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地元愛媛の農業を更に盛り上げるため、全国の多様な農家さん訪問の旅を充実させたい!

「地元愛媛の、日本の農業を変えたいー。」 そんな一心で全国の多様な農家さんの元を訪ね、お手伝いをしながら話を聞かせていただく旅をしています。

現在の支援総額

213,000

106%

目標金額は200,000円

支援者数

36

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/03/09に募集を開始し、 36人の支援により 213,000円の資金を集め、 2018/04/09に募集を終了しました

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現在の支援総額

213,000

106%達成

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支援者数36

このプロジェクトは、2018/03/09に募集を開始し、 36人の支援により 213,000円の資金を集め、 2018/04/09に募集を終了しました

「地元愛媛の、日本の農業を変えたいー。」 そんな一心で全国の多様な農家さんの元を訪ね、お手伝いをしながら話を聞かせていただく旅をしています。

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▼1年間で全国各地の多様な農家さんを訪問した学生のセカンドチャレンジ。地元愛媛県の農業を活性化したい!

 

はじめまして、愛媛大学社会共創学部二回生の白方大海(しらかたひろおみ)と申します。 生まれも育ちも愛媛県で、幼い頃から柑橘畑に囲まれた生活を送っています。大学ではいわゆる地域活性化という文脈の中でたくさんの地元のフィールドに赴きながら、どのようにしてヒトモノカネを結びつけながら抱える課題解決をしていくのか、ということを学問として学んでいます。

そうやって活動していく中、地元の海を見下ろす柑橘のたくさん実った畑の映像を見ました。その美しい風景と培われてきた文化や歴史に感動すると同時に、誇らしい気持ちになったことを今でも鮮明に覚えています。

しかし、地元を始め各地域で農業を始めとする第一次産業の衰退は著しいです。人口減少や高齢化による生産者不足、これに起因した耕作放棄地の増加。その美しい柑橘畑も急速に姿を消し始めています。加えて厄介なのが、地域によって抱える問題の本質が異なるということです。僕はこの複雑極まりない地域農業の抱える問題を解決するべく、大学を休学して全国各地の農家さんを訪問し、話を聞かせていただきながら問題追及する旅に出ています。そのセカンドチャレンジとして地元愛媛県の農業が抱える問題を解決し、豊かな自然と文化が感じられる町にしていきます。

今回、今後の現地視察を充実なものにして地元でのセカンドチャレンジをより効果的なものにするために、旅の資金援助のご協力をしていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

▼「農業」に出会ったきっかけ

 

大学に入学してからというもの、講義に出てバイトに行き、の日々を過ごしていました。本意の大学に入学できたわけではなかったので特に目的や情熱もなく、毎日同じような日々が流れていく、そんな当たり前の生活に慣れてきた一回生の終わり頃。ある学生団体の運営する就活セミナーに参加したことをきっかけに強く思ったことがあります。それは、

 「自分は将来何をしたいのか。どういう生き方をしたいのだろうか。」

そこから一年ほど、モヤモヤを抱いて紆余曲折しながら悩み続けていましたそんな時。Facebookをスクロールしているとある動画が流れてきました。それは、柑橘がたくさん実っている段々畑の中をモノレールでゆっくりと海を見下ろしながらおりて行く何の変哲も無い動画。直感でした。

「俺はこれで生きていきたいー。」

 

 

 

(↑もちろん原点のみかん畑でも学んできました。) 

 

 

▼「全国農家さんのとこに行っちゃう?」プロジェクトとは?

