公開後5日目で目標額の50%を達成いたしました。本当にありがとうございます。もうすでに一定の成果は感じられ、自分の気持ちも満たされています。一方、クラウドファンディングをやってみてわかったことも多く、嬉しい点と嫌な点があることにも気がつきました。その辺のことは、自分でも整理していこうと思います。
また、遅ればせながら、クラウドファンディングの機能や性質も、Google Scholerの論文検索機能を使いなら調べております。とても気になりだしました。それにしても、昔と比べると論文の入手は容易になりました。大学の図書館や国立国会図書館に行かなくてもいいわけですから。
井上徹「クラウドファンディングを巡る諸問題:展望」横浜経営研究38巻2号(2017年)によると、プロジェクトがもたらす社会的便益の測定・評価が困難であることが多く、その評価が恣意的になることが多いとあります。そして、社会的に見てその意義が疑わしいプロジェクトが、多くの寄付を集めることもあり,何らかの対応が必要であろうと指摘されています。
さて、本プロジェクトは、目標額の50%を5日で達成するのにふさわしいのでしょうか。言い訳になるかもしれませんが、定量的な評価が難しいといって逃げることができてしまいますね。自分のリターンをみても、無形のサービスの部分もあるので、値付けが難しいです。しかも、サービス提供の期間を後ろに伸ばせば、徐々にお返しもできます。時間軸で価値を調整ができてしまうということです。人と人との関係においては、契約期間が設定されるわけではないので、これはオーナー側にとってのメリットかもしれません。
そして、支援者の皆様に自分なりの追加リターンを提供できるとしたら、このような課題設定を継続し、一緒に考えていくことだとも考えます。また、今回の支援者の中から、将来クラウドファンディングを活用しようという方が現れたときに参考事例として活用いただけると思います。失敗事例ではなく、成功事例だといいですが。もちろん、その時は、速攻でご支援いたします。クレジットカードを財布から取り出し、すぐに番号入力すると思います。金額の多寡は保証できませんが。でもそれがクラウドファンディングを通して確認できる、人と人との信頼関係なのかもしれないと思いました。ありがとうございます。