いつもありがとうございます!
KUDEN by TAKAHIRO SATOのデザイナーTakこと佐藤貴浩です。
ご支援くださったkimonoガウンも岐阜の縫製工場で鋭意制作しております。
8月末から9月末にはご支援くださったあなたのお手元発送出来る予定で動いております。
今回初めて公開するのですが、
KimonoガウンからスタートするKUDENの新しいシンボル「KUDEN itoguchi(口伝糸口)」をご紹介します。
Kimonoガウンの背中に一針一針職人がKUDENのロゴマーク(もしくは口伝の口の字の意味)を今後はKUDENの服に縫い込んでいきます。
あくまでし”つけ糸”の様な役割なので、お客様の自由で取っていただいても構いません。(そのためステッチの様にしっかり縫い込みません)
”しつけ糸”とは縫い目や折り目などを仮に押さえるために縫っておくもので、新調された着物は型崩れを防ぐためにしつけ糸をつけたまま購入します。 通常はしつけ糸は取ってから着用しますので、「まだ誰も着ていない着物」という証明にもなります。
KUDEN itoguchi
糸口に込めた思い。
日本語で”糸口”の意味は
「物事を展開させるきっかけとなるもの」
KUDENでは日本の和裁や洋裁の縫製技術などを後世に残していくこと、海外に着物や日本の伝統文化をデザインの力で知ってもらうこと、そしてその現場で息子の様な個性のみんなが働ける障がい者雇用を行う事などKUDENが社会で担っていける器にれるように次のステップへの”糸口=きっかけ”になることが出来る様に。
また、KUDENの服を愛してくださるお客様の人生がより良く豊かなものになるための”糸口=きっかけ”になります様にと願いを込めています。
KUDEN itoguchiは現代の”背守り”
背守り(せまもり)とは、その昔、子供の着物の背中に縫い付けたお守りのことです。
着物を作る時には左右の身頃となる布を縫い合わせるため、背骨に沿って「背縫い」という縫い目ができます。 昔の人は「目」には魔除けの力があると信じており、背縫いの「縫い目」にも背後から忍び寄る魔を防ぐ力があると考えていました。
そのため、親が着物に子を守りたいという願いを込めて、着物の背に糸で模様を縫い込む風習がありました。
現代のこんな慌ただしく様々な出来事が起こる世界で、少しでもお客様が守られますようにと”現代の背守り”として願い込めてお作りしています。
到着まで、もう少しお待ちくださいませ。
また、本日8月10日より、Samurai Mode Shirt II KASANEの新色(ボディが赤と青)とリネンライクのポリエステルで緩く着ていただける”Samurai Mode Shirt II Chillサムライモードシャツ2 チル”がCAMPFIREにて新発売しています。
(国内のみ、海外の方は公式サイトにて受注)
●着物シャツ第2弾!新色&新生地追加!重ね衿で魅せる和モードなkimonoシャツ
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KUDEN by TAKAHIRO SATO
デザイナー 佐藤貴浩