 

農業を志したのはいいものの、僕の両親家系は農家であるわけではありません。土地も、技術も、知識も、人脈も無に等しかった。

 「なら、現場に行って学ぶしかない。」

 思えば早いもので、地元で立ち上がって2年目の農業法人で半年ほどインターンシップをさせていただき、本当に自分が農業をしたいのか、と向き合う時間をとりました。

 

 

 

(↑地元でのインターンシップにて。)

 

 

もちろん、「農業」で飯を食って行くという気持ちに変わりはありませんでしたし、その気持ちはむしろ増すばかりでした。しかし、一口に農業と言ってもたくさんの関わり方があります。生産、流通、販売、加工、サービス・・・。加えて、課題も多く抱えています。少子高齢化や不十分な雇用環境による担い手不足の改善、多面的機能の維持、食糧安全保障の確保・・・。

 全国の多様な農家さんの元を駆け回り、ネットワークを構築し、問題究明して課題を設定し、自分がどんなアプローチをして行くのかを考えたい。

いつしかこう考えるようになり、去年の10月から「全国農家さんのとこに行っちゃう?」プロジェクトは始動しました。

 

 

 

(↑割とガチで農業しています。)

 

 

▼休学してから今までの歩み

旅が始まり、約4ヶ月が経過しました。これまで11都府県におられる農家さんの元を訪ねてきました。

 

 

(↑広島の「シトラスの谷プロジェクト」の方にお世話になり、この時はトラクターに乗せてもらい効率の良い耕運の技術を学んでいます。)

 

 

(↑岡山の銘建工業さんのバイオマス発電所にて持続可能な第一次産業のあり方を林業の視点から議論しました。)

 

 

(↑山口の瀬戸内ジャムズガーデンさんの元でインターンシップをさせてもらい、6次産業化という観点から農業へどうやってアプローチすれば良いのかを考えています。)

 

引き続き農家さんの元へ伺い、農業への視座を研ぎ澄ませて行くつもりです。この約4ヶ月ですらもたくさんの学びを得られています。これからも真摯に、愚直に、現場で学び続けていきます。今後はまず島根に行き、それから日本海側を通って北上しながら多様な考えのもとで取り組まれている農家さんの元を訪問していきます。

 

 

 

▼旅が終わってから

 

技術的な知識はもちろんのこと、現場で起こっている農業の問題やこれからの課題なども少しづつ見えてくるようになりました。

 

 

(↑昨年の台風により倒壊したハウス。年々異常気象による被害が増加している。)

 

 

農業の本質は「安心安全で美味しい農作物を適正価格で国民に届けること」だと思っています。しかし、生産、収穫、包装、流通・・・。タスクは非常に多く、多くの農家さんが人手不足を嘆いています。

 そんな手の行き届かない痒いところに「孫の手」を差し伸べるかのごとく、まずは地元愛媛の農家さんのニーズに合わせて支援するプロジェクトを僕は立ち上げます。

 

 

 

▼資金の使い道

 

旅が始まる前に予算を組んでいたのですが、道中での計画変更などにより現在、通帳には厳しい預金残高が刻まれています。いただいた資金はこの旅をより充実したものにするための視察費用に当てさせていただけたらと思います。この旅が終わった後にはセカンドプロジェクトとして上記にある支援プロジェクトを始めます。

 

 
 
▼最後に

 

ここまで長い文章を読んでいただきありがとうございます。日本の美しい自然が織りなす景観に、我々は癒しや時に自然の中で生きる厳しさを享受しています。その自然を形成し続けるために寄与していたのは、紛れもなく「我々の命をも守る」農業がその1つに含まれています。その農業が今、衰退の危機に瀕しています。

僕は就農して現場から農業を守り続けていきたい。

まだまだ未熟な僕ですが、皆様のお力を貸してください。最後まで読んでくださりありがとうございました。応援、よろしくお願いいたします。

 

