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フィッシャーアーキテクトに人を集めて淡水の暮らしを届けたい、若き漁師の挑戦

世界農業遺産に認定された「琵琶湖システム」。1000年以上続く、サステナブルな漁をいとなむ新米漁師が『淡水の暮らし』を全国へお届けします。 小鮎の不漁や、機材の故障など試練も乗り越え、より多くの人に琵琶湖の淡水の暮らしを感じてもらいたい!

現在の支援総額

1,737,000

347%

目標金額は500,000円

支援者数

159

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/07/11に募集を開始し、 159人の支援により 1,737,000円の資金を集め、 2023/07/18に募集を終了しました

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フィッシャーアーキテクトに人を集めて淡水の暮らしを届けたい、若き漁師の挑戦

現在の支援総額

1,737,000

347%達成

終了

目標金額500,000

支援者数159

このプロジェクトは、2023/07/11に募集を開始し、 159人の支援により 1,737,000円の資金を集め、 2023/07/18に募集を終了しました

世界農業遺産に認定された「琵琶湖システム」。1000年以上続く、サステナブルな漁をいとなむ新米漁師が『淡水の暮らし』を全国へお届けします。 小鮎の不漁や、機材の故障など試練も乗り越え、より多くの人に琵琶湖の淡水の暮らしを感じてもらいたい!

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祝!御礼!第三ゴール達成!

たくさんの方にご支援いただき、支援開始から2日で第一ゴール、4日で第二ゴール、6日で第三ゴールを達成することができました!

湖魚や漁体験等一漁師でできるリターンはありがたいことにほぼ在庫切れとなりました。

琵琶湖での協力者とともに生まれる琵琶湖ならではの暮らしのリターンはまだございます。

琵琶湖に興味のある方々と集まり、淡水の暮らしを届けて未来の琵琶湖の風景を築いていきたいです。

ご用意していた目標はお陰様で達成いたしました。まだまだ挑戦するので、お知り合いへの紹介やSNSでのシェアなどご支援いただければ嬉しいです!


フィッシャーアーキテクトを『たくさんの人が集まれる場所』にするための設備投資を行っていきたいです!

ご支援よろしくお願いします!

はじめまして!『淡水の暮らし』を届ける漁師の駒井健也です。


はじめまして。フィッシャーアーキテクト代表の駒井健也(こまいたつや)です。

年間通じて四季折々で水揚げされる湖魚

みなさんは、琵琶湖にもたくさんの食べられる魚がいて、漁師もいるのを知っていましたか?

僕は琵琶湖の西側にある和邇(わに)漁港で、琵琶湖の伝統漁法である『魞(エリ)』を使った漁をする『フィッシャー』です。

僕は琵琶湖の東側に生まれ育ち、県立大学の環境建築デザイン学科で「自然と調和した暮らし」を学びました。

そして『琵琶湖沿いの淡水の暮らし』が、世界的にみても貴重な文化なのではないか、と感じるようになりました。

そんな暮らしを届けたい。構築者としてのびわ湖とともに生きる場づくりに関わらせていただいたりと『アーキテクト』としての活動も行っています。

「琵琶湖沿いの淡水の暮らしのコトをもっと知りたい」

当時学生だった僕は、琵琶湖の漁師さんたちに話をきいてみました。

すると『琵琶湖の漁師』も『琵琶湖の魚』も減っており、今まさにその文化が途絶えようとしていました。

「僕自身が琵琶湖の漁師になって、この貴重な淡水の暮らしの文化を残したい。」

そう思った僕は卒業後、魞(エリ)漁師の親方に弟子入り。

親方のもとで魞(エリ)のノウハウを3年かけて修行

このころに今の活動拠点となる琵琶湖の西側に移住しました。

和邇(わに)漁港から比良山を望む雄大な景色。

琵琶湖を挟んで東から西へ。大津市北部は、「湖西」や「旧志賀町」とよばれ、魞(エリ)を使った漁が盛んな地域です。

2022年には魞(エリ)を含む琵琶湖沿いの自然や暮らしが『琵琶湖システム』として、世界農業遺産(GAIAHS)に認定されました。(世界農業遺産『琵琶湖システム』についてhttps://www.pref.shiga.lg.jp/biwako-system/

漁業者として報告会にも参加!

