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南米・コロンビアから、「科学と社会」の世界最先端、「 #科学は人権 」を伝えたい

気候変動・感染症・戦乱・大災害に翻弄される世界。科学と社会の関係は? 科学は人権の何なのか? 世界科学ジャーナリスト会議2023年大会(#WCSJ2023、コロンビア・メデジン市、2023年3月下旬)に参加し、「#行かなきゃわからない」科学と社会、「#科学は人権」の最先端を日本にお伝えします。

現在の支援総額

74,000

12%

目標金額は600,000円

支援者数

15

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/03/14に募集を開始し、 15人の支援により 74,000円の資金を集め、 2023/04/23に募集を終了しました

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南米・コロンビアから、「科学と社会」の世界最先端、「 #科学は人権 」を伝えたい

現在の支援総額

74,000

12%達成

終了

目標金額600,000

支援者数15

このプロジェクトは、2023/03/14に募集を開始し、 15人の支援により 74,000円の資金を集め、 2023/04/23に募集を終了しました

気候変動・感染症・戦乱・大災害に翻弄される世界。科学と社会の関係は? 科学は人権の何なのか? 世界科学ジャーナリスト会議2023年大会(#WCSJ2023、コロンビア・メデジン市、2023年3月下旬)に参加し、「#行かなきゃわからない」科学と社会、「#科学は人権」の最先端を日本にお伝えします。

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発信が途絶えてしまい、ご心配されている方もおられることと存じます。
無事にメデジン滞在を終え、米国ボストンにおります。疲れ気味ですが、元気です。どうぞご心配なく。
でも本日は、なるべく簡単な中間報告にとどめます。

出国(2023年3月26日)まで

前日の3月25日は、大学院の博士学位授与式でした。
東京在住なのに京都の大学院に在学していたため、こういう時は1泊で出かけることになります。私を20歳代の時から知っている兄貴分(20歳代前半の時期にいた職場の、近くの部署の先輩)が、家族等として参加。私の指導教員に「どうも、ウチの娘がお世話になりまして。いや妹か」と挨拶してくれました。
学位記を持って東京にとんぼ帰りし、出発前の一夜、東京の住まいで留守番する2匹の猫と別れを惜しみました。

出国(成田空港)→メキシコシティ→メデジン

成田空港からメキシコシティへ、そしてメキシコシティからメデジンへの2回のフライトのいずれにおいても、私の電動車椅子のバッテリーが行方不明になりかけました(成田でチェックインする時にも忘れられそうに←あまりにもの人員不足)。
航空機に積んだのなら、少なくともその空港までは届いているはず。お手間おかけしましたが、よくよく探していただき、結果として見つかりました。
メデジンのホテル(その1)に到着したのは、3月27日の午前2時過ぎでした。落ち着いた住宅地にあるホテルです。

周辺散策、現地SIM調達(2023年3月27日)

世界科学ジャーナリスト連盟大会(WCSJ2023)の初日ではありますが、実質的なプログラムは翌日から。というわけで、予約を必要とするプログラムに参加する予定はありませんでした。
なんとかホテルの朝ごはんを食べるために起きたものの、昼まで寝倒し、時差ボケ解消のために午後は外に出て日光を浴び、近隣のスーパーを探検して若干の食材を調達。現地SIMカードを調達しました。
コロンビアの旅行者向けの通信事情は極めて良好です。なにしろSIMカード(6ペソ)と追加で購入した通信容量(10日間で10GB、10ペソ)をあわせて16ペソ、日本円で1000円もしないのですから。

WCSJ2023に参加(2023年3月28日~30日)

実質的なパネルセッションやワークショップなどのプログラムは、5日間の会期の中3日に集中しています。
車椅子にとっての交通事情には、整備されている部分と整備されていない部分が混在しており、しかも公式情報が少なく知っている人も少ないという問題がありました。2000年代の日本の地方都市にも、しばしば見られたパターンです。何ともならないわけではないのですが、何かと面倒くさくはあります。というわけで、朝イチのセッション(8時30分からの日も)には間に合わないことが多かったのですが、だいたい10時より前には会場に到着し、午前中の2番目以後のセッションと午後のセッションに参加、夜のソーシャルイベントのある日はそれも参加できたという感じです。
生活保護の行財政と政治についての社会学的研究で学位取得したてほやほやの博士として、科学技術政策の財政にかかわる質問をして「それを質問してくれてありがとう!」と感謝されたり、ふだん国際人権アドボケイト活動をしているから知っている各国の事情を踏まえた質問をして「それが出てくるとは思わなかった」と(良い意味で)慌てられたり。私自身はそれなりに有意義な時間を過ごしたと思っていますし、それが科学ジャーナリズムではないわけもないと思っています。

インタビューされちゃいました(2023年3月30日?)

