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戦争の落とし子【GIベビー】のベルさんを、アメリカで見つかった肉親に会わせたい。

戦争のせいで生まれ、戦争のせいで親と引き離された子供、混血孤児のベルさん。孤児院に一度だけ面会に来た母を、探し続けた人生だった。昨年、私は米国に渡っていた彼女の母とその家族を探し当てた。健在の異父妹たちは姉を受け入れ、会いたいと言ってくれた。ベルさんを連れての渡米を決意し、渡航費支援を募っています。

現在の支援総額

1,137,500

113%

目標金額は1,000,000円

支援者数

73

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/06/01に募集を開始し、 73人の支援により 1,137,500円の資金を集め、 2023/07/10に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,137,500

113%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数73

このプロジェクトは、2023/06/01に募集を開始し、 73人の支援により 1,137,500円の資金を集め、 2023/07/10に募集を終了しました

戦争のせいで生まれ、戦争のせいで親と引き離された子供、混血孤児のベルさん。孤児院に一度だけ面会に来た母を、探し続けた人生だった。昨年、私は米国に渡っていた彼女の母とその家族を探し当てた。健在の異父妹たちは姉を受け入れ、会いたいと言ってくれた。ベルさんを連れての渡米を決意し、渡航費支援を募っています。

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第二次世界大戦 の付いた活動報告

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4月14日(日)、『母をさがす──GIベビー、ベルさんの戦後』出版イベントを収録をいたしました。ゲストは、GIベビーであるベルさんこと堤麗子さんと、彼女を長年支えてきた友人、水島文夫さんです。[二人のプロフィールはこちら]海外からもご支援いただいたクラウドファンディングの返礼品として、ネット配信の形にしています。会場は都内某所、無観客で行いました。 第一部 水島さんへインタビュー 第二部 ベルさん、水島さん、わたしの三人での語らい 第三部 ベルさんへのインタビューという、3部構成になっています。第一部では、なぜ、赤の他人の水島さんが天涯孤独のベルさんを支えることに決めたのか、その根っこにある彼自身の生い立ちについてもじっくり伺いました。本には書いていない、ベルさんの物語のサイドストーリーと言えるものです。第二部では、三人で笑いがたくさんの楽しい時間となりました。ここでも、本にはあえて書かなかった(書けなかった)、もう一人のGIベビーの重たいエピソードをお話ししています。第三部は、ベルさんと二人です。彼女の最初の記憶から始まり、施設時代、踊り子時代、そして夜間中学の話、二人で行ったアメリカでのことまで、じっくり話しをうかがいました。お母さんのお墓参りをしたときのベルさんの心境は、本には書いていません(状況だけ書いています)。そのときベルさんが何を感じていたか、ぜひ、ご本人の口から聞いてください。これから編集作業に入り、配信はGW明けになると思います。配信日が決まり次第、こちらで発表いたしますので、いましばらくお待ちください。


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このプロジェクトの目的を果たすために、9月26日〜10月1日まで、ベルさんとともにアメリカに行ってまいりました。行き先は、ベルさんのお母さんが長年暮らして亡くなった地、ノースカロライナ州です。今ここには、ベルさんの異父妹たち二人と、彼女らの家族が暮らしています。***出発当日、いきなり羽田空港〜ワシントン・ダレス空港の便が2時間も遅延するというハプニングに見舞われ、目的地のローリー・ダーラム空港に夕方着くはずが、深夜着となってしまいました。それでも空港には、ベルさんの異父妹の一人Jさんが、約束どおり車で迎えに来てくださっていました。彼女は今年リタイアし、カリフォルニアから故郷に帰ってきたばかりです。出口を出て、Jさんを見つけるため、わたしが彼女からのメッセージを読もうとスマホを覗いていたとき、前方でわっと声がしました。顔を上げると、ベルさんとJさんが抱き合っていました。***翌日の午後、ホテルにJさんが迎えに来てくれて、ベルさんの第一の目的である、お母さんのお墓参りへ連れて行ってくれました。Jさんの父親は軍人だったので、夫婦はともに退役軍人墓地に眠っています。広大な墓地に着くと、緑の芝生の中に整然と並んだ墓石の間を、ちょうど同じくらいの背丈のJさんとベルさんは、自然と手を繋いで歩いていました。そのあと、わたしたちにはビッグ・サプライズが待っていました。なんと明日、ベルさんがお母さんとともに探していた弟「ジニヤ」さんが、メリーランド州から車を5時間運転して、姉と妹たちに会いに来るというのです。昨年と今年、2度手紙を出しても返事をくれなかったので、「これは、"放っておいてくれ" のサインだね」と、諦めていた人でした。>>『GIベビー、ベルさんの物語』一部無料公開はこちら彼が会いにきてくれることになった経緯は、ご支援の返礼品『アメリカ取材の報告手記配信』にもう少し詳しく書きますので、該当者のご支援者さまは、どうぞお楽しみに(近日配信します)。もちろん、本にも書きますので、ぜひお買い求めくださいませ。 >> ご予約はこちらからこうしてアメリカ滞在三日目、ベルさんは、養子に出されていた弟、Jさんとその妹Rさん、きょうだい全員との対面を果たすことができたのです。街一番というステーキハウスでのひとときは、紛れもなく家族の集まりでした。わたしはたった一人”他人”で、少し寂しさを覚えたほどです。彼らが「家族」をとても大事にしていることが、ひしひしと伝わってきました。そしてベルさんは、家族の一員としてそこにいました。「信じられない」喜びと感動で胸いっぱいになりながら、心の中で何度そう言ったかわかりません。あらためまして、クラウドファンディングでご支援くださった方たち、励ましの声をかけてくださった方たちに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。