世界的にもその価値が認められた魞(エリ)。

しかし、その数は最盛期は100統(とう)以上あったものの、今や40統ほどまでに減ってしまっています。

ひ弱な学生だった自分もなんとか3年間の修行を終え、魞(エリ)漁師として独立。

琵琶湖にのこる貴重な40統の魞(エリ)のうち2統を僕が引き継ぎました。

魞(エリ)を活かし、守るために漁師になった今、さらに『淡水の暮らしを届ける』ためにはどうするか?

先輩漁師の方々とはもちろん、同じ滋賀県の異なる業種の方とも協力し、『半漁半X』としての生き方ができるように助け合いながらたくさんの事業に挑戦してきました。

しかし、漁師としての困難もあり、僕自身、手が足りなくなってきていると感じることも…

このピンチを助けてほしい!そして『淡水の暮らしを届ける』活動をもっと多くの人に知ってもらいたい!

そんな思いでこのクラウドファンディングに挑戦しました!


不漁。トラック&漁船沈没!!!琵琶湖の文化を守りたいけど、一人ではもう限界!?

漁師としての独立、そして『暮らしを届ける』活動の挑戦をつづける中で、不漁や事故などの困難は避けては通れませんでした。

今年、2023年の小鮎の不漁は異例な状況。

NHK滋賀のニュースでは僕の船に乗り込んでもらい、不漁の状況を取材してもらいました。

僕自身がとりあげてくださっていますのでご覧ください。

NHK 滋賀2023/04/21

びわ湖のアユの群れ 滋賀県水産試験場の調査で平年の1割未満

https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20230421/2060013134.html)2023/05/16

びわ湖のアユが激減 不漁はいつまで続く

https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20230516/2060013271.html

5月下旬から、すこしづつ獲れるようになってきてはいます。

しかし、小鮎はびわ湖の漁師にとって一番漁獲量の多い魚。

その不漁は年間の経営においても大ダメージ…

一人で活動するには限界も近いのか、事故にも遭ってしまいました。

美しい朝日の写真…ではなく、トラックが水没してしまいました。怪我などはなかったのは幸いです…しかし、大きなトラックは魞(エリ)の網のメンテナンスの必需品。

雄大な比良山を望む和邇漁港の写真ですが…こちらも船が水没してしまって引き上げている様子です。船の修理、引き上げ費用など、出費はかさむばかり…

琵琶湖の魞(エリ)漁師さんは、ご家族やご夫婦のチームワークで漁をされている方がほとんど。一人でやっていると大変さも倍増です。

また、0からの独立なので、漁船や設備などの初期投資もかさんでいます。そしてもちろん自宅/事務所/作業場などの家賃もかかります…

厳しい新規参入の独り者漁師の僕は、かずかずの困難に足を引っ張られて、メンタルもズタズタになってしまっています…

漁業体験の様子。比良山も冠雪する寒い中で。

しかし、フィッシャーアーキテクトの目標は、「淡水の暮らし」を届けることです。

逆境のなか、魞(エリ)漁師として、フィッシャーアーキテクトとして、毎年すこしづつですが『淡水の暮らしを届ける』事業は拡大していっています。

琵琶湖沿いで家具を作るワークショップの参加者たちと

せっかく軌道にのりはじめ、協力してくれる仲間や理解してくれる方々が増えてきたのに、挑戦の手を緩めたくありません。

滋賀県下のマルシェなど、生産者直売のチャンスには、その日の朝に魞(エリ)でとれた魚を活かしたまま展示・販売!

それならば、僕のおもいを応援してくださる方々にご支援をいただいて、このピンチを事業拡大のチャンスに変えたい!

アーティストの松元悠さんとコラボして「湖魚の版画つくり体験」を実施。

不漁や事故の困難を乗り越えるため、そしてフィッシャーアーキテクトの『暮らしを届ける事業』をさらに拡大させるために、ご支援していただきたいんです!

これらの事業は成長中ですが、リターンとして届けられる『淡水の暮らし』はたくさん揃ってきています。

漁業研修生としてともに漁。

将来的にはそれぞれの事業を大きくして、僕とともに暮らしを届ける活動をしてくれる『漁師の同志』も増やしたい。

しかし現状の事業規模では『もうひとり』は厳しい…

そこで、このクラウドファンディンのプロジェクトでいただいた支援は、将来的な事業拡大を踏まえて、もっとたくさんの人に『淡水の暮らしを体感してもらえる拠点づくり』に使っていきたいです!

