こんにちは。既に30名を超える方からのご支援誠にありがとうございます!プロジェクト達成までもう一息です。引き続きよろしくお願い致します。
さて、今回はパトロン第一号でもあり、仲川、中林と同じ95世代である早稲田大学の大槻祐依ちゃんにインタビューをしたいと思います。
彼女は、昨年からシンガポールの大学に交換留学をしており、先日開催されたTech in Asia Singaporeに参加してきました。
今回は、Tech in Asiaに参加したばかりの彼女に、会場の雰囲気や、現地のスタートアップについて、またTech in Asia Bangaloreに参加するにあたってのオススメの周り方などアドバイスの仕方などを聞いてみました。
今回は3人でゆるくチャットしたものをまとめたいと思います!!
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大槻祐依(20)
早稲田大学3年、シンガポールにある南洋理工大学(NTU)に交換留学
アジアスタートアップに関心があり、昨年夏にEastVenturesでリサーチ業務を担当
Twitter:@yui_ohtk
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仲川:ってことで今回はチャットで色々聞いていきたいと思います!よろしく!
中林:よろしく〜
大槻:なんでも、聞いてもらえれば!
仲川:一先ず、おかえり!簡単に自己紹介と、ここ一年の活動とかを教えて!
大槻:早稲田大学文化構想学部3年、シンガポールナンヤン工科大学に1年間留学していて
6月に帰国しました!12月と1月は、バックパックの旅をして、2月からは学校に通いながらインターンをしてました!シンガポールでの留学から帰ってきて、まだ5日も立ってないのに、すでにシンガポールが懐かしい笑
仲川:インターンは何をしてたの?
大槻:インターンは、マレーシアのネイルマツエクサロン、ネイルセミナー、ネイル・マツエク商材の販売をしていたとこでした。
女性の社長の方が一人で経営していて、日本の質の高い商材を東南アジアに広げたいというビジョンがかっこよかった!
私は、そこでECサイトの立ち上げをしました。企画、リリースまで全部一人で任せてもらって、本当に良い経験でした
仲川:充実したインターンだったみたいで羨ましい。
そもそも、どうしてシンガポールの大学に留学だっけ?
大槻:大学入ってから留学に興味持っていたんだけど、1年の時に早稲田で受講した起業家養成講座とか学内のビジコンの影響でビジネスを学びたいと思っていて、留学以外のこともしたかった。東南アジアに興味があって、治安がある程度良い国がシンガポールだった!
最近取り上げられたアジア大学ランキングにもあったように、シンガポールの大学頭良いんだよね。それに評判も良かった。
仲川:なるほど。確かに、NUSとかNTUは最近よく聞くよね。
大槻:それで興味を持って、タイを調べてみたりして、東南アジア全般のスタートアップの記事読むじゃん、そうするとシンガポールの未来感にすごく憧れを持ったんだよね。
行ったことないから、シンガポールのテックとか、近未来な感じに触れたいと思った!それに、他の東南アジアの国よりも多様性というか、いろんな国の人が集まっていて、いいな!って。そして、ビジネスを最高の環境で学べるのでは、と思ったんだよね。1年の9月に留学申請したんだけど、シンガポールはGDPとか全体見てもすごい。それに一番の理由は、英語だから。共通語が英語なのは大きい。
仲川:なるほど、東南アジアの中でもシンガポールは少し異質だよね。現地の大学の雰囲気も教えてほしい!
大槻:もうみんな勉強熱心!大学のスタートアップ環境について語りたい
中林:え、これ大学?すごい
大槻:大学のインキュベーションオフィスみたいなもんよ。
スタートアップしたいなら3ヶ月無料、創業時に10万円を提供、大企業と組んだハッカソンやセミナー開催、シリコンバレー行きのプログラムもあって、実際に行く子にも数人に会った、大学近くの寮も安く提供。とにかくスタートアップへの手当が大きい!このかっこいいオフィスのthe hangarは大学内にある!
仲川:大分充実してるね。大学が運営してるの?
