みなさん、こんにちは!
寺子屋Tellerの堀内です。
3/2 にGreen School Balli に行ってまいりました!
この日は、朝にバリ島のデンパサール空港に到着し、ホテルのチェックインを済ませてからグリーンスクールに向かうというスケジュールだったのですが、
到着して早速、緊急事態発生。
ホテルからグリーンスクールまで行くためのカーチャーターは前日までに予約しておかなければなかなか予約はできないと現地のツアーガイドさんに言われたのです。
そんなこと言ったって、なんとしてでもグリーンスクールに行くんだ!!
とツアーガイドさんに熱弁したところ、
無理を言って車を用意してくださりました。しかも一緒にガイドさんもついてきてくれて、バリ島のことについていろいろ紹介してくれました。(本当に優しい方でした、、)
無事にグリーンスクールに到着し、車を降りると木がたくさん。
子どもたちはちょうど学校が終わって帰る時間でした。
敷地内に入って見学をしていくと、写真越しでしか見たことがなかった竹でできた校舎が…!
特徴的だったのは、入り口や壁がないということ。
学ぶ場所が固定されていないことで、逆にあらゆる場所が自然に学び場となっているのがおもしろいなと思いました。
そして、学校の敷地内で自給自足の循環システムができていました。
ソーラーパネルで学校で使うエネルギーを取り込んでいたり、雨水を綺麗にする装置を使って、飲み水に変えていたり。動物を育てて糞を肥料にしたり。
日本には「もったいない」という言葉があるように、かつては人と自然が共生する循環型の生活を送っていました。グリーンスクールではまさにその循環型のスタイルが学校内で実践されていました。
「古くて新しい学び舎」をコンセプトにしている寺子屋でも自然との関わりや自給自足というテーマは取り入れていこうと思います。
校庭に出ると変な形をした屋根がありました。
これは体育館だそう。中では生徒たちがバスケットボールをしていました。
この体育館の床は、飛行機の使われなくなったタイヤからできているそうです。
校庭にはマリンバの演奏が流れていて、音のする方へ行ってみると、そこでは保護者の方々がチームになって演奏の練習に取り組んでいました。
保護者がクラブ活動を楽しんでいるのがすごく新鮮でした。
保護者が夢中になって何かに取り組んでいる姿が子どもにも見える形になっているのがとてもいいなと思いました。
見学を終えてからは個人的にGreen School Baliの先生や生徒にも質問をして、教員の関わり方やカリキュラムの工夫や生徒が実際に取り組んだプロジェクトなどを知ることができ本当に貴重な機会でした。
今回、クラウドファンディングでいただいたご支援の一部から、Green School Baliの見学費を支払わせていただきました。
皆さま、ご支援本当にありがとうございます。
この見学費は、GreenSchool Baliの子どもたちの学習にかかる費用へ充てられるそうです! すてきな循環…!
GreenSchool Baliの見学を終えてから、バリ島の海や山、文化、コーヒー、布、市場での値下げ交渉などさまざまな体験をして帰国しました。
今年に入り、きのくに子どもの村学園や探究学舎など、日本国内の教育施設にも行く機会があったので、そこで得たものも合わせて4月以降の寺子屋リニューアルの準備を現在進めております!
引き続き応援をよろしくお願いいたします!