『琵琶湖の淡水の暮らし』をもっとたくさんの人に体験してもらえる拠点を作りたい! 『比良山とフィッシャーアーキテクトの拠点』

『淡水の暮らしを届ける』

その一番の方法は『淡水の暮らしを感じてもらう』ことではないでしょうか? 

琵琶湖の淡水の暮らしを感じてもらい、湖魚のファンになってもらったり、実際に移住してきてくれたりする。

そんなきっかけの場所になれるように、フィッシャーアーキテクトの拠点を改良して、もっとたくさんの人々が集まれるようにしたいんです。 

入居当時のフィッシャーアーキテクト1階部分。

フィッシャーアーキテクトの拠点は、使われなくなった水産関連の生産組合の拠点でした。 

使われなくなって、廃墟になりかけていたこの拠点。

この地の人々が、千年前以上前から続けてきた『淡水魚をたべる文化』『琵琶湖の漁師』が減っている現状を物語っていました。 

しかし、水産関連の施設だったことは、僕にとっては使いやすい設備が残されているということでもあります。  

ギリギリ次の世代に繋いでいけるかもしれないタイミングです。 

独立してからの厳しい状況ながらも、少しずつ使えるようにしていくと、興味のある人が集まってくれるようになってきました。 

一階は数人であれば、作業場として最適なスペース。

漁体験のあと、『淡水魚のさばき方』を教えたり、体験してもらえる場所になっています。

二階は様々な人が集まり、語らう場所です。

アーティストたちが大津市北部に滞在して、その生活を身体で感じて、創作活動をおこなう『アーティストレジデンス』。

窓からは魞(エリ)を含む琵琶湖ビュー。アーティストさんのスケッチも素敵です。

窓からは琵琶湖を望むこの拠点は、アーティストたちが淡水の暮らしを体験する拠点としても活躍しています。

若い漁業関係者との集いの場にも!

時には、ともに琵琶湖の漁師の未来を切り開いていく、同世代の淡水漁師仲間との集いの場にもなります。

徒歩0.5秒で琵琶湖。魞(エリ)を見ながらいただく淡水の恵み

水産加工の方たちと湖魚の加工、調理実験を行うことも。

もちろん実食は目の前の湖岸で。

霞ヶ浦からうなぎ漁師の麦わら村長

日本の淡水の暮らしは琵琶湖だけではありません。

霞ヶ浦からうなぎ漁師の麦わら村長が来てもらい、うなぎのことを教えてもらうことも。

これからますます多くの人に、『琵琶湖の暮らし』を体感してもらい、日本の水産業全体を考える拠点にしていきたい。

今までも、加工場としての拠点整備、リフォーム改修をしてきました。

多くの人に助けてもらい、協力してもらいながらここまでこれました。

そして、このクラウドファンディンのチャンスに、みなさんの支援をいただいて、もっとたくさんの人々が集まる拠点にしていきたいんです!

リターンはフィッシャーアーキテクトが届ける琵琶湖の淡水の暮らし

漁業体験のインストラクター!魞(エリ)漁体験も大好評!

『琵琶湖の淡水の暮らし』といえば、皆さんはどんな暮らしを思い浮かべますか?

フィッシャーアーキテクトでは、魞(エリ)漁師としてだけではなく、いろいろな方法で琵琶湖の豊かさを伝えようと取り組んできました。

湖魚の美味しさや、自然の恵みを感じながらの暮らしの素晴らしさを感じてもらえたら、

「琵琶湖の漁師になりたい!」

「琵琶湖のそばの暮らしがしたい!」

そう思ってくれる方が、少しづつでも増えてくれると信じています。

同じ価値観をもった仲間が増えれば、世界農業遺産にも認定された『琵琶湖沿いの淡水の暮らし』を後世に引き継いでいける。

そんな大きな目標のもと、仲間たちと相談しながら、どうすれば自分たちの大切にしているこの『里湖(さとうみ)の暮らし』を届けられるか、いろいろな方法で取り組んで来ました。

様々な挑戦をへて、フィッシャーアーキテクトでは、大きく3つのジャンルで事業を展開しています。

それぞれのジャンルごとに、今回のプロジェクトのリターンを紹介していくので、ぜひあなたが受け取りやすい『琵琶湖の淡水の暮らし』を選んでください!

