この地域が受け入れられなければ多様性を失い、やがて閉塞するでしょう。
それは良くない。
トイレ改修によって友人の教室経営がうまくいき、
この地域に住み続けられたら、多様性や寛容さを生み出すことにつながる。
それはすばらしい。
もう少しだけ友人のことを説明すれば、
数年前に故郷の秋田県に帰ってきてくれた。
少子高齢化や過疎化の問題って解決方法が簡単なんです。より若い世代が流入すればいいだけ。
分かっているのに、なかなか動かない。
県外から一時的に戻ってきた人は、こう言うのです。
「わたしが秋田にいない間にさびれた」
「人が歩いていない、ゴーストタウンみたい」って。
違うんです。
あなたが帰ってきてくれればいいだけなんです。
県外から応援したい、なんて遠回しな協力より、
あなたという人が体ごと秋田に来てくれることが問題解決なんです。
友人は動いてくれた。
そんな友人を、やっぱり応援したい。
友人に託す資金は引越祝いという名目だ。
これで私の大義名分はできた。
ささやかな額だけど、これでトイレ改修をしてください( ̄▽ ̄)
おかえり&ありがとう!
※ちなみに、このクラウドファンディングへの申し込みは、ログインしてから、友人のページを検索した方がスムーズです。
リンクから飛ぶと、手続きがうまくいかないことがあって心が萎えます!
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温かい支援そしてメッセージに心は震えました。ありがとうございます!