あと１％で　目標額の４分の１達成です！

初めてのクラウドファンディングでしたので、色々な人のアドバイスを取り入れながら、私にできる支援者へのリターンを用意しました。

その中に、私が数年前から行っている「TheONE」のプロジェクトがあります。

アイデアそのものは、かつて私の友人たちに、その人が飼っていたペットが亡くなった時にペットが身につけていたもの、あるいは遺灰や毛をレジン（透明プラスチック）に埋め込んでお守りとしてあげていたことから始まります。

アートが「材質そのものの価値を超えてたったひとつの特別なものになる」なら、たった一本の動物の毛がある人にとっては大切な価値をもった、ずっと一緒にいたいアートになるのではないか？と考えました。わざわざアートという呼び方をしなくても良いのかもしれませんが、そう考えることで、生活に素敵感が出て良いのでは、と思っています。

近年はそれを私の樹拓の作品で包むことを初めてみました。腐ったり形がかわるものでなければ、頼まれたものはひとまず何でも包めると思います。それで、私の恩人、友人のMs.MSさんがカッコ良い命名をしてくださって「TheONE」のプロジェクトが始まりました。（このチラシも彼女が作ってくれたものです！結局まだ本格的には始まっていませんが）

去年「それではあまりにサイズ感がなくて値段もわからないし頼みにくい」ということで、特別な箱を準備して「TheONE」がパッケージ化されました。箱に入る大きさで値段が決まっていて、私がそれを受け取って、作品化してお返しするというものです。パッケージの中には箱の他に私の樹拓の和紙（今回支援をお願いしている今立の和紙です！）と採取された木の写真が入っていて、それで包んでお返しするという仕組みです。

とても個人的なつながりの中で作っている作品なのでまだ企画化されていなくて、多くの場合がとてもフレキシブルでやっています。日本では長野の御代田にあるpace aroundのみが受け付けています。

このプロジェクトの目的は表面を通してつながりを作ってゆくというものです。作品を持ってくださった方は何かしらの形で私とつながっており、実は全ての作品を繋いだものが一つの作品でもある「TheONE」の一部となるのです。

この度、支援のリターンの中に大、小と加えました。ぜひ、参加していただけたら嬉しいです。