ご支援いただいた皆様には非常に残念なお知らせなのですが、8/4行われた公式予選1において走行中のジョシュ・ウォータース選手が、他車と接触転倒し右肩と手首にケガを負ってしまいました。これにより走行不能と判断し、レースを離脱することになりました。
コロナ禍で海外から選手を呼べない時から私たちのチームで走りたいと言ってくれていて、やっとチームメイトとして迎えることができたのに。6月のテストは他のライダーたちが各々のスケジュールにより参加できない中、ジョシュ一人でライダーをこなしてくれて、彼の並々ならぬ気合もチームにいい影響を与えてくれていました。
これまで彼がチームでしてくれた仕事には感謝しかなく、早期の回復を願うばかりです。
そして本日行われた公式予選2。渥美選手とマーセル選手の二人での走行となりました。ジョシュも駆けつけ見守りました。二人はしっかりとタイムを出し、総合9位でトップ10トライアル出場の権利を得たのでした。
16時より行われたトップ10トライアル。予選結果上位10チームのライダー2名ずつが参加でき、一人ずつたった1周のタイムアタックをします。会場全体と全世界が見守る中無事走り終えた渥美選手とマーセル選手。ピットでは拍手で迎えられ、昨日の転倒で激しく損傷したマシンをしっかり修復したメカニックスタッフたちも同じく拍手で迎えられました。
明日はいよいよ決勝レース。天候の行方が気になりますが、目標に向かってチームは一つにまとまっています。各々が自分の仕事をしっかりとして、表彰台へ上るところを皆さんにお見せできればと思います。