  • 『フィッシャー』として

まずは琵琶湖の漁師として、湖魚を美味しく届けること。

そして、『琵琶湖で魚をとる』体験をしてもらいたいという思いから、漁師体験もリターンとしてご用意しまいた!

琵琶湖の鮮魚詰め合わせ

インターネットの湖魚の直接販売では、冷凍せずにその日とれたものを発送。

ただ送るだけではなく、僕自身がそれぞれの魚種に応じた処理を施します。

ビワマスやニゴイなどの大型魚には、『津本式究極の血抜き公認店』として活き締め、内臓、エラ、ウロコを処理しております。 

嬉しいことにお客様の中には、10回以上リピート購入してくださる方も!

「毎月大きくなる小鮎やたくさんの魚種に感動した」

「淡水魚ってこんなに美味しいなんて知らなかった」

「丁寧で完璧な下処理」

「昔食べた淡水魚の美味しさを思い出した」

「塩分控えめな淡水魚が助かる」

などなど、嬉しい声をたくさん頂いております!

今回のリターンでは、湖魚を楽しめる3つのセットをお届け。

【琵琶湖ボックス】5,000円

コアユを中心とした琵琶湖の恵みが詰まったセット

【特選琵琶湖ボックス】10,000円

琵琶湖ボックスに加えて、絶品のビワマスもしくは天然極旨うなぎを追加!

【12ヶ月分琵琶湖ボックス】50,000円

7月から1年間、毎月旬の湖魚をお届け!しかも必ずいずれか1回絶品のビワマスもしくは天然極旨うなぎもお届けするとてもオトクなセット。

※禁漁期の10月 11月を除く10回分の琵琶湖ボックスとなります。

  •  生産者&料理人の仲間とのコラボ 食事券・特別食事会への招待など

KOGYO EATでは、他の生産者さんや料理人の方とのコラボで、リターンをご用意しました!

  • のくるさんとのコラボでは、フィッシャーアーキテクトでの漁体験の後、のくるで美味しく湖魚がいただけるお食事のセットをリターンとしてご用意!
  • ~京都 のくる 藤村店長からの応援メッセージ~

京都市内で料理屋をしております、「のくる」の藤村と申します。

駒井さんとは知人の紹介で2020年頃に知り合い、お付き合いさせて頂いております。

当店はなるべく地場の旬のものを楽しんで頂きたいと考えており、駒井さんの湖魚も大切な食材として取り扱わせて頂いています。

琵琶湖には豊かな恵みがあり、四季折々の表情があります。

わかさぎ、鮎、もろこ、うなぎ、スジエビなどが認知されているところだとは思いますが、それ以外にもあまり流通には乗らないお魚もおり、今の時期は何が採れているのかなと想いを馳せながら、良い刺激を頂いております。

近くにあるけれどあまり家庭の食卓には上る機会のない湖魚を、より身近に、美味しく食べていただけたらと思い協力させて頂きました。

様々な困難の中、奮闘する駒井さんの今後に期待しつつ応援よろしくお願いします!

やまね酒造 様とのコラボでは、鰻やビワマスといった琵琶湖の高級魚とともに、やまね酒造さんのお酒を飲むコースをリターンとしてご用意。

~やまね酒造 若林 様 からの応援メッセージ~

水域の生き物、特に淡水産二枚貝の生態学が専門である私ですが、実は一番好きな生き物は「ナマズ」です。

さらに、これからのライフワークの中で「ビワコオオナマズ」の調査・研究もしていきたい、そう考えていたところで、琵琶湖で伝統的な漁体験ができると知り、2022年9月にその主催者である駒井さんと出会いました。

琵琶湖には、ビワコオオナマズはじめ様々な貴重な琵琶湖固有種が生息しております。

その生き物たちの生息環境・自然を守るためには、自然環境に最も影響力のある人間が関与していかなくてはなりません。

駒井さんが、まさに琵琶湖最前線に関わり続けることで、琵琶湖の豊かさが守られていくと確信しております。

私も微力ながら、琵琶湖固有種の生き物たちの保全のために、これからも駒井さんと連携して活動してまいります。

皆様、ぜひ琵琶湖の未来のために駒井さんにお力添えを心よりよろしくお願い申し上げます。


やまね酒造とのコラボ食事権

※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません。


茨城県の霞ヶ浦で天然うなぎ漁を行われいる麦わら村長とのコラボリターンは、なんと天然うなぎ食べ比べ!!

