6月3日4日で、デイキャンプと宿泊キャンプを実施してきました!
Buranoとしては今回が3回目のキャンプ(宿泊キャンプは2回目)となりました!今回はデイキャンプが5組、宿泊キャンプが2組の合計7組のご家族が参加しました!
◆スタッフの体制
サポート体制は、Buranoから6名(看護師2名、保育士2名、理学療法士1名と秋山)、今回もキャンパーとして参加された上野先生(医師)、そしてボランティアで参加された理学療法士さん1名、さらに三王山ふれあい公園のキャンプ場のスタッフさん4名の合計12名でした。
◆デイキャンプ
デイキャンプは、キャンプギアをまずは使ってみることを目的としており、椅子に座る、寝袋に横になる、ケアがあるお子さんをコットに寝かせてみるといった体験を通じて、長時間外で過ごすことを想定します。
天気も良く、風を感じたり、木の葉が揺れてカサカサとなる音や鳥の鳴き声が聞こえたりと自然を感じることができる時間となりました。
子どもたちも用意したハンモックにトライして、青い空や雲の動き、飛行機雲も見ながらゆらゆら揺られて過ごしていました。普段とは違った景色が目の前に広がっていて、とっても喜んでくれたと思います!
昨年参加予定で、キャンプ場に向かっている途中に体調不良となり参加できなかったご家族も無事に参加できました。
◆宿泊キャンプ
そして宿泊キャンプは2組。
1組は昨年実施した株式会社スノーピーク本社キャンプ場での宿泊キャンプに参加したご家族。テント泊も2回目となり、テントの設営・撤収もよりスムーズになり、設営後はご家族でゆったりと過ごされていました。
きょうだいさんも終始走り回っており、自然の中で楽しんでいる表情を見ることが出来ました。ケアがあるお子さんも、コットで横になり、時にはキャンプ用の椅子にクッション等をうまく組み合わせて座ってみるなど、工夫を重ねて快適に過ごしていました。
時間の経過と共に太陽が動いていくと気がつくと陽が照っていたため、少し日焼けしましたが、背の高い木が生えているキャンプ場なので、日陰に移動しながら過ごすことが出来ました。
夜もそこまで寒くならず、テントの中で快適にお休みできたとのことです。
もう1組は、今回の宿泊キャンプが初めてのご家族です。お子さんは気管切開しており、夜間は呼吸器と加湿加温器をつけているお子さんです。
テント設営は初めてでしたが、三王山ふれあい公園キャンプ場のスタッフさんが丁寧にサポートしてくださったので無事に設営。大切なのはその後のレイアウトです。
最初に、呼吸器・加湿加温機を置く位置を決めます。この時に電源の設置場所や就寝する際に横になるインナーテント、起きている間はリビングルームで過ごすので、どちらでも過ごしやすい配置を考えます。
その後、お子さんの横になるコットの位置を決めて、キッチン・テーブル・椅子と決めていきます。スタートから落ち着くまで少し時間を要しましたが、配置が決まってからは、ゆっくり過ごすことが出来ました。お子さんも夜は早く眠り、ママパパで焚き火を囲みながら過ごされていました。
2組とも大きな体調変化はなく、お風呂の時間やテントの設営・撤収時にはBuranoメンバーがお子さんのケアを担当することで、安心してキャンプを楽しむことが出来ました。
今回ご参加されたご家族の皆さん、ありがとうございました!日中体験できたご家族は、来年は宿泊キャンプへ!宿泊キャンプに参加されたご家族は、次は2泊3日にトライしましょう!!!
この取り組みがもっともっと全国に広がるように、応援をお願いします!