2018/04/29 08:55
最終日です、よろしくお願いいたします。
今、言語獲得の生成アプローチの学会で発表した、「文法処理の脳内メカニズム(仮説)」の提出に追われています。
この秋にイギリスのケンブリッジ大学出版会から本になる予定です。
クーリエジャポンでも書いたように、我々は母語を片耳だけで聞き取っていて、脳幹聴覚神経核の方向定位機能を停止しています。
その機能を、文法処理に援用しているのではないかという大胆な仮説です。
ブラジルのアマゾン川流域に住むピダハンの人々が話すピダハン語は、文法がない代わりに、母語を両方の耳で聞いていることが、証拠になるかもしれないと考えています。
次の学会参加は、5月6日から、ヨルダンです。
万一、予定額を超えて支援が集まった場合は、ヨルダンの旅費にあてます。よろしくお願いします。
これがヨルダンの学会です。
https://www.mutah.edu.jo/art-5conf/art-en/