5月23日に、阿蘇市狩尾に骨材を搬入しました。 初夏の陽気漂う熊本県阿蘇市狩尾で、ようやく骨材の搬入ができました。 現地では瓦礫の撤去が進められ、以前あった倒壊した建物は、すっかりなくなっていました。 ボランティアの皆さんも一生懸命お手伝いをしていたので、少しづつですが前に進みだしているよ うです。 仮設小屋といっても、材料はしっかりとした材で頑丈な国産杉材を利用し 通常の住宅を建てるようながっしりとしたボリュームがあります。 土台、火打ち、柱、梁、桁、野地板、垂木、床材、金物などです。 前回お伺いしていたときに設置した基礎の上に土台を設置していきます。 水平を合わせるために、軽くモルタルで均してから、基礎の上にパッキンを設置します。 これは、基礎からあがってくる水分を直接土台にあたらないための処理です。 アンカーボルトの位置にあわせて土台にインパクトドライバーで穴をあけていきます。 今回は、DIYで造っておりますので細かな誤差は現場で修正しながらの作業です。 土台を敷きこんだら、大引き、火打ちをはめこんで、がっちりとした土台が完成です。 次回は、リバティキットの組立作業をします。 また、熊本地震での熊本県の小野副知事に面会して参りました。リバティキットグループとして、県の対応で行き届かない被災者の復興に、そして力強く新生していくために協議しました。様々な課題があるなかで、更にスピードを上げ活動していきます。 がんばろう熊本!! http://liberty-kit
熊本を再生し更に新生する為に熊本地震復興対策プロジェクトチームを結成! DIYでもできる縦型ログハウスキット リバティキットを仕様し復興仮設住宅を計画しております。大きな特徴は、DIYでもできる施工性と、105角の厚みで耐震性、断熱性を兼ね備えており、尚且つ、運用終了後には、解体し再利用できます。廃棄材を極力少なくし、長期的にロスの少ない仕様です。今回、DIYでできる施工性能を活かし、崇城大学ボランティアビレッジの方々、熊本ヴオルターズの方々、被災者の方々等の有志で建築する事ができます。また105角の厚みとログ材で、手摺りや棚も自由に取付できます。仮設住宅等で運用終了後には、解体し再利用可能な循環資材です。板材等は、熊本県森林組合連合会より熊本県産材を使用し、少しでもストレスない生活ができるよう配慮しております。1棟でも多くの癒し仮設住宅を建設できればと動いております。http://liberty-kit.com
熊本県阿蘇市狩尾地区 復興支援仮設小屋の着工 天気予報の具合でGW明けから雨が降る予定だったので、5月8日復興支援仮設小屋プロジェクト着工しました。 早朝、福岡発~阿蘇までの道中、道は随分復旧していましたが、まだまだ被災した建物がそのままで復興までの道のりは険しい状況でした。 また、GW最後でボランティアさんの数も激減しており、まだまだ手が足りない状況で先の見えない不安を抱えての現状だそうです。 私たちも早速着工に取り掛かりましたが、5月の初旬で夏の陽気に大汗をかきながら基礎をつくりました。 前日の予報では晴れマークだったのですが、午後からは雨が降り出し、なかなか作業が進まない。隣では、膨大な瓦礫の撤去に ご家族総出で取り組まれており、私たちの方が逆に勇気づけられました。 次回は、建て方作業になります。