余命士の物語は、限りある命が見えるという世界。
もしも余命が見えたとしたら、生き方が変わる。
意識すると行動が変わり未来も変わる。
無意識に明日も生きていると感じる人と
意識的に明日を生きている人とでは
辿り着く未来は大きく異なるのだと思う。
限りある意味を感じてほしいと思った一作目。
二作目は声の欠片という物語です。
声と聞くと、相手に伝えるための手段だと考える人も
多いと思います。
もちろんそれもある。
私が描きたい<声>はそれとは少し違うくて
<自分の声>がちゃんと聞こえているのかということ。
「当たり前じゃん」なんて声が聞こえてきそうですが、
私はそうじゃなかったから。
誰かの声を優先して生きていませんか?
自分の小さな声を殺し続けて聞かなかったことに
している人はいませんか?
心の中に生まれた声は、本当にあなたの声ですか?
誰かがこうしろって言った声じゃないですか?
私はそんな<自分の声>を大切にしたいし、
みんなにもしてほしい、気付いてほしいと思って
短編映画にすることにしました。
この作品も教育現場で子どもたちに届けられるように
作ると同時に、いつの年代の方が見ても何かを感じる
ジブリ作品のような存在にしたいと思う。
残り2日のクラウドファンディングですが
上映チケットをまだゲットしていない方は
少し高いと感じるかと思いますが
高校生の子達の応援の意味も込めて是非とも
買って現地まで見に来てくれると嬉しいです。
長くなりましたがよろしくお願いします。
余命士 映画監督 加藤直人