琵琶湖でうなぎ漁を体験し、その後琵琶湖の風を浴びながら、琵琶湖の天然うなぎと、村長の霞ヶ浦天然うなぎを現地で食べ比べしながら、湖魚バーベキュー大会をする!

~麦わら村長からの応援メッセージ~

私は茨城県の霞ヶ浦で天然うなぎ専門漁師をしております。

天然うなぎを通じてあるうなぎマニアの方と出会いました。

その方が私に『琵琶湖で頑張っている新米漁師がいるから村長一緒に応援してほしい!』そんな一言から出会った駒井くん。

初めはよそよそしくてなかなか笑顔を見せてくれなかった駒井くんも、ここ2年間で4回も琵琶湖へ訪問したことによりグッと距離も詰まり今では駒井くんの力に慣れてる気がしてます。

琵琶湖と、霞ヶ浦の漁師!

日本1位と2位の広さを誇る淡水湖!

そこにある豊富で魅力的な資源をたくさんの方に伝えたいとゆう想いは私も駒井くんも非常に強く熱い想いを持っております。

そんな駒井くんは、雨の日も、風邪が強い日も、寒くても、暑くても弱音1つ吐かずに船を出して漁をする凄さとタフさは誰にも負けない漁師なんです。

心配ながらも、何か自然と応援したくなるような背中を持ってます。

そして、駒井くんを通じて繋がっていく輪の大きさにも感心しておりいろいろな人と人との繋がりがどんどん広がっていくんです。

私と駒井くんを繋げてくれた方は不慮の事故により命を落としてしまいました。

ですが、その方が何か『村長、駒井くんをよろしく頼んだよ』って今でも言ってくれてる様なきがしてて、託された想いがあるから駒井くんの事はずっと応援し続けて助けていきます。

熱い想いがあっても、人に協力したり、資金提供をするのはなかなかできないと思います。

ですが、駒井くんをずっと応援し続けていく麦わら村長がいる限り、駒井くんはご支援者の食卓を琵琶湖でとれるたくさんの魚たちで皆さんを笑顔にしてくれる存在です。

そんな一生懸命頑張っている琵琶湖漁師を一緒に応援しましょう!

ご支援をよろしくお願いします。

  • アーキテクト』としてアーティストや地域の方とのコラボ 漁体験+地元の宿泊施設、魞(エリ)漁を通じたアート

  • アーティストの方に琵琶湖沿いに滞在してもらい、漁体験もしていただき、それら経験を通じたアート作品を作ってもらう。そんな取り組みが『BIWAKO アーティストインレジデンス』です。

  • 今回のクラウドファンディングプロジェクトにもご協力いただけるということで、それぞれのアーティストが『琵琶湖沿いの淡水の暮らし』を表現したアート作品をぜひどうぞ!

松元様からは、魞(エリ)をモチーフにした手摺りの版画作品をリターン品としてご提供いただきました!

・B5サイズのクロモカード

・A2サイズの巨大版画【里湖源五郎鮒物語】

~松元悠さんからの応援メッセージ~ 

「漁業関係者の元で作品を作ってみたい」駒井さんとの出会いは、その願いを叶えてくれました。その後、駒井さんと私、漁師と芸術家として、レジデンスやワークショップなど多くの企画を実行していくことになります。今回出品しております『琵琶湖のクロモカード』とは、多色刷り石版印刷で手刷りされた販促カードのことを言います。琵琶湖の生物や環境に触れる中で食としての文化発展を願うようになり、湖魚を購入したらオマケとしてついてくるカードを手刷りでつくりました。

 駒井さんを通じて琵琶湖に触れ、私自身も生き方に変化が出てきたように思います。皆様にお力添えをいただくことで、ゆくゆくは皆様における豊かさの一助となれば幸いです。

美術家の武雄文子氏とのコラボリターンでは、【trace eri】という作品をご用意。

琵琶湖とえりの風景は早朝、朝、昼と表情を変える。

そのとき目の前にあるえりの風景を形に残そうと透明な板にえりを透かしながらトレースしドローイングを行った。それを紙に転写した作品。

~武雄文子様からの応援メッセージ~

昨年アートインレジデンスに参加させていただいたことで、

遠くから眺めていた琵琶湖のエリ漁を身近に感じることができました。

その経験から感じたことを滞在制作するにあたり、その場でしかできない制作方法を模索して出来たのが今回出品しているtrace-eri-シリーズです。

今までの自分の制作にはない新境地を開いてくれたBIWAKOアートインレジデンスや駒井さんの活動がこれからも続き、新たな繋がりを産んでいったらいいと思っています。


  

