今日も工場に行ってきました。
多分今年最後の発注になるであろうベルを製作していました。
金型に沿って職人さんが絞ったベルは
調整に調整を重ねて、私が音程にOKを出すまで調音作業が続けられます。
加工が済んだベルは、内側・外側、各20分以上かけて
職人さんに磨き上げられます。
右が磨き前、左が磨き後のベルです。
こちらが済みましてからパーツの取り付け。
そして、クラッパーのふり幅を1音1音調節していきます。
全てのベルは、演奏してみて和音の違和感がないかまで確認します。
その後、運搬できるように梱包作業に入ります。
当たり前ですが、すべての工程が手作業です。
1つのベルにどれだけの作業工程があるか想像していただきたい。
どれだけの人のアイデアと労力の結晶であるかを知っていただきたい。
職人さんの丁寧な仕事ぶりに感涙した今日でした。
2オクターブのベルの市販価格は、まだ未定ですが、たぶん60万円を超えます。
市販価格の10分の1の目標にはたどり着きませんでしたが
そのぐらい価値のあるものが出来上がっていています。
リターン納品おまちくださっている皆さま、楽しみにしていてください。