お久しぶりです。
少し暑さが和らぎ、ハウスのいちごも過ごしやすくなってきたなぁ
と感じています。
去年は購入した苗を大切に育ててまいりましたが、今年は育苗に挑戦しました。
場所の確保の理由から、挿し苗での育苗に初めて試みました。ポットから垂れ下がっているランナーを先に切って、根付かせてからポットに植える方法です。
数日後、うまく育ちませんでした。
気温の上昇で、温度管理や水の管理が間に合わず、暑さと蒸れで根腐れしほぼ全滅。
スタッフ一同、いちごの育苗の難しさを痛感しました。
ですから、今年も苗を購入しました。購入した苗でも育て方で味も変わるから、みんなで大切に育てていきます。
今年の品種は
かおりの・よつぼし・紅ほっぺ・あきひめ・恋みのり・白いちご
の6種類を10000株育てます。
お世話した分だけ応えてくれるので、次の日葉っぱを見るのが楽しみです。目を離すと病気になったり、虫被害にあったり大変です。水の管理や、光合成しやすいように、乾かないように、日焼けしないように、陰にならないように、葉っぱの整理など、小さい子どものように常に気を付けてお世話をしています。
丁寧に育てたいちごをみんなに食べてもらいたくて、やまへい農場の農業女子たちは、毎日jazzを聞きながら、『おいしくなぁれ』と呟きながら、楽しく苗を育てています。
一部、立派に根付き花が咲き初めています。花が咲き始めたら40日ほどで実がなります。このまま順調に成長すれば、11月後半からいちごが生りそうです。
気温半分、経験不足もあり、課題も多いですがやまへい農場の農業女子らしく愛情込めて育てていきますので、楽しみにしていてください。