1997 年兵庫県生まれ。2020 年京都市立芸術大学美術学部版画専攻卒業。主な展覧会に、「8 月の小さな展示」(時時喫茶、福岡、2020)、「おじゃましてます」(ずぶの学校ギャラリースペース、大阪、2019)。

現在東京にてアトリエスペース 束(soku)の企画運営を行なっている。


このプロジェクトでより多くの人に琵琶湖の淡水の暮らしを届けたい!

今回、不漁や事故などのピンチを切り抜ける為にはじめようと思ったこのプロジェクト。

このピンチをチャンスに変えて、より多くの人に美味しい琵琶湖の淡水魚の食べ方を知ってほしい。

豊かな恵みを受けながら暮らせる琵琶湖の暮らしの素晴らしさも知ってほしい。

そのために、より多くのひとに湖魚をどどけたり、漁体験をしてもらいたい。

このプロジェクトを通して、不漁などの危機を乗り越え、フィッシャーアーキテクトをより多くの人が集まれる場所にしていきたいです!

資金の使い道

①第一ゴール 壊れた船、車、漁関連の修理費30万円 (自己負担150万円)

②滋賀にまつわる地域の方々の謝礼 5万円

③今年度のBIWAKOアーティストインレジデンス、アーティストの次回以降の活動費(作品のリターンにより)MLGsの取り組み

第二ゴール 琵琶湖の目の前屋内外で料理体験ができる拠点整備、作業場の生産性向上整備 100万円

第三ゴール 琵琶湖を送迎するためのエンジンと船の改装費 150万円

・CAMPFIRE手数料


・スケジュール

2023年7月18日クラウドファンディング終了

2023年7月20日 やまね酒造さんとのコラボ晩餐会リターン品返礼
2023年7月下旬~ リターン発送


最後に

琵琶湖を含む『淡水の暮らし』が忘れられつつある今、世界でも深刻な環境問題の一つです。

日本では、食の欧米化がすすみ、何百年以上も日本の食卓に並んでいたはずの『淡水魚の料理』が徐々に姿を減らしてしまいました。

そして琵琶湖の漁業関係者も減少。

琵琶湖が『美味しい魚の採れる湖』という意識が薄れて、環境意識も低下。。。

水質悪化や外来種問題などもあり、どんどん豊かな淡水の暮らしは失われてしまいました。

この失われつつある1000年以上も続いてきた文化を絶やすことなく後世に引き継いでいきたい。

そんな思いを持ってフィッシャーアーキテクトの活動を続けています。

少しづつ琵琶湖に関心をもつ人が増えて、漁業関係者や琵琶湖沿いに住む人が増えれば、様々な環境問題への意識も上がっていくでしょう。

そして、琵琶湖の環境問題や淡水魚を食べる文化の再興へ。

琵琶湖沿いの淡水の暮らしは、世界に誇れる日本の文化です。

失われつつあるこの文化を取り戻し、さらに世界に伝えていくことで、世界中の淡水のくらしを良くしたい。

今後いただいた支援を通じて、これからもフィッシャーアーキテクトの活動を続けています。


メディア掲載

・日本テレビ 満天☆青空レストラン ヒウオ特集 

・関西テレビ放送「よ~いドン!」となりの人間国宝さん認定 

・NHKおはよう関西・おはよう日本 琵琶湖の伝統を守りたい 若き漁師の挑戦

・MBS毎日放送 関西ジャニ博

・ABCテレビ 私の幸福時間 等

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • 皆様明けましておめでとうございます!昨年はご支援、ご協力いただきありがとうございました。年始はびわ湖放送で放送された番組で琵琶湖の漁のこと、現在の取り組み、これからの取組みを紹介いただきました。先日告知させていただきました、1月6日『琵琶湖・霞ヶ浦淡水魚集合!大新年会』のイベント参加者に関してですがお陰様で満員御礼です。クラウドファンディングを開始した際には琵琶湖の漁師として独立を迎えて3年を終えました。まだ冬の湖魚をはじめとする魚や年間の魚、年間パスをご支援いただいた方々には今年も返礼いたしますのでもうしばらくお待ちいただければ幸いです。クラウドファンディングを開始した漁師として3年目で、1つのエリ漁法だけでは琵琶湖全体の水揚げも下がりつつあるなかで非常に不安定でした。