世界で最初のソーラーバイシクルレースWSBRは、1994年に大潟村のソーラースポーツライン誕生と同時に始まりました。写真のスーパートンカチ号は日本のソーラーカーレースの黎明期から活躍している池上敦哉氏が設計したマシンです。1994年の初代トンカチ号を更にハイチューンして1996年にオーストラリアのWSCと同時開催されたソーラーバイシクルレースで優勝したマシンの現物です。
世界最高峰のソーラーバイシクルマシンのスーパートンカチ号です。(敦哉氏の愛称トンちゃんが勝ちに行く意味を込めてトンカチ号と命名したそうです)
オーストラリアのレースではステージ制のレースで圧勝しました。同じレースには大潟村役場のチームや、年金ライダーと命名したシニアライダーの杉原さんなど、多くの日本チームが参戦して灼熱の砂漠を走行しました。この時の村のチームメンバーには現在の副村長をはじめ当時のソーラー課の皆さんが大活躍したのが印象的でした。
このスーパートンカチ号は現在も大潟村の干拓博物館に展示中ですので、来村の際にはぜひ現物をご覧ください。