大槻:そう。あとね、学生のレベルは高い!エンジニアがガンガン活躍してるイメージ…。NTUはエンジニアが多い、NUSの方が、コワーキングとか、学生スタートアップの支援多い、勢いもあるNUSはCarousellも出てるし。Carousellはシンガポールのメルカリみたいなサービス。みんな使ってる。
仲川:他大学発のベンチャーとかある?
大槻:これ、NUSのオフィス出たスタートアップ
中林:こんなに!
仲川:詳しくありがとう!
さて、本題に入ります。
先日のTech in Asia Singapore参加お疲れ様でした!当日の様子や、気づいたこと、得たことなど教えてほしい!
大槻:一つ目の特徴は、シンガポールでTiAの評判がかなりよい!
去年とくらべて、大きさも2倍になったらしく、勢いを感じた。
翌日までに出展しているスタートアップが半分以上入れ替わり、2日間で違うスタートアップを見れることも魅力的だった。
2つ目の特徴は、全参加者が多国籍であること。
当たり前のことかもしれないが、参加スタートアップはシンガポールベースの会社が多かった。しかし、ファウンダーやメンバーに、シンガポール人だけではなく(アジアを中心に)いろいろな国の人が入っていると感じた。
三つ目の特徴は、全体としてインドネシアへの期待が大きいこと(再確認)
インドネシアからのスタートアップも多数参加。投資家のインドネシアへの期待も大きい。
四つ目の特徴は、日本進出への興味は見受けられなかったこと
文化や言葉の障壁により、日本への進出を図るようなスタートアップは少なかった。シンガポールで試してみて、東南アジアに進出を考えている、もしくは進出済みで、USやヨーロッパへの拡大はいたが、日本への進出に積極的なスタートアップはあまり出会わなかった。
他、話題になってたこと
・AlibabaのLazadaへ大量出資…Alibabaの大きなブースが真ん中にありました。
・Rakuten Venturesが新たな1億ドルファンド作る などなど…
この記事とかおすすめ:How did Tech in Asia Singapore 2016 look like in numbers?
仲川:めちゃめちゃ詳細にありがとう。インフォグラフィックス分かりやすい。
大槻:インドのスタートアップも来てた。5社だね。でも、インドネシアから来てる方が印象的だった。インドネシア→シンガポールで進出するスタートアップがブースでも多かった印象。全体的に、投資家は多かったよ〜。スピードデーティングもめちゃよいし、よく横でアポ取って話してる印象受けた。
仲川:スピードデイティングは良いよね。コミュニケーションデザインがTiAは上手い印象。他に面白かった企画とか講演とかある?
大槻:エドゥアルド・サベリンの講演は印象的だった。あとは、大きいカンファレンスだとピッチ見るの好きなのでみたよ。
仲川:そろそろ終盤、今回僕らがTech in Asia Bangaloreに参加するにあたって見てきて欲しいところとかある?
大槻:ブースも含め、どんだけ日本人とシンガポール人とその他東南アジアの人いるか見て欲しい。インドって東南アジアからちょい離れてるから日本と同じで。あと、学生の勢いを見てほしいんだけど、やはり若いはずなんだよね、それの影響とか?あとは、インド人でも今まで海外に出た人が起業してるのかとか。
中林:たしかに、そこらへんは抑えておきたい。最後にメッセージを。
大槻:インド料理食べたい!って感じ?いや、違うね。
同い年の二人が日本からインドのTiAに行って感じた生の声を聞きたいです。インドって今勢いがあると思うんだけど、それは何が原因なのかなって。後は、参加しているいろんな分野の人たちとガンガン話して、交流してきてください。帰国してディスカッションするの楽しみだわ!
仲川:楽しみだねー。いやーほんとに。長くなってしまったけどありがとう。
中林:神対応ありがとう!
※チャットの内容を比較的そのまま引用したため、お見苦しい文面になってしまったかもしれませんがご容赦くださいませ。
忙しい中、詳しく教えてくれた彼女に感謝です!シンガポールのスタートアップに関して伺いたい方がいましたらお繋ぎいたします!