植田薫です。
昨日は「銅駝校ありがとうイベント」開催中に同級生がスナックごっこをするとのことで、そこにふらりと寄って朗読会をさせていただきました。もっと少人数と思いきや、たくさん懐かしい顔が^_^逆にこう言うシチュエーションで自作絵本の朗読会って、恥ずかしいですね(^_^;)
鴨川に来ると、ずっと前のことだけど、その頃の気持ちが蘇ってくるというか、その頃と今がたいして変わっていないことも感じることができる場所というか。この場所で数十年ぶりに唄うことができたのも、自分が絵本を描こうという気持ちになったから。
すなおな気持ちを体現するのに、巡り合わせもありますが、幾つもの言葉と、どれだけの工夫があるんだろう?と、感じました。クライアント先の元社員さんも朗読会にわざわざきてくれていて、一言「自分は何者でもない」という言葉が記憶に残っていて、何者かどうかは、本当に僕もわからなくて…。わかっているのは、尾崎豊の「卒業」の歌詞にもある“あと何度自分自身卒業すれば、本当の自分にたどり着けるだろう?”という問いかけ。その時々、環境で、置かれている立場で、自分が変わっていくのを人生を通して感じてきました。その中で残るものって一体なんだろう?と。それが自分だとしてら、死ぬまで自分がわからないじゃないか。
桜が毎年咲くように、(ちょっと今年は早いですが)僕もその時々で咲かせていきたい。そういう気持ちが“挑戦の連鎖”を育むエネルギーになるのでは?と感じた朗読会でした。