第1目標である船や車の整備も行うことができ、漁に専念することができてきております。まだ完全ではないですが、少しずつ持ち直します。漁体験は観光の方もありがたいことに増えてきて、保育園児達、小学生、修学旅行生、大学関係者、企業様の研修として、アーティストの方々もそれぞれ大人数でお越しくださりました。年末には親子連れの団体ツアーを地元企業さんとコラボして実施することができました。琵琶湖の中での漁から派生した淡水の暮らしを届ける取り組みとしてはこのクラウドファンディングもきっかけとして、様々な分野の方との御縁が広がりました。・滋賀の大型ショッピングモールやミュージアムでのアーティストとのコラボアートイベント開催・大学とのコラボによる湖魚の商品開発・料理人とのコラボによるマルシェ出店時の湖魚メニューの幅を広げて、昨年よりも多くの場所での提供・協力者である霞ヶ浦の漁師麦わら村長さん、他地域の漁師とのコラボによる天然鰻の食べ比べイベント・月1での新聞記事コラム執筆(滋賀民報 琵琶湖の漁師しゃかりき奮戦記)・地元高校生達、大学への講演(石山高校、滋賀県立大学)・フィッシャーアーキテクトの拠点の清掃、整備・アーティストとのBIWAKOアーティストインレジデンスの立ち上げ、県立美術館での展示、イベント等を新たに行うことができました。まで整理しきれず関係者の皆様にご挨拶が十分にできませんでしたが、気を改めて本年を迎えたいと思います。本年は質を上げ、取捨選択を行い、琵琶湖ならではの暮らしをより多くの方にお届けできればと思います。皆様にとってより良い1年になることを願っております。本年もよろしくお願いいたします。 もっと見る

  • 皆さまこんにちは。今回のクラウドファンディングを通じてご協力いただいた方々のお陰で少しずつ活動が増えてまいりました。返礼品に関してはようやく鮎の稚魚である氷魚が取れ始めましたので順次発送させていただきます。今回は今年一年の感謝のお礼と来年また新たな気持ちで取り組んでいくことを祈念して新年会を行う告知をさせていただきます。日本2大湖の恵みと協力者である霞ケ浦の漁師と私琵琶湖の漁師駒井が京都に集います! 参加ご希望の方はメッセージにてご連絡ください!なるべく対面でご挨拶できればと思っております。よろしくお願いいたします。【日時】 令和6年 1月6日(土)18時から20時 【場所】 京都市中京区大宮通蛸薬師下ル四条大宮町184-1 【店名】 田歌食工房 【提供内容】 琵琶湖と霞ヶ浦の魚料理 もっと見る

  • 皆様こんにちは!駒井健也です。お陰様で9月版の特選琵琶湖ボックスを返礼させていただいております!ビワマスは勿論ございます。エリ漁の禁漁期間ということもあり、魚種は少ないですがご支援いただいた皆様お待ちいただければ幸いです。そして活動報告として今週末!ご協力いただいた麦わら村長さんが琵琶湖に来ていただき、天然鰻食べ比べ、BBQイベントを行います。枠は残りわずかではありますがございますのでbiwako.fisher.archtect@gmail.comまでご連絡いただければ幸いです。以下イベント概要です。琵琶湖、霞ヶ浦、三方五湖の鰻漁師が集い、天然ウナギ食べ比べるBBQ会を琵琶湖岸で行います。鰻以外のBBQの食材は滋賀のオススメの生産者が扱う野菜や米、湖魚等です。鰻の生産者も霞ヶ浦、三方五湖からお越しくださいます!是非ここでしか食べられない恵みをいただきながら、生産者と交流しましょう!ご希望に合わせて目の前のでとれる鰻の漁体験を開催いたします。自分で食べる鰻がとれる現場も見てみませんか?〈日時〉9月17日(日)11時~14時※漁体験希望者は7時~9時〈会費〉1名様10,000円鰻漁体験別途5,000円/人〈定員〉20名 先着順場所大津市八屋戸944フィッシャーアーキテクト前の琵琶湖ーーーーーーーーーーーーーーー天然鰻漁師霞ケ浦 麦わら村長三方湖 吉村さん琵琶湖 駒井健也 もっと見る

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