最新の活動報告

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  • こんばんは! 僕は現在、鳥取県の米子市に来ております。明後日から大山町の農家さんに短期で二日間ほどお世話になる予定になっております。短い期間ではありますが、たくさんの学びと問いを得られるようにアンテナを張り巡らせて頑張ります。   さて今日は、本文中にある「農家さんのニーズに合わせて支援するプロジェクト」について現段階で構想していることについて話をいたします。 農業の本質は「安心安全で美味しい作物を国民に適正価格で届けること」であると僕は思っています。しかし、そのような作物を作るとなると手間暇に膨大な時間がかかります。加えて、歴史背景から見て、経営ノウハウが充分に蓄積されていないため、なかなか販路開拓や情報発信を行き届かせられない現状があります。時間と労力、そして知識が不足しているのです。なので先のブログでも発信している通り、「農作業」と「経営」の分離が必要なのではないか、と僕個人として思っているところです。それら2つを並行しながら推し進め、かつ異なる能力を持つ人材が担う、というわけです。 近年、農業が稼げる産業として見られるようになってきて、新規参入者が徐々に増えつつあります。しかし、高齢化の歯止めは利かないことに加え、現場での実質労働者は依然不足しています。今のままだと今後さらなる農家戸数の減少は避けられないでしょう。先日、同CFプラットフォームにおいて、農家の右腕として働かれている方のプロジェクトが話題になりました。農作業に特化する農家さんと伴走しながら現場改善であったり、販路開拓であったり、情報発信であったり取り組んでいく働き方は今後ますます増えていくことかと思います。そんな領域はまだまだ未成熟で小さい範囲でしか起こっていません。 今回のプロジェクトでは、自分が農家さんのニーズに即して右腕として働く、更には他の同世代と農家さんのマッチングをする場を創り、この輪を愛媛から広げていきます。いわゆるコンサルに当たるかと思います。偏見たっぷりで申し訳ないですが、従来のコンサルとは一線を画し、現場との密着度を高めながら共に農業に取り組み、日本の地域農業へと波を広げていきたいと思います。まだまだ浅はかな内容ではありますが、今後の旅でさらに問題特定や解決策立案に尽力して参ります。 もっと見る

  • こんばんは! クラウドファンディング公開から3日が経ちました。 ありがたいことに、たくさんの方々から支援していただき、30%近くまで達成しております。感謝の気持ちでいっぱいになるとともに、改めてこの旅が自分のものだけではない、と気を引き締めております。今後も継続して現場で学んでいきます。 さて、今回は僕がお世話になった農家さんの作る作物をお届けコースの内容を紹介させていただきます!     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー   和歌山県有田市で柑橘メインで農業をされている上野山義人さん。株式会社上友農園(https://uetomo.jimdo.com)という会社を2016年に立ち上げられ、こだわりのある柑橘を作られています。僕はここで1ヶ月、柑橘の収穫する忙しい時期にお世話になっていました。なんといっても作る上でのこだわりは、「食べた時ただ甘いだけでなく旨味やコクを感じるみかんを生産する」ことだそうです。そのために、ノルウェー産海藻肥料「アルギット」や魚を主体とした有機肥料を使い、「甘い」だけではなく「うまい」と思って頂けるように収穫まで日々柑橘のお世話をしています。また取引をする上でのこだわりもあります。それは「自分達で生産した農産物を適正な価値で自分達で価格を提示して販売する」ことです。話を聞かせていただく中で、「もし自分たちが提示した価格に対して低値、更には高値での取引を要求されたとしても自分たちの提示した価格でしか売らない。」と言われていました。そうすることで、需要供給に左右された市場価値においての評価から、作物自体の価値に対して評価をしてもらうことや、それに伴う持続的な企業間取引を目指してそのこだわりを貫いているそうです今後の上友農園さんのビジョンとしては、今後は生産から販売、そして消費者まで携わる方全員がwin−winの関係でいられる仕組みづくりをすることと、家族経営ではなく企業として雇用しながら農業を儲かる産業にしていきたいです。ここ有田市はみかん産業が主力ですが、高齢化や後継者不足で産業として非常に厳しい状況です。その中で自社が発展することで、周りの農家さんやそれに携わる方々も共に発展していける突破口を作っていける存在になれるよう、みかんを産業として発展させられるように努力していきたいです。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー         そう語る上野山さん。その背中から学ぶことはとても多く、今でも自分の中に指針として残っているものもたくさんあります。         この大きな畑で太陽の恵みと農家さんのこだわりと愛情をたっぷり注がれたみかんはシンプルに「うまい」です。甘味の伸びと次また食べたくなるように刺激される旨味・・・。 このコースのリターンとして、上野山さんのこだわりみかんを10kg送らせていただきます! もっと見る

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