みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
保全局長やってます。のんちゃんです。
この文章を書いている10月22日は、「鳴くよウグイス」で有名な平安京が遷都した日らしいですよ。
野球だと、あのイチロー選手の誕生日でもあります。
そんな寄り道話はここら辺にして。
藍蓼祭を実現するにあたって、局のお仕事は
・ みんなを引っ張るまとめ役、本部長と副本部長の【三役】
・ 表立って本部役員みんなをサポートしてくださる【総務局】
・ 莫大な金額や金庫・鍵の管理を行う【財務局】
・ ゲストさんの楽屋設営や協賛を交渉する【渉外局】
・ ゲスト招待やレーザーショーを立案する【企画局】
・ 参加してくれる団体さんの受付窓口、【参団局】
・ パンフレットやポスターで周囲の目を惹かせる【広報局】
...と、表立って活動することが多いように見えますよね。
私の所属する【保全局】は、字面ではわかりにくいですが、安全管理や衛生管理が主な仕事です。
裏方がメインのグループなんです。だからこそ私は、藍蓼祭が近くなるにつれて楽しみと同じくらい不安も大きくなります。
お客さんの第一印象、そして最後の印象に直結するからです。
そして、保全局は、唯一お客さんや他局(三役)との協力や関わり合いが無いと成り立たないんです。
保全局だけで何かを成立することはないです。だって、私たちは主人公ではないから。
最悪存在しなくたって、業者に任せてしまってもいいのです。
だから、保全局の神髄は
「来場するお客さんの一日の思い出づくりをサポートすること」
だと私は考えています。
本部役員をサポートする総務局とは対極の存在です。
まさに「内助の功」がふさわしいです。
世代交代した今年の12月末に、たった一人で役を引き継いでから、
5月に1年生を迎え、彼ら彼女らと協力しながら、
あれこれ頭を働かせ、時に悩み、みんなの助けを得ながら工夫してきました。
来場したお客さんが最後まで楽しむため。
そのプラスな感情を抱えて帰ってもらうため。
そして、私が藍蓼祭の本部役員として存在する意味を見つけるために。
そんなことを考えていたある日、住み着いている野良ネコに
「そんな辛気臭いこと考えるんじゃニャいよ」
って目で見られました。
見抜かれてました。お手上げです。
保全局は表立った「主人公」という立ち位置ではないですが、
入退場口での警備を行っている立場上、お客さんの表情を間近で感じることができるという特権もあります。
ワクワクを弾ませてやってくる表情。帰るときにとことん楽しんだ表情。
ニコニコ笑顔の小学生。
帰るときに一日をやり切ったような清々しく、あるいは疲れたような表情。
今年も彩りある表情を見られるといいなあ。
もし来られる際には、思いっきり楽しんでもらえると幸いです。
学内でも学外でも、皆さんの様々な表情を見られることが警備をしている醍醐味であり、
楽しみでもありますから。それが私のやりがいのひとつです。
11月初旬、お待ちしております...!