2023/01/13 20:13

こんにちは。今日からはリターンに含まれているコスタリカ「カンデリージャ農園ゲイシャ品種」について解説していきます。あなたもきっとコスタリカが好きになる!

カンデリージャ農園ってどんなところ?

山々に囲まれたタラスという地区にあります。このタラスは、コスタリカでのコーヒー生産がスタートした大切なエリアです。
農園の近くを流れる清流ではホタルが見られます。カンデリージャとはスペイン語でホタルのことだったのです!僕の住む佐礼谷でも夏はホタルが乱舞するので親近感が湧きます。

そしてタラスは現在でもコスタリカの、もっと言えば世界的に見ても非常に良質なコーヒー豆の生産地とも言えるんです!
コスタリカならどこの生豆を買ってもハズレ無し80点以上確約!ロースターにはとてもやりやすい。

コスタリカの生豆はなぜ良質なの?

それには秘密があります。コスタリカは観光が一大産業で、国土の約1/4は自然保護区や国立公園となっています。
そのため大きい農園を作るのはハードルが高く、結果として「少数精鋭」路線として大成功したコーヒー生産国なんです。日本人は少数精鋭が好きですよね。

(少数精鋭といったら個人的には真田幸村)

もう一つの秘密、それはハニープロセス。通常、中米でのコーヒー生産には収穫してから製品となるまでに大量の水を使います。自然を大切にする国コスタリカでは、このウォッシュトと呼ばれる処理が困難です。

そこで頭を捻った生産者は、ハニープロセスと呼ばれる少量の水で出来る画期的な処理を発明します。このハニープロセスにより、産地特性にプラスアルファして独特のまろやかさや甘さが出るようになりました。

コスタリカのコーヒー、見直しましたか?

あまり馴染みのなかったかもしれないコスタリカ。いかに優れたコーヒーを生産しているか、お分かりいただけたでしょうか。
次回は「ゲイシャ品種」について解説したいと思います。それでは!