現地コロンビアの科学ジャーナリズム団体で開催に尽力されたスタッフの方々から、「ちょっといいですか?」とインタビューされ、さっそくツイッターで紹介されました

コロンビアといえばコーヒー(2023年3月31日午前中)

最終日の3月31日は、WCSJ2023のプログラムの一環として企画された多様な視察見学等の中から、国立大学が行っている「平和のバリスタ」というコーヒー講座に参加しました。
実質2時間程度の座学のプログラムでしたが、コーヒーという植物、人類とコーヒーのかかわり、コロンビアと各国のコーヒー産業と文化の変遷、コロンビア内戦とコーヒー生産、より好ましいコーヒーを開発するための研究開発と現実との折り合い、そして参加者が美味しいコーヒーを淹れるためのノウハウなど、ぎっしりみっちり要領よく詰め込まれており、大変有意義だったと思います。

メデジン市の生活困窮者就労支援プログラムを見学(2023年3月31日午後)

たいへんありがたいことに、メデジン市の生活困窮者就労支援プログラムを見学することができました。2時間足らずの滞在の間に、プログラム自体の説明や見学を通じて「目からウロコ」の連続でした。お恥ずかしい話ですが、コロンビアで「難民」という用語が使われる時、外国から保護を求めて来る「難民」と、国内の内戦から逃げてきた(まだ完全には終了していません)「難民」の2通りがあるということに、この時はじめて気づきました。

ホテルを移動、2日目にして果たした図書館訪問(2023年4月1日~5日)

4月1日は土曜日、コロンビアでは復活祭ウイークの始まりです。この日から、コロンビアを離れる4月5日早朝までは、市街地にあるホテル(その2)に滞在しました。
道路と交通の事情に阻まれつつ行動可能な範囲を探りつつ、市街地の意外な表情(大規模書店が元気、など)と地元の人々の消費ぶりを見聞しつつ、体力回復を図りつつ、実質4日間を過ごしました。
市民のための公立図書館に行こうとして、1日目は道路事情に阻まれて途中で引き返しました。滞在最終日の2日目は最初までタクシーで現地まで行ったものの帰りに大雨(ヒョウ混じり)に祟られて雨宿り。そのおかげで、地元の方々御用達の定食で夕食、地元の方々の親切のおかげで乗れるタクシーを見つけてホテルに帰るという一日でした。
深夜、車椅子のタイヤのパンクに気づきましたが、もうそのまま飛ぶしかないです。

ボストンへ移動、車椅子のタイヤ修理、など(2023年4月5日~7日)

4月5日朝のフライトで、夜、ボストンに到着。
経由便でしたが同じエアラインの便なので、車椅子の輸送はスムーズでした。このエアラインは、バッテリーは預け入れさせずキャビンに持ち込む規則(各社異なります)なので、バッテリー行方不明事件は起こりません。
パンクしたタイヤを修理する、現地の知人に会う、ボストン市庁舎に行って中に入ってみる、現地SIM調達、汚れた衣服からマシなものを「選択」せずに済むように「洗濯」、図書館で現在の生活困窮者支援のようすを調べようとしたら閉館時間が早い日でいきなり閉館また明日、美術館で絵をじっくり鑑賞などなど、馴染みある先進国の大都市だからこそ出来ることの数々をしています。

おうちに帰るまでが出張です

まだしばらく、この出張は続きます。自分自身の安全と健康を第一に、そのためにも車椅子を無事に帰国・帰宅させることを第二に、無理せずがんばります。メデジンで何回もタクシーやUberに乗っていたうちに、車椅子のネジが1組取れてガタの出てきたところがあったりします。走行には支障はないのですが、残っているネジがなくなってしまうと地味に不便です。
いざという時のために最低限の保守工具や部品は積んであるのですが、走行にかかわらない部品は積んでないんですよね。米国ではミリネジは入手できないので、日本まで無事にもたせなきゃ。




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