こんにちは!
いつもALL WEATHER HIGH SPEC WEARの応援ありがとうございます。
ハイスペック軽量コートに袖を通した事が無いにも関わらずご支援を決めてくださった方々がこんなにもいらっしゃる事を思うと、 本当にありがたい事だな...と感じます。
改めて御礼申し上げます。 私たちがこの製品を精一杯作ってきた思いがもっと伝わるようにと、活動レポートにもま すます力が入ります!
突然ですが皆様、織りネームを観察した事はありますか?
織りネームとは、洋服の襟のすぐ下によく着いているブランド名の入ったテープ状の資材です。
着いている事は知っていても、あらためてじっくりと見る事はなかなか無いかもしれません。
これらは機械で織られており、交差する糸の太さ・織り方によってクオリティは様々です。
ハイスペック軽量コートの織りネームは、「レピアネーム」と呼ばれるものです。
レピアネーム...多くの方には聞き覚えのない名称だと思います。細糸を使用した高密度織りで作られたネームの総称で、ロゴを精巧に表現できるのが特徴
です。
世に多く浸透している織りネームと、レピアネームとの違いは微細なロゴの表現力です。
多くの織りネームでは特に曲線や小さなロゴは表現が難しく、下の画像で分かるようにRマークなどは潰れがちです。
ALL WEATHER HIGH SPEC WEARのレピアネームの画像をご覧頂くと分かる通り、「R」の表現もここまで綺麗です。
上と下のどちらの画像も、「R」の字幅、なんと2.5mmです!
初めてレピアネームのサンプルが上がってきた時は、正直「これ本当に織ってあるのかな?プリントかな?」と思ってしまいました。
それほどに小さな文字、曲線の再現率が高いのです!
プリントと見間違えるほどの精度ですがよく見ると織った跡が見えてきて、その精緻さはやはりプリントとは一線を画す質感です。
またまた熱く語ってしまいましたが、織りネームの綺麗さを、商品購入の決め手にされる方はほとんどいらっしゃらないと 思います。笑
ですが私たちは、この精緻さこそがハイスペック軽量コートが目指す品位を表現できるとの判断からレピアネームを選択しました。
また、普通は出来たネームをコートに縫い付けますがこのコートはそうはいきません。
軽さを出すために裏地をつけていないため、ミシン目が表に響いてしまうのです。
この問題を解決するために、ネームの裏にフィルムを貼って圧着加工する事でミシン目を出さずにハイスペック軽量コートに付ける事が出来ました。
レピアネーム&圧着加工...皆様のワードローブにこの組み合わせをしている洋服は1着もな いかもしれません。
細部にまでこだわる事は普段はなかなか難しい事で、漫然といつも通りの選択をしがちな 部分だと思いますが
自分たちでいちから作り上げたハイスペック軽量コートだからこそ、したいこだわりを全 て詰め込みました。
縦4,3cm横7cmと小さいパーツですし着てしまえば隠れてしまう部分ではありますが、普 段の脱ぎ着で意外と目に入るこの部分に高品質のシンボルとも言えるポイントを作った事
を本日はお伝えしました。
お手元に届いた際はぜひじっくりとご覧下さい!