こんばんは!
僕は現在、鳥取県の米子市に来ております。明後日から大山町の農家さんに短期で二日間ほどお世話になる予定になっております。短い期間ではありますが、たくさんの学びと問いを得られるようにアンテナを張り巡らせて頑張ります。
さて今日は、本文中にある「農家さんのニーズに合わせて支援するプロジェクト」について現段階で構想していることについて話をいたします。
農業の本質は「安心安全で美味しい作物を国民に適正価格で届けること」であると僕は思っています。しかし、そのような作物を作るとなると手間暇に膨大な時間がかかります。加えて、歴史背景から見て、経営ノウハウが充分に蓄積されていないため、なかなか販路開拓や情報発信を行き届かせられない現状があります。時間と労力、そして知識が不足しているのです。なので先のブログでも発信している通り、「農作業」と「経営」の分離が必要なのではないか、と僕個人として思っているところです。それら2つを並行しながら推し進め、かつ異なる能力を持つ人材が担う、というわけです。
近年、農業が稼げる産業として見られるようになってきて、新規参入者が徐々に増えつつあります。しかし、高齢化の歯止めは利かないことに加え、現場での実質労働者は依然不足しています。今のままだと今後さらなる農家戸数の減少は避けられないでしょう。先日、同CFプラットフォームにおいて、農家の右腕として働かれている方のプロジェクトが話題になりました。農作業に特化する農家さんと伴走しながら現場改善であったり、販路開拓であったり、情報発信であったり取り組んでいく働き方は今後ますます増えていくことかと思います。そんな領域はまだまだ未成熟で小さい範囲でしか起こっていません。
今回のプロジェクトでは、自分が農家さんのニーズに即して右腕として働く、更には他の同世代と農家さんのマッチングをする場を創り、この輪を愛媛から広げていきます。いわゆるコンサルに当たるかと思います。偏見たっぷりで申し訳ないですが、従来のコンサルとは一線を画し、現場との密着度を高めながら共に農業に取り組み、日本の地域農業へと波を広げていきたいと思います。まだまだ浅はかな内容ではありますが、今後の旅でさらに問題特定や解決策立案に尽力して参ります。