報告が遡りますが、2代目空飛ぶくじら号の車体を塗り替えた時の様子をご紹介します。
10月中旬、オークションに出展されている数ある車の中から2代目空飛ぶくじら号が決まり、整備を終えたと車屋さんから連絡が入りました。
これでいつでも納車できる状態でしたが、くじら号ちゃんの車体はグレー。
車体に絵を描くためには白に塗り替える作業が待っていました。
ガラスや取っ手を養生し、塗装をはがして洗って、またはがして洗って、油を落として…
この作業を10月23日にフリースクールの子どもたちみんなでやりました。
思った以上にたいへんな作業で、8時間以上みんな本当に頑張りました。
正直、子どもたちがこんなに長い時間一つのことに集中した姿は初めて見ました(泣)
きれいに塗れたね。子ども達も自画自賛してて、中には「こんなにきれいに塗れたところに絵を描くの嫌だな…」とつぶやく子もいました(笑)
ありがたかったのは車屋さんの大西夫妻が子どもに温かく接してくれたことです。
一緒に作業をしてくれるだけでなく、まるで自分の子どものようにフランクに接してくれて、専門の機械の使い方も丁寧に教えてくれて。その姿はお父さんのようでした。
子どもはたくさんの人と出会うなかで、多様な価値観に触れながら自己を育てていきます。
これは、周りの人の『協力』…とは違います。『協力』が悪いことではもちろんないのですが、ひとりの大人が『当たり前』に関わってくれる…そんな自然な感じが大切なんだろうな。って思います。
車体は白に塗り替えられ、こどぱにーにやってきました。
車体へのお絵描きはこれからですが、一昨日初めて2代目空飛ぶくじら号に乗ってお出掛け。
ドアの開閉のたびに「ドアが軽い」(前は力を振り絞らないと開閉できませんでした。筋トレにはなってましたが(笑))
運転席の設備をみて「ナビがついてる♬」「音楽が聴ける♪」「冷暖房がきく」など、嬉しそうな声が聞こえてきました。
2代目空飛ぶくじら号ちゃん、うちの子ども達をこれからよろしくお願いしますね