ラカイン州タンドゥエ寺院学校ってこんなところ①
タンドゥエ寺院学校は、海の透明度が高く世界的に有名なガパリビーチの近くにあります。
外国人旅行客が外資系ビーチリゾートホテルに1日何百ドルも支払うすぐそばで、タンドゥエ寺院学校の子どもたちは貧困から脱するために懸命に勉強。
これが現実です。
こうした世界的な経済格差を少しでも小さくするために、同プロジェクトはあるのです。
(写真↓ 学校敷地内にあるため池)
ラカイン州タンドゥエ寺院学校ってこんなところ②
設立は2012年。生徒数は134人。
それから6年。
生徒数は1015人!
貧困家庭や孤児の受け皿となっている寺院学校。
生徒の増加=困っている人が多いということ。
そんな状況のなかで、より多くの子どもたちが「教育」という
貧困から抜け出すチャンスを手に入れたことは
喜ばしいことですね。
(写真↓:ミャンマー語で書かれた生徒数一覧表)
ラカイン州タンドゥエ寺院学校ってこんなところ③
どのような生徒たちが通っているのでしょう?
貧しい家庭の子どもたちや、親がいない子どもたちもいます。他地域出身の子どもおります。
ミャンマーの僧侶は、托鉢や修行でいろいろな場所に出かけます。出かけた先で出会った孤児を連れてきたり、寺院繋がりで子どもが紹介されてくることもあるようです。
ラカイン州タンドゥエ寺院学校ってこんなところ ④
先生たちを紹介します。
寺院学校は寄宿舎(寮)があるので、先生たちは生徒の生活の世話もします。
2014年のパンフレットによると先生は無償で勉強を教えている(食事や住居は提供される)とのことで、決して楽な職場ではないようです。それでも子どもたちのために働きたいという熱心な先生が多いようです。
職員室でほっと一息する先生たちの姿(↓写真)も視察では見ることができました。
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