2023/08/24 09:35

現在、生ハムにほうれん草を巻いて塩漬けしています。
こうなった経緯は、ほうれん草に亜硝酸根が含まれており、添加物として亜硝酸ナトリウムを使用しないでも、同じ効果があるのではないかという仮説を立てたからです。
生ハムに直接巻いたのは、バンブーチップを落としやすくするためです。
途中から記事を読んだ方は、何のことやらわからないかもしれませんので、過去に挙げている記事を読んでみてください。

改めて、亜硝酸ナトリウムをざっくり説明しますと、亜硝酸ナトリウムとは発色剤として食肉加工品に使われることの多い添加物です。効果は発色することだけでなく、味や風味が良くなりますが最大の特徴は食中毒菌を抑制する効果があることです。生ハムを製造する時、亜硝酸ナトリウムを使用しない場合は、使用する時と比べて塩分濃度を高めなければなりません。つまり、亜硝酸ナトリウムを使用しないものはリスクがあるということです。
一方で亜硝酸ナトリウムは発がん性のリスクを高めると言われています。こちらに関しては国が依頼した検査機関が動物実験をしてマウスが毎日摂取してもリスクがない量からさらに100分の1の量しか添加できません。つまり人間にリスクはありません。

添加物を嫌う方の気持ちもわかりますが、添加物は正しく使えば人間の味方です。
ただ、そう言っているだけでは、なかなか分かりあうことが出来ないので、もう少し歩み寄って、添加物ではない亜硝酸根を含んでいる「ほうれん草」を使って何とか同じ効果が得られないかと試行錯誤をしております。つまり天然のものを使うか天然のものではないかの違いです。

ここで聞きたいことがあります。
「添加物摂取したくない」と「ほうれん草を食べる」→まぁ、わかる(いや、わからんけど笑)
「亜硝酸ナトリウム摂取したくない」と「ほうれん草を食べる」→どういうこと?

以上。笑