タトゥー裁判をご支援くださっているみなさまがた、いつもありがとうございます。
本日、大阪高検が最高裁へ上告を申し立てました。
これを受け、弁護団がコメントを発表しましたので、掲載します。
本日、大阪高検が上告したとの報せを受けた。極めて遺憾である。
検察庁は、 医師でなければタトゥーの施術を行なってはならないという 社会通念や常識に反した解釈に固執している。
わが国における彫り師という職業の歴史や社会的な意義を無視し、彫り師に保障されている職業選択の自由をないがしろにしている。
大阪高裁判決が「憲法上の疑義が生じると言わざるをえない」とまで述べた解釈に固執し、彫り師を被告人の地位に縛り続ける検察庁に憤りを禁じ得ない。
この上告により、全国の彫り師の方々が職業活動を続けるうえで不安を感じる状態がさらに続くことは看過し難い。
弁護団は、大阪高裁の正当な判断を確定させるべく、引き続き最高裁で闘う所存である。
続いて、増田太輝のコメントです。
検察側が上告をするということも考えておりました。高裁判決で安心をしていた訳ではありません。色んな方々の想いが関わっている裁判、気を引き締めて最後まで強い気持ちで闘います。
彫り師は正当な職業であるとした大阪高裁判決を、必ず最高裁で確定させるべく、引き続き全力で闘います‼
どうぞ今後ともご支援をいただけますよう、よろしくお願いいたします。