株)文化財マネージメントの宮本です。
源宗寺や地区との地域連携事業について、立正大学 地理学科・准教授の原美登里さんと学生さんにご執筆いただきました。
今回含めて4回続けて掲載します。
源宗寺護持会、源宗寺本堂保存修理委員会、熊谷市平戸地区、立正大学地理学科 原美登里研究室における地域連携事業
立正大学地理学科 原美登里
立正大学地理学科原美登里研究室のゼミ生は、2020年度より源宗寺平戸大仏の維持・継承を目的にした地域活性化に取り組んでいます。
2020年度は棟上げ式や落慶式のお手伝いなどを中心に活動しました。
2021年度では、地域資源調査を実施し、データベースを作成しました。
研究室の3・4年生の学生が、観光マップ作成班、イベント企画・運営班、グッズ企画・作成班、動画作成班の4つに分かれ、それぞれ精力的に平戸地区に関わってきました。
これらの活動に際し、源宗寺護持会や地域の方々から歴史的経緯をご教示いただいたり、班ごとの成果について意見交換会を開催しご助言を頂戴したりと、学生は普段の学生生活では学べないことを経験し、成長しています。
現在は、ご助言いただいた内容を精査し、成果物をバージョンアップするよう取り組んでいます。
各班の活動に関する詳細な内容は、このコラムのあとに掲載していきますので、そちらをご覧ください。
また、学生たちが取り組んだ地域連携事業について、6月3日(土)立正大学熊谷キャンパスにて開催される立正地理学会で発表します。
参加費無料なので、興味のある方はぜひお立ち寄りください。