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子どもたちによるプログラミングとプロジェクションマッピングをしたい!

「ジブンを出すのが苦手」「ジブンはコミュ障だ」という発達障害のお子さんが多く通う放課後等デイサービスです。今夏のプロジェクトとして、プログラミングと、その発表の場としてプロジェクションマッピングを計画しています。「計画」と「話し合い」を重ねて、一つの事を成し遂げる経験をさせたいと考えています。

現在の支援総額

181,500

121%

目標金額は150,000円

支援者数

35

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/06/02に募集を開始し、 35人の支援により 181,500円の資金を集め、 2023/07/31に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

子どもたちによるプログラミングとプロジェクションマッピングをしたい!

現在の支援総額

181,500

121%達成

終了

目標金額150,000

支援者数35

このプロジェクトは、2023/06/02に募集を開始し、 35人の支援により 181,500円の資金を集め、 2023/07/31に募集を終了しました

「ジブンを出すのが苦手」「ジブンはコミュ障だ」という発達障害のお子さんが多く通う放課後等デイサービスです。今夏のプロジェクトとして、プログラミングと、その発表の場としてプロジェクションマッピングを計画しています。「計画」と「話し合い」を重ねて、一つの事を成し遂げる経験をさせたいと考えています。

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皆様、おはようございます。

この度、クラウドファンディングにてお世話になりました放課後等デイサービスBall-Day代表の高橋です。ご報告およびご挨拶が遅くなり大変失礼をいたしました。


先日(8月25日)、
プロジェクションマッピングという形での発表をもって、
3か月間取り組んできました夏のプロジェクトは完結しました。


写真は全体を映したものしかないのですが、
新多聞センター街の一角にあるコープさんの外壁を、
ホワイトシート(ブルーシートの白バージョン)で覆い、
スクリーン代わりにして映写し、発表しました。


当初からの願いどおり、
団地へ帰られるために通りかかる方(小学生も多かった印象です)、
コープへ買い物に来られた方にも足を止めていただき、
ご観覧いただきました。

「どこかのプログラミング教室ですか?」
と聞いてくださった方もいました。

「コミュニケーションが苦手な放課後等デイサービスのお子さんなんです」
とお話させていただくと、
「そこにある(事業所)ですね」
「そうじゃないんです。ご縁あってここで発表させていただいているんです。」
なんて、やりとりをさせていただきました。

彼らだって、【頑張る】は大げさですが、
【きっかけ】があれば、こんなこともできるんです!!!

そんなことを知っていただけたのなら、
垣間見ていただけたのなら、
このプロジェクト自体、大成功といえるでしょう!


通りかかる方や買い物客と直接的な交流ができたわけではありませんが、
子どもたちも何人かはチラシを配って呼び込みをしてくれていました!


このほか、保護者・家族・親戚、この日利用のないお子さん、
お世話になったコープさん
(コープ新多聞店長さん・コープこうべ第五地区本部の皆様)にもお手伝いいただき、
チラシや案内を見て来てくださった方、
プログラミングでお世話になった株式会社明和の担当講師さんと常務さんも駆けつけていただき、
総勢30名は超えていたかと思います。
そんななか、発表をさせていただきました。


今回描いたのは、すでにお伝えをしていますが、
淡路と垂水に住むコミュ障の4人の女の子たちの物語です。
きっかけが会って出会った4人は文通をきっかけに、
毎日会って、話をしたり、一緒に絵を描きたいという思いが募り、
2つの町を隔てる海峡に橋を作ることにします。
彼女たちは橋を完成させることができるのか?
もし完成したならば、その後にも期待が高まります!


冒頭のあらすじの読み上げに始まり、
橋づくりを3つのゲームで表現しました。


1つ目は橋を作るための資材を集めるキャッチゲーム。
1から子どもたちが作ったものです。
発表では2人にプレイいただき、たくさんの資材を集めました。
先陣を切って手を挙げてくれたのは利用のお子さんのご兄弟。
2人目は低学年くらいの男の子。
ともに、みんなの前でのプレイでしたが、緊張とかはなく、
すぐにルールや操作方法を理解してプレイ。
見事クリアしてくれました!
途中、音声が流れないトラブルもありましたが、
観覧いただいた方から手拍子が始まり、
音声が流れるようになったあとも手拍子と声援で大盛り上がり!!!


2つ目のゲームは、資材を建設現場まで運ぶ音楽ゲーム。
こちらは、C言語でプログラミングができるお子さんが挑戦してくれたのですが、
PCで思うように再現できず、断念。
私たちが使用した「スクラッチ」というプログラミングアプリで、
コードを公開されている太鼓の達人風のゲームを使わせていただき、
子どもたちと話し合った難易度、設定と、
ストーリーを展開するための背景にあわせて仕上げました。
こちらのプレイは限定一人。
学校帰りの女の子
(いえ、この日利用のなかったお子さんが学校帰りに駆けつけてくれ)、
プレイで盛り上げてくれました!


