はじめまして!京大熊野寮の寮外連携局広報の山田です。熊野寮が大好きです。とっても。
私は寮生ではなく、ましてや京大ではなく、立命館大学の生徒です。寮外連携局は寮生じゃなくても活動できて、私以外にも同志社や京産大の生徒もいます。よく、なぜ熊野寮の活動に参加しているのかと聞かれます。
私は、受験生の時から京大受験前のタテカン文化を楽しみにしていました。国立志望ではなかったし、東京に住んでいて、京都の大学に行くことすら想像していなかった自分にとって、タテカンはとても魅力的である一方、遠い存在でした。そんななか、寮外連携局の存在は『熊野文芸市場』で知りました。自分は受験生の頃から文学、短歌、アートに思いを馳せていたため、ちょうど私立受験真っ只中に開催していた文芸市場、行けないことがとても悔しかったことを覚えています。ただ、あの熊野寮で素敵なイベントがあることを知り、はじめて京都に行きたいという思いが強くなりました。
ただ、熊野寮に興味があったという理由だけで、活動しているわけではありません。熊野寮という歴史ある文化(これは現在生活している寮生も絶え間なく構築している)を微力ながらも寮外生として支えたい、またかけがえのない友人の生活場所を何かしらの形で助けられる存在になりたいと思っています。
寮生の友達になぜ京大に志望校を決めたのか問うと、多くの人が「熊野寮に入りたかったから」と答えます。そこに熊野寮があるから、京大に入った。というのです。
タテカンを書いて、朝まで同志と語り合い、いきなり鴨川で読書して、食堂にはピアノの音色が響いて、誰かがギターを弾いて、みんなで一緒に寝ている生活。熊野寮は毎日が文化的で、素敵な場所です。
よく銭湯に行く寮生の友人が、たまに湯船で不安をもらします。生活している場所が常に不安定な狭間にあること。私たちが開催する狂奏祭を通して熊野寮に理解を示し、守ってくれる人が増えたらいいなと思います。
そして、何かしらのきっかけで私のように熊野寮を見つけた、受験生。寮はとってもとってもいい場所です。浪人して、毎日漠然とした不安を抱えていた私、ネガティブに考えてしまう癖が寮生と関わる中でなくなりました。京都に住むこと。(特に左京区♡)本当に最高です。大学生になったら、ぜひ寮外連携局で一緒に活動しましょう!改めて、熊野寮が大好きです。活動のご支援をよろしくお願い致します。