『サンガジャパン+ Vol.2』掲載記事をご紹介します
1月22日(日)まで、クラウドファンディングで事前予約を受け付けている仏教総合誌『サンガジャパン+ Vol.2』の掲載記事をご紹介しています。
今回ご紹介するのは、第2特集「パーリ経典と仏教瞑想」に掲載する記事、アルボムッレ・スマナサーラ長老と熊野宏昭先生の「仏教瞑想とマインドフルネス──瞑想が私たちにもたらすもの」です。
スマナサーラ長老と熊野宏昭先生の智慧の対話
仏教瞑想は私たちの脳や意識や心をどのように変えていくのでしょうか? この記事では、私たちの生き方や人生を幸福に向かって変革していく「仏教瞑想」と「マインドフルネス」のポイントを掘り下げていきます。
冒頭では、スマナサーラ長老より「マインドフルネス」「気づきの瞑想」とは何か、なぜそれが必要なのかについてお話をいただきました。
そして、スペシャルゲストとして早稲田大学人間科学学術院教授で、日本におけるマインドフルネスの第一人者である熊野宏昭先生にもご参加いただきました。
記事の後半では、熊野先生から直接、スマナサーラ長老に質問を投げかけていただき、仏教瞑想とマインドフルネスを共に深めながら、これからの時代に欠かせない瞑想の魅力を見出していきます。
「サティ」と「サンパジャーナ」
この記事で登場するキーワードとして「サティ」と「サンパジャーナ」があります。
これは仏教瞑想のポイントを示す2つの言葉であり、「サティ」とは「気づく」こと、「サンパジャーナ」とは「何が起きているのかと目を覚ましておく」ことです。
「サンパジャーナ」というのは、とても明確に何が起きているのかと観察して、「これはこれだ」「これはこれだ」というふうにデータを取っていくことです。データを取っていくと、データの流れと因果関係、なぜこうなるのかということが自ずと見えてきます。そして、そのようなことをまとめて「仏教の瞑想」と言うそうです。
そして、この仏教瞑想に取り組み、観察能力を高めることによって、心が実は無駄なことばかりをやっていることが分かり、無駄なことをしなくなります。その結果、子育ての能力でも、学ぶ能力でも、教える能力でも、仕事の能率を上げることでも、能力と言えるものであれば何でもこの瞑想で実現できる――そのようなお話がこの対談で展開されていきます。
詳しい内容は、ぜひ『サンガジャパン+ Vol.2』でじっくりとお読いただきたいです。みなさんの瞑想実践・マインドフルネス実践を有意義に変えていく発見がある、スマナサーラ長老と熊野宏昭先生の智慧の対話です。
残り2日、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします!
スマナサーラ長老と熊野宏昭先生の対談をお読みいただける『サンガジャパン+Vol.2』のクラウドファンディングも、残すところ「2日」となりました。最後のお力添えをどうぞよろしくお願いいたします!