3つ目は、橋脚を組み立てるゲームですが、ブロックを崩す「テトリス風」。
若干、ストーリーとはあわなくもないですが、
3つのステージを設け、ステージをクリアするたびに、背景を変えていきました。
当初の話し合いから1から作るのは難しいけど、
自分たちで楽しむのであればとベースは公開されているものを使わせていただきました。
ただし、操作性・難易度などはかなりいじっています。
このゲームをプレイいただいたのは、
以前Ball-Dayを利用していた女の子と、
チラシを見て駆けつけてくれた小学生の男の子。
ゲーム音楽に合わせて、手拍子・アドバイス・声援などなどで大盛り上がり!
男の子は思うようにクリアできなかったのですが、
あとから聞くと、プログラミングに興味があるらしく、
どんなコードか興味津々でプレイしてくれたそう。
最後は保護者さんにビシッと締めていただきました!


エンディングは、1分ほどの映像になってしまいましたが、
なんとか、物語の主人公である4人の橋完成後を想像させる映像を上映。
最後は、絵大好きな、この物語を考えてくれたお子さんの絵で終了。


19時10分頃に、
クラウドファンディングにてご支援いただいた皆様のお名前と、
このプロジェクトの様子などをまとめた上映前映像を流し始め、

終わったのが20時5分頃。


大きな拍手とともに、

先ほどの絵のお子さんが「この絵、私たちが描いたんです!」と。

思うように色付けができず、
4人で絵を描くことが物語の最終ゴールなら、ラフ画でもよくないか?の私の提案に渋々のり、
その直前の4人が橋のたもとで再開するシーンを、
みんなに協力してもらってシルエットで表現。
絵が大好きなお子さんたちには、決して満足のいく作品ではなかったはずなのに、

結果的には、ちゃんと思いを届けることができ、
晴れやかな姿を見せてくれたことに、
現場にいたスタッフは皆、あたたかい気持ちになりました。


時間は過ぎていましたが、
私、マイクを持たせていただき、
「話し合いが苦手」「コミュニケーションが苦手」というお子さんたちであること、
しかし、物語づくりから始まり、ゲームのアイディア、テストプレイをくり返し、
一堂に会しての話し合いではないかもしれませんが、
いっぱい話し合ったこと、
ベースを作った人がいて、アレンジをした人もいて、テストプレイした人もいて、
それぞれがどこかで妥協しないといけない場面もありましたが、
よいよい作品を作ろうとしてくれたことなどに触れて終了しました。


手早く撤収作業をおこない、
20時30分、夏休みも終わろうとしているのに、気温は30度を切らない、生暖かい夜でした。
冷めない熱気とやり切った爽快感のもと、
発表会場をあとにし、帰宅のための送迎に出ました。


あるお子さんは、来てくださった保護者さんと一緒に帰る予定でしたが、
この雰囲気を最後まで共有したかったようで、送迎車で帰宅。

別のお子さんも、送迎車を降りる寸前まで、
スタッフと夏休みの思い出をふりかえり、いっぱいしゃべっていました。


私たちスタッフも心地よい空気のなかで、
事務所に戻り、
その日のまとめをしました。

どうしても、だらけてしまいがちな夏休みがメリハリあるものとなり、
プログラミングをきっかけに友達との年齢相応のかかわりを楽しめるようになったお子さんもいました。
一つの目標に向かって取り組んだ、特に夏休み期間中、
私たちスタッフも一丸となっていました。
当初はスタッフも慣れないプログラミングに困惑していましたが、
子どもたちに助けてもらったこともあり、
Ball-Dayがひとつになったように思います。


ただし、


プログラミングに積極的に関わっていないお子さんにとっては、
まだ薄ぼんやりと肯定的に見ることができていないお子さんがいるのも事実です。


プロジェクトは終了しましたが、
このあと、[活動報告]を作成します。
そのなかで、みんなで作り上げたことがわかるような[報告]になるよう、

それが、彼らの自己効力感を高めると信じて、

私(高橋)は、もう少し頑張ろうと思います。


最後になりましたが、
現場の状況をお伝えしたく、ダラダラとエピソードを書いてしまいましたが、
これだけのプロジェクトを本当に気持ちよく始められ、終えることができたのは、
このサイトにてお力を寄せていただいた皆様のおかげだとかみしめております。


皆様から評価いただき、支援いただいたことが、
プロジェクトを引き返させない原動力でした。
どこか、諦めたくなる時期があったのは事実です。


本当に本当にありがとうございました。
全体の場を借りて感謝申し上げます。


そして、お願いです。
彼らは、2学期が始まり、元の学校生活へと戻っていきます。
Ball-Dayでできたからといって、
すぐに、劇的に、学校生活が改善されるものではありません。


やはり、そこには、「理解」が必要なのです。
たくさんもがきつつもがんばっている彼らがいます。

ぜひ、そのがんばりに目を向けていただき、
彼らを取り巻く環境がよくなりますよう、
今後ともよろしくお願いいたします。


リターンのうち、郵送させていただくものには、
これらの支援に有効とされる支援グッズを同封します。
ちょっとのさりげない支援にも興味を持っていただけると幸いです。


3か月間、ありがとうございました。


放課後等デイサービスBall-Day
代表 高橋正吾

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