4'33のアイテムづくりのこだわりのひとつである「体型を美しく魅せる」。
これは年齢を重ねれば重ねるほどに切実になっていく悩みです。
代謝の低下やホルモンバランスの変化など、年齢を重ねる中で避けられない部分もありますし、様々な要因で体力・気力が低下してなかなか頑張ることが難しい…といったこともあります。

そんな状態で、更にだらっとした恰好をしてた自分の姿を目にしたら、誰だってどんよりとした気持ちになります。
または、そんな家族やパートナーの姿を目にして、良い気分になれる人もそうそういません。
だからこそ、体型を美しく魅せるアイテムを身に着けることは、日々の暮らしにささやかな力を与えてくれる大事なことだと思っています。

今回は、そんな「体型カバー」のコツをご紹介したいと思います。

1.膨張色の使い方に注意する

大きく見える効果のある「膨張色」と、小さく見える効果のある「収縮色」という2種類の色がありますが、着痩せするためには「膨張色」の使い方に注意が必要です。
膨張色をコーディネートに取り入れてしまうと、かならず着太りしてしまうというわけではありませんが、ご自身が特に気になっている部分に膨張色を取り入れてしまうと着太りする恐れもありますので注意しましょう。

2.気になる部分にブラックを取り入れる

先述した「収縮色」をコーディネートに取り入れることで、引き締めて着痩せする効果があります。
収縮色には、ブルーなどの寒色系やブラックなどが含まれていますので、特に気になっている部分に収縮色を取り入れることで引き締められて着痩せすることができるのです。
ブラックはコーディネートに非常に取り入れやすいカラーですが、全身ブラックコーデを組んでしまうと、やや重たい印象になりがちですので注意しましょう。

3.ゆったり目の洋服を選ぶ

着痩せする定番のコツとして挙げられるのが、オーバーサイズの洋服を選ぶことです。
タイトな洋服やジャストサイズの洋服を着るとボディラインが分かりやすいですが、ワンサイズ上の洋服を選ぶことでボディラインがはっきりとせずに着痩せ効果があります。
また、オーバーサイズの洋服は数年前から長期にわたってトレンドにもなっていますので、着痩せとトレンドを同時にコーディネートに取り入れることもできますよ。

4.ボーダー柄は要注意

ボーダー柄の洋服は横のラインを強調して見せてしまい着太りしやすいので、体型が気になる時はボーダー柄には注意が必要です。
縞柄のデザインが好きという方は、ストライプ柄の洋服を着用することで、縦のラインを強調して細く見える効果があります。
また、ラインの細さによっても印象は異なり、同じストライプでも細いラインが使用されている方が細く見えるので、できるだけ細いラインがデザインされたもの選ぶようにすることがおすすめです。

5.シルエットを意識する

コーディネートにはさまざまなシルエットがありますが、着痩せには「Yライン」か「Aライン」がおすすめです。

Yラインシルエット：
上半身にボリュームのあるアイテムを選んで下半身は細めのパンツを選ぶシルエット。
下半身が細く見えてスタイルがよく見える効果があります。

Aラインシルエット：
Yラインシルエットとは反対に下半身にボリュームのあるアイテムを選んで下半身に太めのパンツを選ぶコーディネート。
上半身をスッキリとした印象にしてくれます。

ご自身が上半身と下半身のどちらを着痩せしたいのかによってシルエットを意識すると、よりスタイルアップして見えます。
例えば今回のリターンを活用する場合、

Yラインシルエット：
トップスに「ワイドドルマンロングスリーブ」を着て、ボトムスにタイトめのパンツを合わせます。

Aラインシルエット：
トップスはジャストサイズやタイトなアイテムを着て、ボトムスに「タックワイドパンツ」を合わせます。

このようにするとシルエットにメリハリが生まれ、アイテムの特徴を活かして体型をカバーしスタイルを良く見せることができます。

アイテムそのものが持つ体型カバーやシルエットを美しく魅せる特徴を活用すること、自分の体型はどのようなバランスでコーディネートを組むとスタイルが良く見える（逆を言えばスタイルがより悪く見えない）かを理解することで、上手に体型カバーすることができます。

身体そのものを変えるのは時間も根気も必要ですが、ファッションは手軽に楽しく体型カバーをしてくれる存在です。
まずはファッションでより良い自分になってモチベーションを上げて、じっくりと自分が理想とする身体作りをしていくのも良いのではないでしょうか？

ここまで読んでくださりありがとうございました。興味を持っていただけましたら「お気に入り」にしていただいたり、ご支援をいただけると嬉しいです。
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