こんにちは。おばけうさこです。
いよいよ展示が来週に迫ってきました。すごく余裕があるなーと思っていたのにあっというまで緊張しています。
支援して下さっている皆さん、ありがとうございます。
その気持ちが嬉しくて、ふたりだけで作り出すものではなくて、皆さんのお力添え、応援してくれているということが作品に繋がっている気がします。
今回は前回の続きで、“撮られること”についてお話ししたいと思います。
私は妹を撮り始めた小学生の頃から、自分へのコンプレックスがとても酷く、写真に写ることが嫌になっていきました。
それはどんどん悪化して、20代後半まで続きました。
ここでは言えないような酷いことを考え、自分をけなし続けました。当たり前に心も病みました。
本当は以前のように自分自身を作品として昇華したかった。自分が表現したいことへの葛藤。
ところがある人との出会いで“頭のてっぺんからつま先まで”というコンプレックスがだんだんと薄れていきます。
救出者である彼はもうこの世界にはいないですが、彼のおかげで今の私がいます。
自分が許されていく、自分を許していく
それでもこの人になら撮ってもらってもいいと思う人たちがいて、その一人がatsumiちゃんです。
私のことをひとりの人として、しっかり見てくれているのが伝わります。
その真剣さが好きです。
そして何より楽しい。
atsumiちゃんとの撮影は、楽しくてしょうがないです。
お互いに痛みを感じているときでさえ、楽しいという感情が生まれるのです。
そんな私たちが作り出す/pain
写真集が形になってきました。
ポストカードの販売もします。
クラウドファンディング終了まで、もう少し。
初めての挑戦、どう終わるんだろうと、緊張と楽しみと。
展示初日の20日は私も在廊します。
他の日はatsumiちゃんが在廊してくれます。
いろいろなお話しができますように。
皆さんにお会いできることを楽しみにしています。
おばけうさこ