6/5の活動報告で、「さて、実は、今回のロシア国際演劇祭での公演にあわせて、もう1つ新しいプロジェクトを計画しています。そちらもかなり具体的に決まってきました。詳細がハッキリしてきたら、またこの活動報告などで報告させていただきますので、そちらのプロジェクトも、どうぞ楽しみにしていてください! 」と投稿させていただきました。
今回は、その新プロジェクトについて少しご紹介させていただきます。
実は、今回のロシア国際演劇祭招聘公演に合わせ、モスクワ市でもう一本、別の作品を上演公開する計画を進めています。その作品は「古事記」です。
私たちは、2014年に、儀式劇というスタイルを通して、この日本神話「古事記」を舞台化しました(正式タイトルは、「古事記~天と地といのちの架け橋~」です)。その後、この作品を梅若能楽堂でも何回か上演しましたが、その公演を観た海外のお客様から「是非、この作品はヨーロッパで公開してほしい」という声が多くなってきたのです。
「どうせ、海外公演に行くなら、もう一本、別の作品を持って行ってやりたいね!」招聘公演が確定したとき、私たちが何気なく口にした無邪気な発言が、今、少しづつ実現に向けて動いています。
(写真は、「古事記」稽古中のアニシモフ氏)