8月23日のパトロール。中野~白浜間で実施しました。19:30~22:30の交通量はやや多めで50台ほど。お盆をずらして夏休みをとっている方もいるのか、レンタカーも何台かすれ違います。速度若干速めのドライバーの方もいましたが、暑さと潮汐のせい(昨晩は小潮)もあり、路上の生物は少な目。
死んでいるサキシマヌマガエルを道路から取り除きます。多い時は100匹を超えるカエルを取り除くこともありますが、昨晩は2匹のみ。しかも天気は晴れ。楽ですね。リサイクルセンター前の路上で頻出していた亜成獣は、その後路上出没は落ち着いているようで目撃情報が寄せられていません。このまま出てこなくなれば良いですが、出ないと出ないで人知れず事故に遭っているのではと心配になります。
明日は大原の離島振興総合センターで、世界自然遺産地域連絡会議「西表島部会」が開催されます。世界自然遺産の管理を目的とした会議体で、私も委員として参加しています。2021年の「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の世界遺産リスト記載登録は大きなニュースになりましたが、世界遺産委員会から以下の2つの勧告が出されていることはあまり報じられませんでしたし、一般にはあまり知られていませんね。
a) 特に西表島については、観光客収容力およびその影響の批判的評価がなされ、それが改訂された観光客管理計画に組み込まれるまで、観光客の訪問の水準を現在の水準に留めるか、または減少させること。
b)絶滅危惧種(アマミノクロウサギ、イリオモテヤマネコ、ヤンバルクイナなど)の交通事故死を減らすための交通管理対策の有効性を見直し、必要に応じて強化すること。
明日はこれら勧告に対する取り組みの進捗状況について話し合われる予定です。世界遺産登録前後から、良くも悪くも猛烈な勢いで変化している西表島ですが、島の貴重な自然環境を後世に残し、イリオモテヤマネコとヒトがいつまでも豊かに共生できる島であり続けるよう、微力を尽くしていきたいと思っています。




