(株)文化財マネージメントの宮本です。
源宗寺や地区との地域連携事業について、立正大学 地理学科・准教授の原美登里さんと学生さんにご執筆いただきました。
全4回の第2回を掲載します。
地図班の活動
立正大学地理学科・原美登里研究室
私たち地図班では、地域に興味をもってもらい、地域資源の認知を広げることを目的に熊谷市「上川上」、「上之」、「平戸」「星宮」の4地区を対象地域にガイドマップを作成中です。
ガイドマップの内容は、神社・寺社、文化財、食事処などのカテゴリーを中心に掲載します。
現地調査で得られた内容をもとに地図見本を作成し、地元関係者の方々との意見交換会で意見を頂戴したり、地域資源の紹介文を考えたりしています。
マップ作成では地元の方々のご意見をもとに、交差点名やランドマークとなりうる建物を追記し、初めて訪れた方に「ガイド」できるガイドマップを目指しています。
また、仏教学部秋田ゼミと共同でガイドマップに掲載する神社・寺社のアイコンとなるイラストや表紙のデザイン作成といった学部間の連携も行っています。
誰でも見やすくわかりやすいガイドマップを意識しながら現在も作成に励んでいます。
このガイドマップを通じてより多くの人に、この地域資源の魅力を感じていただき、ゆくゆくは「平戸の大仏」維持・継承活動の協力者の増員に繋げていければと考えています。