昨日妙高高原ジュニア育成会の登山に参加してきました。
地域スポーツクラブに育ててもらい、今では運営する側に回った僕ですが、この組織の社会的な価値についていつも考えていました。
「スキー技術の向上」「運動能力の向上」などスポーツを行う上でのメリットはたくさんあります。
ただ、それ以上に「体験活動の提供」に価値を感じています。
社会科見学や文化的な体験、自然体験など様々ですが、スキーによる体験活動は自然体験が大多数を占めています。幼少期の体験活動を通じて得られること。それは単に心が豊かになるだけではなく、将来の人生にも大きく影響を及ぼすと言われています。
先日行われていたある特集では、最近盛んになってきたAO入試において、体験の母数が多いほど有利であったり、あらゆる体験で育まれるコミュニケーション能力は、就職において学力以上に重要視されているというデータがありました。またあらゆる体験は自分自身の得意なこと、苦手なことを知れる機会でもあります。
僕もスキーというスポーツを通じ、本当にたくさんのことを学んできました。技術だけではなく、礼儀や生産的な物事の考え方など様々です。
同じクラブ活動で育った幼馴染もスキーから始まり、今では垣根をこえて社会で活躍しています。
この妙高を活性化させるという観点から言えば、自然の美しさやスキーの面白さを知ることは妙高を盛り上げるきっかけになるのではないかと思います。
この「体験」を次の世代にも経験してほしい。
そしてより良い体験をしてもらうためにも、僕は挑戦する必要があるし、いろんな経験を積む必要があると思っています。